TOPアメリカン・プロレスROHROH 2019年 →ROH:Death Before Dishonor 9/27/19

ROH:Death Before Dishonor 9/27/19の分析


名勝負 なし
好勝負 ジョナサン・グレシャムvs.ジェイ・リーサル

タッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.ライフブラッド(バンディード、マーク・ハスキンス)
 
ROH王座戦:マット・テイヴェン(ch)vs.ルーシュ

@ジェフ・コブvs.ブロディ・キング
A#1コンテンダーズ・トーナメント:マーティ・スクールvs.コルト・カバナ
B#1コンテンダーズ・トーナメント、ノーDQ:PCO vs.ケニー・キング
Cウイメン・オブ・オナー王座戦:ケリー・クライン(ch)vs.アンジェリーナ・ラヴ

Dジョナサン・グレシャムvs.ジェイ・リーサル
 鉄板のレスリング。
 どう体勢を変えて攻守を入れ替えるか
 その試行錯誤が面白い。

 技の攻防も演舞性を取り入れつつパズル・ワーク。
 点で見ても全体観で見ても成立しています。

 スムーズに部位攻めに移りますが、
 序盤のレスリングと同じく流し見は勿体無いクオリティ。
 細かなディティールが行き届いています。

 椅子を巡って途中で口論する等
 今後タッグ継続にも仲間割れにも転ばせられるストーリーを付与していて
 そのブックが制約になっていますが、
 どんな形でも攻防に繋がりを生むことができる
 2人の妙技を感じさせる終盤には変わりありません。

 ぎりぎり好勝負。
 
Eバー・ルーム・ブロウル:バウンサーズvs.サイラス・ヤング、ヴィニー・マルセグリア
FTV王座戦:シェイン・テイラー(ch)vs.トレイシー・ウィリアムスvs.フリップ・ゴードンvs.ドラゴン・リー

Gタッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.ライフブラッド(バンディード、マーク・ハスキンス)
 椅子を踏み台にトペコンする等
 ラフなアクセントを利かせつつ、
 躍動感あるムーブとリング・コントロールが冴え渡ります。

 タッグとしての定型から崩しつつ
 同時ムーブの伝統的タッグ・スポットも積極的活用。

 それぞれが良い形でスケール・アップされ
 4人がトップ・スターとして終盤を迎えました。

 完成度を上げる余地は少しあるものの素晴らしかった。
 ぎりぎり好勝負。

HROH王座戦:マット・テイヴェン(ch)vs.ルーシュ
 スピーディな打撃戦。
 機動力のある長身レスラーにしかできない迫力がありますね。
 テンポ感もありながらベースで場外投げも多用するので
 普通の試合ではありえない程ベース・ラインが高く、
 特別感を生むことができますね。

 そうなると逆に後半のギア・チェンジが難しく思えますが、
 ハイ・テンションのキレ芸をさせたらピカイチのルーシュ。
 柵を投げつけテーブルに投げとルーシュ節全開でしたね。

 CMLLで絡みもあるからか、
 最後まで齟齬無く勢いのある試合に仕上げました。
 
 ぎりぎり好勝負。

Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジェフ・コブvs.ブロディ・キング
A#1コンテンダーズ・トーナメント:マーティ・スクールvs.コルト・カバナ
B#1コンテンダーズ・トーナメント、ノーDQ:PCO vs.ケニー・キング
Cウイメン・オブ・オナー王座戦:ケリー・クライン(ch)vs.アンジェリーナ・ラヴ(新チャンピオン!)
Dジョナサン・グレシャムvs.ジェイ・リーサル
Eバー・ルーム・ブロウル:バウンサーズvs.サイラス・ヤング、ヴィニー・マルセグリア
FTV王座戦:シェイン・テイラー(ch)vs.トレイシー・ウィリアムスvs.フリップ・ゴードンvs.ドラゴン・リー
Gタッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.ライフブラッド(バンディード、マーク・ハスキンス)
HROH王座戦:マット・テイヴェン(ch)vs.ルーシュ(新チャンピオン!)