ROH:The Golden Dream 11/2/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
◆ジェイが登場し俺こそ真のROH王者でありFinal Battleのメインに出るべきだとアピール。エルガンが登場し口論に。スティーンが現れ、俺挑戦権を行使していないぞ、と主張。マッギネスが今夜のスティーンvs.ジェイの勝者をFinal Battleのメイン戦に加えて3ウェイにする、とアナウンス。
@ボビー・フィッシュvs.マイク・ポージー
Aカイル・オライリーvs.コーリー・ホーリーズ
Bマイケル・エルガンvs.サイラス・ヤング
ROHがインディーの盟主でもない今、
サイラスの存在はそこそこ認知されているでしょう。
前回ショーをスティールしたカードでもありますしね。
それを考えるとサイラスが最初のチープなヒール明示も不要な気がしますね。
相手の技を受けてふらつく様も過剰です。
様々な幅を持たせてはいるものの
前回のような数え歌の強みをナチュラルに出せた一戦ではありませんでした。
より正しくこの数え歌のポテンシャルを引き出して欲しかった。
平均的な良試合。
Cデイビー・リチャーズvs.ACH
デイビーがハンマー・ロックで抑えてからの演舞は
ACHの伸びやかな動きを演出するに良い導入ですね。
その後のグラウンドは非常に素晴らしかった。
一つ一つの動きに意図があり、
同時にACHの可能性を引き出すこともできていた。
そのグラウンド・ベースの中でデイビーが腹攻めへ。
良い流れではあったものの突然殴り合いになった変調はやや不可解。
ACHがスケール感のあるムーブ→スピード感ある攻防を繰り広げる中で
デイビーが腹攻めを絡めながらしっかり繋ぎ留めました。
充実した内容。
好勝負に少し届かず。
DTV王座戦:マット・テイヴェン(ch)vs.アダム・ペイジ
Eトライアル・シリーズ#5:ジミー・ジェイコブスvs.ロデリック・ストロング
(ジェイコブスはこの試合に勝って3-2とすればROH王座への挑戦権を獲得できる)
ロデリックはスピアーをフェンスに自爆させると得意の腰攻め開始。
ロデリックの攻めに淀みがないが故に
ジェイコブスがまだまだ顔となるには弱いという印象が逆に強くなります。
様々な技に挑戦して可能性には追求していますが、
そこにアピール力が付随していないのが致命的。
それさえあればまだ狙い通りピープルズ・チャンプになれたでしょうけどね。
両者狙いはぶれていないが、
全力を尽くす中で行動の組み合わせは精査する必要があった激戦。
好勝負に届かずも中々良い試合。
FTV王座#1コンテンダーズ・マッチ:トマッソ・チャンパvs.マーク・ブリスコvs.ジェイ・リーサル
Gジェイ・ブリスコvs.ケビン・スティーン
◆エルガンとジェイがにらみ合い。スティーンは暴れてセキュリティに止められる。Final Battleで誰が勝とうが王座を奪うとアピール
総評
ミドル・カードは良かったもののセミ・メインが弱い。
今のROHの難しいところが出てしまっていますね。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:11/?/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ボビー・フィッシュvs.マイク・ポージーAカイル・オライリーvs.コーリー・ホーリーズ
Bマイケル・エルガンvs.サイラス・ヤング
Cデイビー・リチャーズvs.ACH
DTV王座戦:マット・テイヴェン(ch)vs.アダム・ペイジ
Eトライアル・シリーズ#5:ジミー・ジェイコブスvs.ロデリック・ストロング
FTV王座#1コンテンダーズ・マッチ:トマッソ・チャンパvs.マーク・ブリスコvs.ジェイ・リーサル
Gジェイ・ブリスコvs.ケビン・スティーン