ROH:The Hunt for Gold 1/18/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@BJウィットマー、リェット・タイタスvs.ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー
Aジェイ・リーサルvs.スティーブ・コリノ
Bロデリック・ストロングvs.サイラス・ヤング
CROH王座戦:ケビン・スティーン(ch)vs.タダリウス・トーマス
Dハンデ戦:チャーリー・ハースvs.トレイ・ミゲル、ブレント・ダニエルズ
Eプルーヴィング・マッチ:アダム・コールvs.ジミー・ジェイコブス
ジェイコブスが普段しないような動きを見せて意気込みを感じさせます。
一方でコールはオーソドックスな戦いを変えないので際立ちます。
これならジェイコブスを応援しようとまではいかないまでも
ジェイコブス視点でも試合を見ようという気になってくる。
ジェイコブスの挑発に感情的になったコールが反撃。
綺麗な一進一退を行った後、
それまで一般的な技しか出していなかったコールが持ち技を繰り出します。
容易に終盤になったんだな、と伝わりますね。
対するジェイコブスはコントラ・コード、エンド・タイム、スピアーの
3大持ち技をここぞという場面で見事な使い方をして対応。
フィニッシュ含めてどれも印象的で試合のクオリティを押し上げました。
ジェイコブスの通常シングル・マッチの中では3本指に入る出来。
好勝負に少し届かず。
Fマイケル・エルガンvs.ライノ
Gタッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.アメリカン・ウルヴス
タッグ戦略はあるし、一定量の連携技を持っている。
また相互にタイミングを合わせて
3人以上が関わる絵になるタッグ・スポットを要所で配置しています。
確かにクオリティは高いでしょう。
しかし今を生きるタッグの対決ではないな、という印象がぬぐえない。
ブリスコズは細かい動きの始動が遅くなったし、
ウルヴスも基本的にはタッグ解消中とあって阿吽の呼吸は見られない。
全体的にもっさりして緩急に乏しい、
表層の形を整えた攻防に見えてしまうのです。
テーブル落下を一つの決着の理由においたが、それが必要な試合でもなかった。
後ろに下がれない台所事情は分かる。分かるが・・・。
中々良い試合。
総評
今のROHメンバーでやりくりしたカードで平均点も悪くないらしい。
注目すべき試合も2試合ある。
ただ閉塞感が半端ない。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:2/2/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@BJウィットマー、リェット・タイタスvs.ボビー・フィッシュ、カイル・オライリーAジェイ・リーサルvs.スティーブ・コリノ
Bロデリック・ストロングvs.サイラス・ヤング
CROH王座戦:ケビン・スティーン(ch)vs.タダリウス・トーマス
Dハンデ戦:チャーリー・ハースvs.トレイ・ミゲル、ブレント・ダニエルズ
Eプルーヴィング・マッチ:アダム・コールvs.ジミー・ジェイコブス
Fマイケル・エルガンvs.ライノ
Gタッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.アメリカン・ウルヴス