TOPアメリカン・プロレスROHROH 2012年 →ROH:Underground 1/21/12

ROH:Underground 1/21/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

◆エドワーズが登場しブドウ状球菌感染症により欠場するとアナウンス。

@ケニー・キングvs.アンディ・リッジ
Aマイク・ベネットvs.グリズリー・レッドウッド

Bアダム・コールvs.ケビン・スティーン
 試合後スティーンがコールにパッケージ・パイル・ドライバーを狙うもエドワーズが救い出す。

Cタッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.カプリス・コールマン、セドリック・アレクサンダー
Dレスリングス・グレーテスト・タッグ・チームvs.A1
 WGTTがわざとカウント3にせず延々とリンチしDQ。ブリスコズが駆けつけ乱闘。

Eプルービング・グラウンド・マッチ:ジェイ・リーサルvs.トマッソ・チャンパ
 時間切れ寸前にチャンパがフォールを取り挑戦権獲得。

F#1コンテンダーズ・マッチ:アンビション(デイビー・リチャーズ、カイル・オライリー)vs.ハウス・オブ・トゥルース(ロデリック・ストロング、マイケル・エルガン)
 デイビーとエルガンは王座戦を見据えて張り合い。
 互角の攻防を挟んできます。
 デイビーはダメージ表現は素晴らしいものの
 少しやりすぎで実体からかけ離れた過剰なものにも見えます。
 エルガンは落ち着いた試合運びで技もパワフル。
 倒れつつ気持ちで身体を動かす、という見せ方もあり
 タンク型とはいえ身体がそんなに大きくないことを
 逆手にとって自分の魅力を増している。
 ロデリックは間のないクイックな仕掛けに拘っていますね。
 サポート役として輝いていますがキレがあるので
 HoFのリーダー役を維持していますしデイビーとの絡みでも魅せます。
 オライリーはデイビーの後にのっかっているだけな部分があります。
 今回後半の孤立役でその際弱さを出していませんでしたね。
 現状のデイビーとのタッグ、今後のシングルのことを考えるとそれは大きいことかもしれませんが
 今回の試合に限れば不適切で大きなウネリが生み出されるのを阻害している。
 デイビーとオライリーの孤立は逆でも良かったし、
 そもそも孤立を2連にしてわざわざ30分近くの試合時間にするのはROHの悪癖再び、という気もする。
 エルガンの2人投げやタッグの同時スポットで盛り上げた後、
 最後はマルティニの真実の本誤爆からフィニッシュ。
 マルティニが関わってくるならさっと締めるべき。
 時間をかけたせいでそこだけ分離してチープさが際立ってしまいました。
 好勝負に少し届かず。

総評
 現状ではシングル・プレイヤーによる豪華タッグ及び欠場があると
 苦しい状況である事を改めて確認させるような内容。
 だからこそメインが30分と他の団体にない時間設定になるのでしょうけどねぇ。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:5/19/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ケニー・キングvs.アンディ・リッジ
Aマイク・ベネットvs.グリズリー・レッドウッド
Bアダム・コールvs.ケビン・スティーン
Cタッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.カプリス・コールマン、セドリック・アレクサンダー
Dレスリングス・グレーテスト・タッグ・チームvs.A1(DQ)
Eプルービング・グラウンド・マッチ:ジェイ・リーサルvs.トマッソ・チャンパ
F#1コンテンダーズ・マッチ:アンビション(デイビー・リチャーズ、カイル・オライリー)vs.ハウス・オブ・トゥルース(ロデリック・ストロング、マイケル・エルガン)