ROH：Border Wars 5/4/13の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
①ACH、タダリウス･トーマスvs.カプリス･コールマン、セドリック･アレクサンダー
②マイク･ベネットvs.ロデリック･ストロング
③アイ･クイット･マッチ：BJウィットマーvs.リェット･タイタス
庇ったコリノにウィットマーが椅子を振りかざすのを見てタイタスがアイ･クイット。
試合後SCUMがウィットマーを襲撃。リーサル、エルガンが現れそのまま次の試合へ。
④SCUM(ジミー･ジェイコブス、クリス･コンプトン)vs.ジェイ･リーサル、マイケル･エルガン
(SCUMが勝てばSCUMはROH王座挑戦権を得て、コリノが正式な解説者になる。リーサルらが勝てばコリノは追放)
SCUMの勝利。
◆QTマーシャル、RDエヴァンスが登場しアピール。欠場していたチャンパが現れ襲い掛かる。
④石森太二vs.エディ･エドワーズ
序盤は演舞ながら、相手の技をかわしてから次の行動に移るのが早いので多重的でレベルが高い。
石森が鉄柱ムーンサルトを決めるもエドワーズがすかさずトペを決め返します。
相手のターンにおいて最小限ながら効果的なカウンターを織り交ぜて
スムーズにリズム感良く試合を進行させましたね。
ただ上手くいっているからといって少々それに頼りすぎで
スムーズさの反面、激戦らしさ、余韻に欠ける欠点が出てしまっている。
両者ダウンに持ち込むなど形をつけてはいるものの
終盤の二ア･フォール含めてあくまで形骸的なものに過ぎないという印象は拭えなかった。
間違いなくMOTNというレベルの高い一戦だが、印象的な試合には出来ず。
好勝負に少し届かず。
⑤TV王座戦：マット･テイヴェン(ch)vs.マーク･ブリスコ
⑥ポール･ロンドンvs.デイビー･リチャーズ
⑦ROH王座戦：ジェイ･ブリスコ(ch)vs.アダム･コール
危惧していた通り序盤のレスリングはこじんまりとしていることは否めません。
ジェイは当たる瞬間体を大きく動かして工夫はしていますが、
一方のコールはベビーフェイスとしてシリアスに向かっているが故に中途半端です。
ジェイは王者として堂々とした間の取り方をしているが
技に関してはその技でなくても良い類の試合運びに過ぎません。
これまでアンダーカードでやっていた試合内容と変わり映えはしない。
これまでの王座戦で実績を残しているとはいえ確実に流血絡みですしね。
コールの脚攻めを絡めてハードな印象は与えるも
最後はコリノがコールをSCUMに勧誘→ナイジェルがタワー･オブ･ロンドンでコリノ葬るという展開を経て
最後は完全に独立したフィニッシャー炸裂で浮いている。
平均的な良試合。
総評
前回に比べるとかなり厳しい内容。
それでもロンドンや石森参戦でカード的には比較的新鮮さがある。
DVD Rating：☆☆☆☆☆
(執筆日：5/?/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
①ACH、タダリウス･トーマスvs.カプリス･コールマン、セドリック･アレクサンダー②マイク･ベネットvs.ロデリック･ストロング
③アイ･クイット･マッチ：BJウィットマーvs.リェット･タイタス
④SCUM(ジミー･ジェイコブス、クリス･コンプトン)vs.ジェイ･リーサル、マイケル･エルガン
④石森太二vs.エディ･エドワーズ
⑤TV王座戦：マット･テイヴェン(ch)vs.マーク･ブリスコ
⑥ポール･ロンドンvs.デイビー･リチャーズ
⑦ROH王座戦：ジェイ･ブリスコ(ch)vs.アダム･コール