ROH:Caged Hostility 9/8/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ブラヴァド・ブラザーズvs.カプリス・コールマン、セドリック・アレクサンダー |
@ジェイ・リーサルvs.アダム・ペイジ
Aマイク・モンドvs.QTマーシャル
Bブラヴァド・ブラザーズvs.カプリス・コールマン、セドリック・アレクサンダー
シークエンスの流れが見事ですね。
ブラヴァドのフレアーを明らかに意識した間の取り方も素晴らしい。
それぞれがノースカロライナ出身ということで
観客が事前に驚異的な盛り上がりを見せているとはいえ、
その熱気に乗ってみせた能力は評価に値します。
豊富な連携技で盛り上げた後、控えが介入。
ブラヴァドが腕狙いで相手を孤立させます。
腕攻めとフォール狙いのバランスが良く、
またデッドリフト・ジャーマンなど場面に求められているムーブを確実に入れてくる。
そして、どちらも思っても観なかった形で連携技をこなし盛り上げました。
セドリック、カプリスがまだムーブ優位で、
完成度で落ちるところが終盤にかけて出ていましたが
それでも受け手がフォローしたりしてやりきりました。
まさかのショー・スティール・マッチ。
ぎりぎり好勝負。
◆デイビーが昨年の行動を謝罪し今後のROHでの活躍を誓う。
Cマイク・ポージーvs.ジェフ・ニール
試合後SCUMが乱入し2人を攻撃。ライノとのROH王座戦を控えておりケージ戦なんてやってられない、と言う。タイタスが現れ挑発してきたのでSCUMがリンチ。ブリスコズが現れ追い払う。スティーンがメインを欠場した場合罰金になるとアナウンス。
Dレスリング・グレーテスト・タッグ・チームvs.ハウス・オブ・トゥルース(ロデリック・ストロング、マイケル・エルガン)
エルガンがストロングを残して去って行き、そこから決着。
Eプルービング・グラウンド:アダム・コールvs.カイル・オライリー
リング横で見守っていたデイビーにタイタスがぶつかる。デイビーの抗議に気を取られたオライリーが丸め込まれ敗北。
Fケージ・ウォー:SCUM(ケビン・スティーン、スティーブ・コリノ、ジミー・ジェイコブス)vs.ブリスコ・ブラザーズ、リェット・タイタス
まずはリングに入る前に場外乱闘。
椅子をぶつける頻度も高く荒々しいですね。
乱戦はお手の物の面子が揃っているので良質ですが
中でもタイタスが他に引けを取らない拳を見せていたのが印象的でした。
流血後、ケージの中に入ります。
マークがケージの外に放り出され、中に戻ろうとするも防がれテーブル上に落下。
2対3でジェイ、タイタスを痛めつけるドラマ展開となります。
スティーンが得意の煽りで盛り上げました。
しかし終盤はというとそれまでハードコアだったのに通常技のみで地味。
マークのケージ上からムーンサルトだけが浮いている感じですね。
中々良い試合。
試合後リーサルが乱入しSCUMを襲撃。
総評
セミ、メインは若干弱めだが決して悪い試合ではないし何よりBが予想以上の働きを見せていたのが印象的。
悪くない大会です。。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:10/17/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ジェイ・リーサルvs.アダム・ペイジAマイク・モンドvs.QTマーシャル
Bブラヴァド・ブラザーズvs.カプリス・コールマン、セドリック・アレクサンダー
Cマイク・ポージーvs.ジェフ・ニール
Dレスリング・グレーテスト・タッグ・チームvs.ハウス・オブ・トゥルース(ロデリック・ストロング、マイケル・エルガン)
Eプルービング・グラウンド:アダム・コールvs.カイル・オライリー
Fケージ・ウォー:SCUM(ケビン・スティーン、スティーブ・コリノ、ジミー・ジェイコブス)vs.ブリスコ・ブラザーズ、リェット・タイタス