ROH:All Star Extravaganza 9/30/16の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | タッグ王座戦、ラダー・ウォー:ザ・アディクション(クリストファー・ダニエルズ、カザリアン)(ch)vs.ヤング・バックスvs.モーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン、アレックス・シェリー) |
@TV王座戦:ボビー・フィッシュ(ch)def.ドノヴァン・ダイジャック
Aタッグ王座#1コンテンダーズ・マッチ:ダルトン・キャッスル、コルト・カバナvs.リェット・タイタス、ケニー・キングvs.シェイン・テイラー、キース・リー
Bドラゴン・リーvs.カマイタチ
リーの思い切ったダイブを皮切りに
場外へのサンセット・フリップ・パワー・ボムといった
激しいスポットをスピード感と共に披露。
観客席からフェンス内へのフライング・ニーも
普通とは違う会場の使い方で彼らなりの戦いを象徴するスポットですね。
ただROHということでどちらも迎えられるべきゲスト、
カマイタチはルードになれず、それ故スポットが先立つ形になってしまう。
特に終盤は連続技に意義がのってきません。
持ち上げられたところをカナディアン・デストロイヤーに持っていったり、
凄い技をカウント2で返すので盛り上がるのですけどね。
少なくとも技を食らってのダメージ感を表現すれば印象も変わったのだろうけど。
切り返し、攻防の面ではCMLLのライバリティを直輸入できましたが、
試合としての完成度は本家よりも少し落ちる結果に。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Cカイル・オライリーvs.アダム・ペイジ
D6マン・タッグ王座トーナメント:KUSHIDA、ACH、ジェイ・ホワイトvs.ブリスコ・ブラザーズ、矢野通
Eジェイ・リーサルvs.内藤哲也
FROH王座戦:アダム・コール(ch)vs.マイケル・エルガン
Gタッグ王座戦、ラダー・ウォー:ザ・アディクション(クリストファー・ダニエルズ、カザリアン)(ch)vs.ヤング・バックスvs.モーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン、アレックス・シェリー)
40歳前後のアディクションを加えて
ラダー・ウォーをやるという挑戦的な一戦。
序盤においてラダーはあくまでアクセント。
そこにおいてはアディクションの経験を活かした絵作りが光ります。
ヤング・バックスも相変わらず鉄板の連携を見せています。
ロープ振られてラダーに駆け上がったり、
パワー・ボムで持ち上げられたとこでラダーに捕まって登ったりするシーンは
緊張感とまではいいませんが、
見所がいつ変わるか分からないことが観客に伝わる良い見せ場です。
中盤テーブル葬が二連発。
まさか連続で来るとは思わず盛り上がりましたね。
ここでダニエルズが流血。
しかし休憩することなく続行。
ラダー上から場外テーブルへの落下スポットこそバックスが担当しましたが、
全体を通してダニエルズの体の張りっぷりは尊敬に値しましたね。
欠点としてはダメージ表現が甘いこと。
上記でダニエルズがテーブル葬を食らったと書きましたが、
普通に直後のラダーを登っての殴り合いに参加していましたからね。
最後もMCMGが何故かダウン時間が長くて理屈がつかない。
しかしながら壮絶な内容でROHのMOTY2016候補です。
文句なしに好勝負。
DVD Rating:★★★☆☆
(執筆日:1/?/17)
注目試合の詳細
なし試合結果
@TV王座戦:ボビー・フィッシュ(ch)vs.ドノヴァン・ダイジャックAタッグ王座#1コンテンダーズ・マッチ:ダルトン・キャッスル、コルト・カバナvs.リェット・タイタス、ケニー・キングvs.シェイン・テイラー、キース・リー
Bドラゴン・リーvs.カマイタチ
Cカイル・オライリーvs.アダム・ペイジ
D6マン・タッグ王座トーナメント:KUSHIDA、ACH、ジェイ・ホワイトvs.ブリスコ・ブラザーズ、矢野通
Eジェイ・リーサルvs.内藤哲也
FROH王座戦:アダム・コール(ch)vs.マイケル・エルガン
Gタッグ王座戦、ラダー・ウォー:ザ・アディクション(クリストファー・ダニエルズ、カザリアン)(ch)vs.ヤング・バックス(新チャンピオン!)vs.モーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン、アレックス・シェリー)