TOPアメリカン・プロレスROHROH 2014年 →ROH:12th Anniversary Show 2/21/14

ROH:12th Anniversary Show 2/21/14の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@マット・テイヴェンvs.サイラス・ヤング
Aアダム・ペイジ、マーク・ブリスコ、セドリック・アレクサンダーvs.ザ・ディケイド
BTV王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.ハンソン
Cマイケル・エルガンvs.レイモンド・ロー
Dリアル・ワールド王座戦:ジェイ・ブリスコ(ch)vs.マイケル・ベネット

Eタッグ王座戦:レッドラゴン(ch)vs.アドレナリンRUSH
 両者共に地力がかなりしっかりしてきましたね。
 チェーンの攻防も長さは調節できるし、
 張り手を絡めた韻を踏む入れ替わりも独創的発想。
 ただ中盤以降は高レベルながら
 孤立シーンは流し目だし、
 攻防の出だしが今ひとつ鈍い印象。
 またホット・タッグ時の感情も足りないか。
 ノリにノっていたためプルービング・グラウンドと
 比べてという所はありますけどね。
 誤審の3カウントから激戦の雰囲気を作り上げて幕。
 中々良い試合でした。

Fジェイ・リーサルvs.AJスタイルズ
 リスト・ロック、ヘッド・ロックによる
 静かな推移で韻を特別踏んでいるわけでもありません。
 インディーの代名詞であったレジェンドと
 ROHを離脱していた間にトップにのしあがったスターとの対決として
 雰囲気、予感をまずは作り上げたいのかな、と思いきや
 リーサルの攻めが普通に通ってなんだかなぁ。
 AJは先が見えず、それでいて退屈な試合運びで
 再びROHでやっていけるか心配になりましたね。
 しかも最後のスタイルズ・クラッシュはこの試合に限らず
 歳のせいか精度が落ちているにも関わらず
 強引に決めようとするので危なっかしい。
 実際ライオンハートも怪我しているし、
 正直扱いにくいレスラーになっているかもしれません。
 まあまあ良い試合。

GROH王座戦:アダム・コール(ch)vs.クリス・ヒーロー
 コールがどう攻めてやろうか、と
 間を置きながら考えてヒーローに立ち向かいます。
 ヒーローはコールを俺のいない間に出てきた奴と下に見つつも
 フォールを積極的に狙って王座を取りに行く。
 観客がコールに対して嘲笑めいた反応を示しますが、
 これに対してコールは素晴らしい対処を見せていましたね。
 ヒールとして美味しいことですからしっかりとリアクションしつつ、
 しかしながらそれが前面になってしまうことなく、
 王座戦としての勝負からは逃げなかった。
 ヒーローも中々良い動きで盛り上がりましたね。
 最後はヒーロー攻めの比率が高いままだったので
 コールがだるま式ジャーマンで逆転するのはやや弱い印象。
 中々良い試合。

Hアンサンクションド・ストリート・ファイト:ケビン・スティーンvs.クリフ・コンプトン



DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:4/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@マット・テイヴェンvs.サイラス・ヤング
Aアダム・ペイジ、マーク・ブリスコ、セドリック・アレクサンダーvs.ザ・ディケイド
BTV王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.ハンソン
Cマイケル・エルガンvs.レイモンド・ロー
Dリアル・ワールド王座戦:ジェイ・ブリスコ(ch)vs.マイケル・ベネット
Eタッグ王座戦:レッドラゴン(ch)vs.アドレナリンRUSH
Fジェイ・リーサルvs.AJスタイルズ
GROH王座戦:アダム・コール(ch)vs.クリス・ヒーロー
Hアンサンクションド・ストリート・ファイト:ケビン・スティーンvs.クリフ・コンプトン