TOPアメリカン・プロレスROHROH 2016年 →ROH:Death before Dishonor 8/19/16

ROH:Death before Dishonor 8/19/16の分析


名勝負 なし
好勝負 ROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.アダム・コール

@TV王座#1コンテンダーズ4コーナーズ・サバイバル:ドノヴァン・ダイジャックvs.リオ・ラッシュvs.ジェイ・ホワイトvs.カマイタチ
A柴田勝頼vs.サイラス・ヤング
Bロッキー・ロメロ、トレント・バレッタ、矢野通vs.高橋裕次郎、タマ・トンガ、トンガ・ロア

Cエニシング・ゴーズ:アダム・ペイジvs.ジェイ・ブリスコ
 ジェイはこの手の試合ではインディーで一番安心して任せられる逸材。
 問題はペイジですね。
 以前ジェイに徹底的にやられるノーDQでは輝いていましたが果たして。
 攻撃するテンポ感は一つ獰猛さを表現する手段だけど
 そこが少し丁寧にやりすぎて弱いですね。
 ジェイに応援を集めさせるだけの追い込み、ヒールにはなりきれず。
 しかし、そんな状況を絞首ロープ、
 エプロンからサイドのテーブルへのリバース・ツームストンでぶち破りました。
 ジェイの流血も加わり観客もより本腰を入れてのめり込む形に。
 ジェイ敗北というサプライズのために
 そのまま沈み終盤の攻防は少ないものの期待値は満たした内容。
 好勝負に届かずも中々良い試合。


Dオカダ・カズチカvs.ダルトン・キャッスル
ETV王座戦:ボビー・フィッシュ(ch)vs.マーク・ブリスコ
Fタッグ王座戦:アディクション(ch)vs.ロス・インゴブエルナブレスvs.マイケル・エルガン、棚橋弘至

GROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.アダム・コール
 コールの小馬鹿にしながらの鉄板の試合進行と
 リーサルの王者として余裕があれば試合にも大きな懐が生まれます。
 それぞれのアイディアを出しつつ、2人の協調感が途切れません。
 リーサルが場外テーブルへのダイビング・エルボーを自爆し軽い流血。
 ここで相手を攻め立てずとも
 時間を潰せるコールの会場との一体感の作り方は見事です。
 リーサルは受け手に回らず一進一退を継続、
 それは良いとしても6連続トペは場面にあっていない印象。
 ROH王者になっても感情表現はまだ少し苦手とするところか。
 終盤の印象化が甘いものの王座交代劇らしい濃密な攻防があって
 素晴らしい試合といっていいでしょう。
 ぎりぎり好勝負。

(執筆日:10/?/16)

Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果


@TV王座#1コンテンダーズ4コーナーズ・サバイバル:ドノヴァン・ダイジャックvs.リオ・ラッシュvs.ジェイ・ホワイトvs.カマイタチ
A柴田勝頼vs.サイラス・ヤング
Bロッキー・ロメロ、トレント・バレッタ、矢野通vs.高橋裕次郎、タマ・トンガ、トンガ・ロア
Cエニシング・ゴーズ:アダム・ペイジvs.ジェイ・ブリスコ
Dオカダ・カズチカvs.ダルトン・キャッスル
ETV王座戦:ボビー・フィッシュ(ch)vs.マーク・ブリスコ
Fタッグ王座戦:アディクション(ch)vs.ロス・インゴブエルナブレスvs.マイケル・エルガン、棚橋弘至
GROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.アダム・コール(新チャンピオン!)