ROH:Showdown in the Sun Night One 3/30/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ラスト・マン・スタンディング・マッチ:ケビン・スティーンvs.エル・ジェネリコ |
@プルービング・グラウンド・マッチ:ブリスコ・ブラザーズvs.TMDK(マイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト)
◆コルネットが昨夜のピアースvs.コールのNWA王座戦に言及し、ピアースの勝利を疑惑の余地があるとする。ピアースが反論しコールは良いレスラーだが決して偉大な男ではないという。コルネットはコールを呼び出し再戦を提案。コールも了承する。
Aアダム・ピアースvs.アダム・コール
コールが雪辱を晴らす。試合後ピアースはコールを称える。
Bトルネード・タッグ・マッチ:ヤング・バックスvs.オールナイト・エクスプレス
試合後Yバックスがタイタスの膝に椅子を叩きつけ逃げて行く。
CTV王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.カイル・オライリー
試合後チャンパがベルトを強奪。
Dレスリングス・グレーテスト・タッグ・チームvs.カプリス・コールマン、セドリック・アレクサンダー
Eランス・ストームvs.マイク・ベネット
試合後ストームがベネットを認め握手を求める。ベネットは応じるもボックス・オフィス・スマッシュ。
Fラスト・マン・スタンディング・マッチ:ケビン・スティーンvs.エル・ジェネリコ
いきなりジェネリコがビッグ・ブーツに、
コーナーへのエクスプロイダー、トペコン。
FB並みに技に気持ちがこもっていて強烈な盛り上がりを生みます。
この2人だからこその優れたカウンターを織り交ぜながら
一方通行で相手の体を痛めつけあいます。
スティーンは体重Over過ぎる今だからこその攻めの重さですね。
ことごとくジェネリコの反撃を切って行く展開には引き込まれます。
ただ受け時の動きには体重による制約を感じますね。
椅子、金具を混ぜるときに時間が開くのも少々気になります。
ステージの攻防もいらなかったかな。
どうしてもテーブルや椅子による過激なスポット、点で繋げていて
もっと瞬間の攻防でより防ぎあいになって
豊かな流れを感じさせて欲しかった。
最後はジェイコブスの裏切りで幕引き。
ぎりぎり好勝負。
GROH王座戦:デイビー・リチャーズ(ch)vs.エディ・エドワーズvs.ロデリック・ストロング
関係性が微妙ですね。
ロデリックが1人ヒールではあるものの
3人絡むと結構ごちゃごちゃしています。
1対1になっても流し気味に技の配置。
3ウェイ・スポットの配置のセンスもいまいち。
作りにきている感が半端ない。
後半にかけてはスポットの重みと共にようやくフィットしてきます。
しかしエドワーズ脱落後も特に仕切らず
同じように一定以上でしかない攻防。
緩急の急の中に詰め込んで一つ一つの意味性を弱めている。
期待外れのまあまあ良い試合。
試合後エルガンがデイビーにパワー・ボムを決め明日の王座戦に向けてアピール。
総評
これから押し上げるべき、いや押し上げなければならない選手をプッシュしたブッキング。
その中でストームvs.ベネットが中々のものになる等良い流れ。
セミはやや二番煎じな所はあるものの好勝負に。
しかし肝心のメインが今ひとつで尻すぼみになってしまいました。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:4/20/11)
注目試合の詳細
なし試合結果
@プルービング・グラウンド・マッチ:ブリスコ・ブラザーズvs.TMDK(マイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト)Aアダム・ピアースvs.アダム・コール
Bトルネード・タッグ・マッチ:ヤング・バックスvs.オールナイト・エクスプレス
CTV王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.カイル・オライリー
Dレスリングス・グレーテスト・タッグ・チームvs.カプリス・コールマン、セドリック・アレクサンダー
Eランス・ストームvs.マイク・ベネット
Fラスト・マン・スタンディング・マッチ:ケビン・スティーンvs.エル・ジェネリコ
GROH王座戦:デイビー・リチャーズ(ch)vs.エディ・エドワーズvs.ロデリック・ストロング