ROH:15th Anniversary Show 3/10/17の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ジェイ・リーサルvs.ボビー・フィッシュ ROH王座戦:アダム・コール(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ |
@ジェイ・ホワイトvs.ケニー・キング
ATV王座#1コンテンダーズ・マッチ、6マン・メイヘム:フランキー・カザリアンvs.ハングマン・ペイジvs.クリス・セイビンvs.パニッシュメント・マルチネスvs.チーズバーガーvs.サイラス・ヤング
Bジェイ・リーサルvs.ボビー・フィッシュ
リーサルがフィッシュの蹴りで場外ダウン。
フィッシュの蹴りの強さ設定がいつもと違うことから、
なにやらこの試合にかける思いの違いが見て取れます。
新しい挑戦なので、反面で甘い部分も出てきてはいるのですが、
それでもお互い挑戦をやめず、求道していきます。
アンクル・ロックに持ち込もうと引っ張られた所を
リーサルがエース・クラッシャーを決めたり、
フィッシュがリーサル・インジェクションをかわしてアンクル・ロックを決めたり、
終盤の独創的な攻防も大いに評価したい。
完成されていないが素晴らしく価値のある戦い。
ぎりぎり好勝負。
C6マン・タッグ王座戦:ザ・キングダム(ch)vs.ダルトン・キャッスル、ザ・ボーイズ
DTV王座戦:マーティ・スクール(ch)vs.リオ・ラッシュ
自分の立ち位置をどこに起いているのか不一致が見られますが、
試合が進んでいけば自然に矯正されていきますね。
マーティがリオをエプロンの幕に挟んでスーパー・キック。
主導権を掴むと手を踏みつけて観客を煽っていきます。
リオは張り手を打つシーンをもっと、もっと印象的に作り上げたい。
それでも徐徐に自分の形が花開いて行く流れは良かった。
腕を持って持ち上げようとした所でロープに飛び乗って反撃とかね。
細かな一進一退でヒートアップしましたが、
後は技の確度が高まれば、より迫真の戦いになったはず。
パイル・ドライバーとか頭から突き刺せとは言わないが、
マットとの離隔がありすぎですね。
好勝負に少し届かず。
Eブリー・レイ、ブリスコ・ブラザーズvs.ウォー・マシーン、デイビー・ボーイ・スミスJr.
Fタッグ王座戦、ストリート・ファイト:ハーディ・ボーイズ(ch)vs.ヤング・バックスvs.六本木ヴァイス(バレッタ、ロッキー・ロメロ)
GROH王座戦:アダム・コール(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
インディー創世記時代に既に他よりも少し年齢を重ねていたものの
ライバル誕生により才能を開花させ第一人者になったダニエルズ。
既に歳は50歳に近くなり動きには制限があるものの
偽りなく、正直に勝負していったのは良かった。
中盤初めに鉄柱にもたれた状態でスーパー・キックを食らいダニエルズが大流血。
ジェイのマン・アップした試合を思い起こさせる
この試合を特別にするスパイスです。
このエモーションにふさわしい反撃ができず
クローズライン連打といった教科書どおりに
綺麗な流れの反撃になっていたのは良くも悪くもダニエルズらしい。
それでもまさかのスタイルズ・クラッシュから
カザリアンのダブル・クロスは憎すぎる。
後、カザリアンがダブル・クロスとはいっても
手を出さず只立ち去るだけ、という筋にしたブッカーには拍手を送りたい。
物足りない部分もあるが、特別な雰囲気を持った試合。
ぎりぎり好勝負です。
DVD Rating:★★★★☆
(執筆日:3/?/17)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ジェイ・ホワイトvs.ケニー・キングATV王座#1コンテンダーズ・マッチ、6マン・メイヘム:フランキー・カザリアンvs.ハングマン・ペイジvs.クリス・セイビンvs.パニッシュメント・マルチネスvs.チーズバーガーvs.サイラス・ヤング
Bジェイ・リーサルvs.ボビー・フィッシュ
C6マン・タッグ王座戦:ザ・キングダム(ch)vs.ダルトン・キャッスル、ザ・ボーイズ
DTV王座戦:マーティ・スクール(ch)vs.リオ・ラッシュ
Eブリー・レイ、ブリスコ・ブラザーズvs.ウォー・マシーン、デイビー・ボーイ・スミスJr.
Fタッグ王座戦、ストリート・ファイト:ハーディ・ボーイズ(ch)vs.ヤング・バックスvs.六本木ヴァイス(バレッタ、ロッキー・ロメロ)
GROH王座戦:アダム・コール(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ(新チャンピオン!)