TOPアメリカン・プロレスROHROH 2024年 →ROH:Best of RPH PPV 2024 part.2

ROH:Best of RPH PPV 2024 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ピュア王座戦:リー・モリアーティ(ch)vs.ナイジェル・マッギネス(Final Battle 12/20/2024)
 AEWにて13年ぶりに復帰したナイジェル。
 彼の代名詞であるピュア王座のオープンチャレンジに名乗りをあげます。

 早々にナイジェルが小狡くブレイク権2回奪う形で下駄を履かせてもらう演出。
 得意技を早めに散らしての構築といい、
 スキル面で衰えは見えますが、
 かといって大きな劣化というほどではなく、
 ベースラインはしっかりしています。

 終盤にかけての演出も良く楽しめる。
 嬉しいサプライズでしたね。

 中々良い試合。

Aサバイバル・オブ・ザ・フィッテスト:ブライアン・ケイジ(ch)vs.コマンデルvs.ARフォックスvs.ブレイク・クリスチャンvs.マーク・デイヴィスvs.ウィリー・マック(Final Battle 12/20/2024)
 パワー系3人にフライヤー3人。
 6ウェイでわちゃわちゃ盛り上げるには良いメンツです。

 ただ安易にハケてますね。
 リングに上がる理由のない脱落形式ではありますが、
 そこは積極的に上がる前提で作り上げてほしいものです。

 意表をつく切り返しや見栄えの良いスポットは多く盛り上がります。
 ケイジが王者として存在感ありましたが、
 ディヴィスとの真っ向勝負に押し切られ脱落。
 そのディヴィスも直後に丸め込みで脱落となり最後はクリスチャンとコマンデル。

 このシングルを時間をかけて最後行います。
 クリスチャンも良いキャラしているし
 テンポを落としてじっくり見せ方シフトしたのはナイスです。
 シングルとして充実もしていました。

 ただ、この試合形式の構成的には
 やはりディヴィスかケイジ相手の方が意味性高かったでしょうね。

 中々良い試合。
 (執筆日:12/?/24)