TOPアメリカン・プロレスROHROH 2012年 →ROH:Brew City Beatdown 7/14/12

ROH:Brew City Beatdown 7/14/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@リェット・タイタスvs.マイク・サイダル

Aジェイ・リーサルvs.マイク・モンド
 モンドが足首を負傷も試合をやり遂げる。

Bサムソン・ウォーカー、クリス・シルヴィオ、モハメド・アリ・ヴェーズvs.トニー・コジーナ、シロー・ジョーンズ、アダム・リボルバー

Cカイル・オライリーvs.トラディウス・トーマス
 決着してもオライリーがアーム・バーを決め続ける。コジーナが現れ説教。オライリーはコジーナにもアーム・ブリーカー。
 
Dロデリック・ストロングvs.BJウィットマー

Eマイケル・エルガンvs.サイラス・ヤング
 AAWの数え歌がROHで実現。
 輸入試合とあって握手から始まり握手に終わるベビーフェイス対決となっています。
 序盤は返しあい。
 ヘビー級としては異例のチェーン数、アクション数となっており、
 軽量級っぽい、という異論を吹き飛ばして、その数え歌の特別性を感じさせます。
 かわしまくるといっても要所ではエルガンのエルボーやサイラスのトペコンが強烈に決まっていて、
 決めるべきところはしっかり決めています。
 どちらもまったく引かずに攻防を続けていき、
 想像以上のその覚悟に観客も熱を帯びていきました。
 エルガンに主導権が映っても重厚感ある試合運びは観客の熱を維持することができています。
 終盤にかけてはそれぞれの気持ちと間で力強くスターとして魅せきりました。
 ショーをスティールした試合。
 好勝負に少し届かず。

Fエディ・エドワーズvs.ライノ

Gブリスコ・ブラザーズvs.ケビン・スティーン、ジミー・ジェイコブス
 乱闘からスタート。
 すぐに通常タッグのルール内に収まりますが
 荒っぽさは残っていて必然的に再び場外戦へ。
 この展開付けされながらもコントロールされていない乱闘っぷりは魅力的だな、と思ったいるとまさかの両リン。
 コルネットがエニシング・ゴーズとして再開する展開です。
 ここから凶器も加わってきます。
 ただ思ったより凶器スポットは絞られていますね。
 それならその一つ一つのスポットをより大きな位置づけにしても良かった。
 混沌を生み出し、維持するためにベースのテンポが一定だったきらいがありましたからね。
 最後はバルコニーからリング・テーブルへの決死のダイブ。
 一歩間違えば悲惨な事故が起こります。
 今のROHで、実績十分のブリスコズがやる必要はどこにもない。
 それが故にまったく意表をついた名場面でした。
 試合としてはもうちょっとボリュームが欲しかった。
 中々良い試合。

総評
 弱いカードながらどインディー・レスラー含めて全員が頑張り、
 どの試合も一定以上の内容に仕上がっています。
 その中で好勝負とまではいかないものの特別な試合があり名場面も生まれた。
 意外にお勧めの大会です。
DVD Rating:★★★☆☆
(執筆日:8/26/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リェット・タイタスvs.マイク・サイダル
Aジェイ・リーサルvs.マイク・モンド
Bサムソン・ウォーカー、クリス・シルヴィオ、モハメド・アリ・ヴェーズvs.トニー・コジーナ、シロー・ジョーンズ、アダム・リボルバー
Cカイル・オライリーvs.トラディウス・トーマス
Dロデリック・ストロングvs.BJウィットマー
Eマイケル・エルガンvs.サイラス・ヤング
Fエディ・エドワーズvs.ライノ
Gブリスコ・ブラザーズvs.ケビン・スティーン、ジミー・ジェイコブス