TOPアメリカン・プロレスROHROH 2014年 →ROH:Flyin' High 3/22/14

ROH:Flyin' High 3/22/14の分析


名勝負 なし
好勝負 マイケル・エルガンvs.セドリック・アレキサンダー

@ザ・ディケイド(ジミー・ジェイコブス、BJウィットマー、ロデリック・ストロング)vs.アドレナリンRUSH(ACH、タダリアス・トーマス)、カプリス・コールマン
A4コーナー・サバイバル:カイル・オライリーvs.サイラス・ヤングvs.RDエヴァンスvs.ロマンティック・タッチ

Bマイケル・エルガンvs.セドリック・アレキサンダー
 エルガンが不動のタフマンの役回りを務めると
 セドリックとの演舞の中で素晴らしい空間的軌道を作り出します。
 場外パワー・スラムに切り返され
 大ダメージを受けたセドリックですが
 決してやられたままとせず、ハード・ヒットで盛り返します。
 思わぬ健闘に観客も普通とは違うんじゃ、と興味を増す反応。
 エルガンが受けによるレベル調整をしながら
 平面から立体へと更に攻防に深みを与えていきます。
 セドリックもその高低差の概念に上手く対応。
 終盤は技の後の間をじっくり置いて単なるミッド・カードから
 トップ・スターの対決へと転じショーを悠々とスティール。
 平凡なカードかと思いきや非凡な内容で見る価値あり。
 文句なしに好勝負です。

Cケビン・スティーンvs.ボビー・フィッシュ
Dケビン・スティーン、RDエヴァンスvs.レッドラゴン(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)
ETV王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.マット・テイヴェン

FAJスタイルズvs.クリス・ヒーロー
 観客の期待感は結構なものですが、
 ベースの攻防はオーソドックスで、
 それに応えられているとはとても言えません。
 一つ一つのインパクトあるスポットの見せ方は良いので
 中盤から改善するかと思いきやヒーローが強烈な打撃の数々で支配。
 AJは元々体格差でヒーローに技を決めにくい上に
 年齢のせいで技でキレが落ちているとあって、
 ヒーローのハード・ヒットと違いリアリティが圧倒的に足りない。
 ヒーローの受けがわざとらしく見えましたね。
 その状況を打破できないまま試合が続くので
 戦いとしても発展しているように見えず、
 ただAJの得意技が懐古的に配置れているようにしか…。
 最後もキル・インスティンクト自体の問題ですが唐突感が否めず。
 平均的な良試合。

Gアダム・コール、マイケル・ベネットvs.ブリスコ・ブラザーズ

DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:4/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ザ・ディケイド(ジミー・ジェイコブス、BJウィットマー、ロデリック・ストロング)vs.アドレナリンRUSH(ACH、タダリアス・トーマス)、カプリス・コールマン
A4コーナー・サバイバル:カイル・オライリーvs.サイラス・ヤングvs.RDエヴァンスvs.ロマンティック・タッチ
Bマイケル・エルガンvs.セドリック・アレキサンダー
Cケビン・スティーンvs.ボビー・フィッシュ(DQ)
Dケビン・スティーン、RDエヴァンスvs.レッドラゴン(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)
ETV王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.マット・テイヴェン
FAJスタイルズvs.クリス・ヒーロー
Gアダム・コール、マイケル・ベネットvs.ブリスコ・ブラザーズ