ROH:Final Battle 12/10/22の分析
名勝負 | タッグ王座戦、ダブル・ドッグ・カラー・マッチ:FTR(キャッシュ・ウィーラー、ダックス・ハーウッド)(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ(Final Battle 12/10/22) |
好勝負 | なし |
@タッグ王座戦、ダブル・ドッグ・カラー・マッチ:FTR(キャッシュ・ウィーラー、ダックス・ハーウッド)(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ(Final Battle 12/10/22)
熱量のこもった乱戦で早くも流血に観客席乱闘。
ブリスコズが先に制圧しますが、
相手を見る時と観客を見るときの嗅覚が素晴らしですね。
FTR反撃時には連携も見られますが、
ベースは血みどろラフ・ファイト優先。
流血量増して顔一面真っ赤に染めますね。
特殊形式ながらプロレスの歴史における遺恨戦のTHE王道を行きます。
鎖は長めで特に動きを制限されていないものの
ジェイとダックス、マークとキャッシュの組み合わせは固定されますが、間違いなくタッグの試合。
タッグというと連携技や権利にかかる孤立シーンなどがメイン要素ではありますが、
決してそれがないとタッグにならない訳ではないことを改めて教えてもらいました。
レフェリーが1人気絶してクライマックスへ。
ジェイの爆発的感情の見せ方、ダックスのシングル・レスラーとしての上手さが映えます。
お約束でまだ決まらないことは明示されつつも苛烈な攻防の一つ一つに
これは決まるだろ、と思わされましたね。
数え歌の締めくくりにふさわしい激戦。エピック・マッチ。
歴史的な名勝負。
(執筆日:12/?/22)
Rating:★★★★☆