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ROH:Best of ROH 2018 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 ROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.ウィル・オスプレイ(9/28/18)

4コーナーズ・サバイバル:ジェイ・リーサル、ジョナサン・グレシャムvs.クリス・セイビン、KUSHIDA vs.ヤング・バックスvs.TKオライアン、ヴィニー・マルセグリア(11/8/18)

ヤング・バックスvs.内藤哲也、SANADA(11/9/18)

タッグ王座戦:SCU(フランキー・カザリアン、スコーピオ・スカイ)(ch)vs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ(11/11/18)

ジュース・ロビンソンvs.バレッタ(11/11/18)

ヤング・バックスvs.クリス・セイビン、KUSHIDA(11/11/18)

@バレット・クラブ・エリート(コーディ、マーティ・スクール、アダム・ペイジ、ヤング・バックス)vs.ケイオス(カズチカ・オカダ、チャッキーT、バレッタ、ロッキー・ロメロ、石井智宏)(9/28/18)
 豪華な面子の10マン・タッグ。
 長身揃いなのでスケール感のある演舞で始めることができていますね。
 ステージ・ダイブ〜女子マネ受身まで
 派手なスポットを揃えつつ
 タッグの孤立っぽい見せ方も押さえています。
 ただ中途半端に人が多いか。
 終盤になると個性も発揮されていましたが、
 もう少し前段階からその状態に持っていきたかった。
 好勝負に少し届かず。

AROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.ウィル・オスプレイ(9/28/18)
 緩急の急の鋭い動きは期待通り。
 リーサルの立体的な腰攻めに対し、
 オスプレイはヒールがかった攻撃的な打撃ベース。
 下手すれば退屈しそうですが、
 リーサルの受けのサポートもあり成立していて、
 ロング・マッチにあったメリハリに繋がっている。
 偶然掌に転がり込んできたベルトを
 オスプレイが凶器として使うか悩み、
 捨ててピュア・ファイトへ、という
 演出は序盤の伏線含めて素晴らしかった。
 ただそれならばその直後にラダーを使わなくても良い。
 リーサルが追い込まれるためのスポット作りとはいえ
 エプロン技とかで代用できたでしょう。
 リーサルが追い込まれた中での攻防も上手くいっていて
 このカードはまた見てみたい可能性に満ちていました。
 文句なしに好勝負。

B4コーナーズ・サバイバル:ジェイ・リーサル、ジョナサン・グレシャムvs.クリス・セイビン、KUSHIDA vs.ヤング・バックスvs.TKオライアン、ヴィニー・マルセグリア(11/8/18)
 4チームそれぞれ自分のカラーで連携力を見せていきますが、
 中でもセイビンのタッグ・センスには改めて感心しました。
 ここでこんな動かし方をするか、と唸りますね。
 また、今ROHで最もホットなグレシャム、リーサルは
 タッグでも素晴らしい働きを見せてくれます。
 定型にはまらず見所が続いていきます。
 これは4コーナーズ・マッチだからこその空間の広がりですね。
 通常タッグの1チームvs.1チームの激しい勝負の鬩ぎ合いという要素こそないものの
 それでも十分に満足度の高い内容となっています。
 ぎりぎり好勝負。

Cヤング・バックスvs.内藤哲也、SANADA(11/9/18)
 内藤のキャラで観客を暖めます。
 Yバックスが鉄板のタッグ構築を見せるかと思いきや
 主軸で動いたのは内藤、SANADA。
 Yバックスに頼らず自分の形を自信を持って提供。
 過度なアクションに頼らずテンポ・コントロールで勝負しています。
 Yバックスもここまで作ってくれたらかなり楽ですね。
 鉄板のネタをポイントでしっかり仕込んでサポート。
 派手さはないもののしっかりとクオリティをつくりMOTNを掻っ攫いました。
 ぎりぎり好勝負。

Dタッグ王座戦:SCU(フランキー・カザリアン、スコーピオ・スカイ)(ch)vs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ(11/11/18)
 息があっていて
 演舞からウノの体格差のある攻防、
 連携技から孤立時の火花の散らし方まで
 タッグの要素を隅から隅まで高いクオリティでこなしています。
 それも一方のチームが引っ張るのではなく、
 両チームがバランス良く貢献しての結果でもある。
 好勝負以上に跳ねる要素はないものの、
 それ以下とは思えない欠点のない試合。
 ぎりぎり好勝負です。

Eジュース・ロビンソンvs.バレッタ(11/11/18)
 ジュースの優れた身体能力に
 バレットは受け手に回りつつ、
 自分の体格に反することはないように調整。
 印象的なターニング・ポイントを作りつつ。
 新日的試合運びでじっくり魅せます。
 バレッタはPWGで凄い良い王座戦をしたけど相当に資質がある。
 転向表明したし来年のG1には出て欲しいですね。
 エプロンでのパイル・ドライバーから終盤に突入。
 説得力十分のニア・フォール合戦は
 王座でもかかってのかと錯覚するほどで、
 予想を遥かに超える試合となりました。
 文句なしに好勝負。

Fヤング・バックスvs.クリス・セイビン、KUSHIDA(11/11/18)
 流れの中で自己完結もできるものの
 敢えて追加行動せず相手の動きを混ぜて細かく一進一退。
 期待通り細やかな試合に仕上がっています。
 分かりやすさも目を離せない複雑さもありますね。
 バックスは最後のフィニッシュもそうですが、
 ここに来て定型を崩して新たな試行錯誤を始めているのは恐れ入る。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:11/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@バレット・クラブ・エリート(コーディ、マーティ・スクール、アダム・ペイジ、ヤング・バックス)vs.ケイオス(カズチカ・オカダ、チャッキーT、バレッタ、ロッキー・ロメロ、石井智宏)(9/28/18)
AROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.ウィル・オスプレイ(9/28/18)
B4コーナーズ・サバイバル:ジェイ・リーサル、ジョナサン・グレシャムvs.クリス・セイビン、KUSHIDA vs.ヤング・バックスvs.TKオライアン、ヴィニー・マルセグリア(11/8/18)
Cヤング・バックスvs.内藤哲也、SANADA(11/9/18)
Dタッグ王座戦:SCU(フランキー・カザリアン、スコーピオ・スカイ)(ch)vs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ(11/11/18)
Eジュース・ロビンソンvs.バレッタ(11/11/18)
Fヤング・バックスvs.クリス・セイビン、KUSHIDA(11/11/18)