TOPアメリカン・プロレスROHROH 2023年 →ROH:Final Battle 12/15/23

ROH:Final Battle 12/15/23の分析


名勝負 なし
好勝負 ファイト・トゥ・オナー・ジェイ・ブリスコ:ブラックプール・コンバット・クラブ(ブライアン・ダニエルソン、クラウディオ・キャスタニョーリ、ジョン・モクスリー)vs.FTR(キャッシュ・ウィーラー、ダックス・ハーウッド)、マーク・ブリスコ(Final Battle 12/15/23)

ROH女性王座戦:アテナ(ch)vs.ビリー・スタークス(Final Battle 12/15/23)

@SotF決勝、TV王座戦:コマンデルvs.カイル・フレッチャーvs.ダルトン・キャッスルvs.ブライアン・キースvs.リー・ジョンソンvs.リー・モリアーティ(Final Battle 12/15/23)
 AEWスターのカイルにコミカル役のダルトン、
 他もインディー・シーンで輝きを放っている面子が揃っています。

 それぞれ個性が立っていて
 無駄に時間を長引かせず脱落も混ぜていきます。
 良質なエンタメでしたね。

 最後はコマンンデルとカイルの一騎打ち。
 コマンデルのスポットに大きく盛り上がりますが、
 カイルの良さと一致した形ではなく表面的に終わった感も。
 とはいえミッドカードとしては十分なクオリティ。

 好勝負に少し届かず。

Aファイト・トゥ・オナー・ジェイ・ブリスコ:ブラックプール・コンバット・クラブ(ブライアン・ダニエルソン、クラウディオ・キャスタニョーリ、ジョン・モクスリー)vs.FTR(キャッシュ・ウィーラー、ダックス・ハーウッド)、マーク・ブリスコ(Final Battle 12/15/23)
 テンポよく進めるとダックスの孤立。
 ダックスの腕に狙いをつける戦略がしっかりチーム内で共有されていますね。

 ジェイに捧げる試合としてマークがちゃんと活躍。
 重要な場面でフィーチャーされています。

 両リンからの試合再開後はエニシング・ゴーズ・ルール。
 テクニカルなトリオも良いが、
 こういう混沌とした戦いも魅力的ですね。

 モクスリーのデス・マッチ魂に火がついたり、
 キャッシュが中々の流血を見せたりと
 サポートもしっかり仕事を果たしショーをスティールしました。

 文句なしに好勝負。

BROH女性王座戦:アテナ(ch)vs.ビリー・スタークス(Final Battle 12/15/23)
 DbDに続きFBのメインもとは、ROHの女性王座戦への力の入れようが伝わってきますね。

 アテナは仮面をつけて登場。
 顔が少し隠れながらも表情が伝わってきます。
 
 ビリーのトペを受け流すとバリケードに何度もぶつけ流血させます。
 絶対王者対アンダードッグとしてじっくり雰囲気を作っていきましたね。

 中々ひっくり返されずワンサイドでしたが、
 それでも観客の集中力を切らさず魅せ続けました。

 ビリーが十八番のスワントーンを決めると
 アテナの仮面が外れ試合がハードコア・モードに突入。

 アテナの盤石すぎる試合運びとビリーの過激志向が合わさって、
 30分近い試合をしっかり締めくくりました。

 ぎりぎり好勝負。
Rating:★★★★☆
 (執筆日:12/?/23)