TOPアメリカン・プロレスROHROH 2012年 →ROH:Border Wars 5/12/12

ROH:Border Wars 5/12/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@エディ・エドワーズvs.ライノ
Aオールナイト・エクスプレス、TJパーキンスvs.ヤング・バックス、マイク・モンド
Bグラッジ・マッチ:ジェイ・リーサルvs.トマッソ・チャンパ
Cランス・ストームvs.マイク・ベネット
Dマイケル・エルガンvs.アダム・コール
ETV王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.フィット・フィンレー

Fファイト・ウィズアウト・オナー:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.レスリングス・グレーテスト・タッグ・チーム
 ブリスコズが仕掛けてストリート・ファイト模様ですが
 観客の声に合わせるような按配で
 抑えきれぬ類のものではなく自ら遺恨の火を消している。
 WGTTはまったく観客を見ず、
 それでいて自分の中だけで積み立てもできない。
 またハードコア要素も適切に扱えない。
 結果、ヒートも生めなければ、反撃もできていない。
 テーブル葬の後ハースがスプレーを吹きかけたタオルでマークの意識を失わせ3カウント。
 WCWもびっくりのチープ・フィニッシュでした。
 過去最低のファイト・ウィズアウト・オナー。
 平均レベルです。

GROH王座戦:デイビー・リチャーズ(ch)vs.ケビン・スティーン
 スティーンがいきなり大技を狙うもデイビーが防いでトペというスタート。
 スティーンのセコンドについているジェイコブスの仕草が豊かで面白いですね。
 一方でデイビーとスティーンの攻防も良好ですが
 やはり太りすぎのスティーンが相手とあって
 反応速度を要求しない戦いに抑えていることは否めない。
 デイビーがエプロンでエクスプロイダーを決め中盤へ。
 デイビーはいつもより多く観客に声をかけ、
 繊細な要素なくスポット重視で試合を進行。
 特に一極攻めの要素もありません。
 後半にかけて徐々にのせていき
 両者の激しいぶつかり合いへ発展していきます。
 派手な戦いながらROHという深み、技術はなくPWGと余り変わり映えしない。
 好勝負に少し届かず。

 試合後コリノがリングに上がりスティーン、ジェイコブスとハグ。

総評
 エルガンvs.コールは良かったものの年始にオープニングなんかで組んだことが間違いであったことを認める結果に。
 フィンレー参戦は話題を読んだが試合はいまいちだった様子。
 セミは暗黒時代に逆戻りで、
 メインはエピック・マッチになるはずがそこまでのものにはならず。
 次回の再戦に焦点を当てている気がしますが、ROHらしくないですね。

DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:5/19/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@エディ・エドワーズvs.ライノ
Aオールナイト・エクスプレス、TJパーキンスvs.ヤング・バックス、マイク・モンド
Bグラッジ・マッチ:ジェイ・リーサルvs.トマッソ・チャンパ
Cランス・ストームvs.マイク・ベネット
Dマイケル・エルガンvs.アダム・コール
ETV王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.フィット・フィンレー
Fファイト・ウィズアウト・オナー:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.レスリングス・グレーテスト・タッグ・チーム(新チャンピオン!)
GROH王座戦:デイビー・リチャーズ(ch)vs.ケビン・スティーン(新チャンピオン!)