TOPアメリカン・プロレスROHROH 2013年 →ROH:Manhattan Mayhem V 8/17/13

ROH:Manhattan Mayhem V 8/17/13の分析


名勝負 なし
好勝負 ヤング・バックスvs.フォーエヴァー・フーリガンズ(ロッキー・ロメロ、アレックス・コズロフ)

・ナナがタレント・スカウトも任されたと報告。
@サイラス・ヤングvs.アダム・ペイジ
Aスクランブル・ルールズ:C&Cレッスル・ファクトリーvs.アドレナリン・ラッシュ
Bプルービング・グラウンド:マット・テイヴェンvs.マイク・モンド

Cヤング・バックスvs.フォーエヴァー・フーリガンズ(ロッキー・ロメロ、アレックス・コズロフ)
 立ち上がりこそズレがあったものの
 フーリガンズの仲間割れの振りのような
 定番の動きを使って瞬時に調整を行うと同時に
 相手のカウンターを組み込んでの攻防作りで
 非常にレベルの高いものが出来ると確信を掴んだのは見事。
 後はそこで見えた世界を実現させるだけ。
 理解あってこその新しい動きを生み出して、
 終盤にかけてはそれを一気にスピード感持って提供している。
 特別なレベルにあり数え歌とすべき内容。
 最後のフィニッシュも素晴らしかった。
 ぎりぎり好勝負。

◆マーシャル・ローが試合を組まれてないことに対して抗議。ナナが、そんなに戦いたいなら私が契約した選手と戦ってもらおうという。ピエロ・マスクの2人組みが現れローを蹴散らす。マスクを脱ぐとホミサイドとキングストン。

Dホミサイド、エディ・キングストンvs.マーシャル・ロー
EROH王座トーナメント2回戦:トマッソ・チャンパvs.マイク・ベネット
FROH王座トーナメント2回戦:ケビン・スティーンvs.ロデリック・ストロング
GROH王座トーナメント2回戦:マイケル・エルガンvs.カール・アンダーソン
 力強い打撃戦でスタート。
 刹那の緊張感で得意技の不発も織り交ぜます。
 立ち上がりは本当にパワフルで、
 ヘビー級の力強さを存分に見せつけました。
 その上で放たれるエルガンの対空式ブレーン・バスターは当然に盛り上がりましたね。
 続いてカールのターン。
 ややヒールっぽい言動を交えながら進めますが
 若干味気ない部分があるかもしれない。
 終盤においては地場のエルガンが上回りかけるも
 調整して迫力ある大技で盛り上げていきます。
 最後は再びの打撃の打ち合いに帰結させてからフィニッシュ。
 好勝負に届かずも中々良い試合でした。

Hタッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(デイビー・リチャーズ、エディ・エドワーズ)(ch)vs.レッドラゴン(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)
 オライリーは組み付いた際の相手の見方、動作のつけ方が良いですね。
 一方でフィッシュはキャラ立てがかなり良い感じで、タッグとして良いバランスが取れている。
 しかしながら対するウルヴスは観客のノリが良くない中で
 只淡々と試合を進めているだけで印象を残せていません。
 オライリーは受けに回った際に自分の持ち味を出せないのが課題ですね。
 シングルならもっと濃密に出来るんじゃないか、
 タッグになっているせいで分散してしまっている、そう感じてしまう内容です。
 終盤の混ざり方は単一的でテーブル落下も型であるだけ。
 攻防も先が見えておらず大会を締めくくるには残念な一戦となってしまいました。
 平均より少し上。

 試合後ホミサイドとキングストンが登場しレッドラゴンと乱闘。ホミサイドとキングストンが自分達アウトロウIncがこの団体を制圧するとアピール。


DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:7/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@サイラス・ヤングvs.アダム・ペイジ
Aスクランブル・ルールズ:C&Cレッスル・ファクトリーvs.アドレナリン・ラッシュ
Bプルービング・グラウンド:マット・テイヴェンvs.マイク・モンド
Cヤング・バックスvs.フォーエヴァー・フーリガンズ(ロッキー・ロメロ、アレックス・コズロフ)
Dホミサイド、エディ・キングストンvs.マーシャル・ロー
EROH王座トーナメント2回戦:トマッソ・チャンパvs.マイク・ベネット
FROH王座トーナメント2回戦:ケビン・スティーンvs.ロデリック・ストロング
GROH王座トーナメント2回戦:マイケル・エルガンvs.カール・アンダーソン
Hタッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(デイビー・リチャーズ、エディ・エドワーズ)(ch)vs.レッドラゴン(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)(新チャンピオン!)