TOPアメリカン・プロレスROHROH 2010年 →ROH:Final Battle 12/18/10

ROH:Final Battle 12/18/10の分析


名勝負 ファイト・ウィズアウト・オナー、キャリアVSマスク:ケビン・スティーンvs.エル・ジェネリコ
好勝負 ROH王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.デイビー・リチャーズ

約3時間20分です。

@オールナイト・エクスプレスvs.カイル・オライリー、アダム・コール
 オライリーはEvolve 5から自己を確立しましたね。
 尖がったスタイルを維持しつつ相手に対応する事が出来ている。
 コールも組んだ事はないはずなのにオライリーとの独創的な組み合わせ方をこなしています。
 デビューでいきなり大きなインパクトを残しましたね。
 ANEも地味に良かったですよ。
 タッグ・ワークはいつもと変わらないレベルでしたが、
 個人で連携よりも大きなインパクトを生み出せているので試合作りの幅が広がっています。
 今年のベスト・オープナーも狙える内容。
 中々良い試合でした。

Aコルト・カバナvs.TJパーキンス
 終盤に打撃を織り交ぜて丸め込み・エンドに持っていく他はレスリング・オンリーです。
 問題はカバナが変則で捻っているにも関わらず基本緩めって事。
 これでキレのある動きを見せるTJPに渡り合う展開を取るのだから納得いかないですね。
 勝利するにはそれだけの物を見せないと。
 悪くない試合。

Bデイジー・ヘイズ、オーサム・コングvs.サラ・デル・レイ、セレナ・ディーブ
 ROHで女子にレスリングは許されないので序盤はデイジーがルチャばりに動き回ります。
 アメコンが出ないままデイジーの孤立へと移行。
 セレナはWWE経験を活かして堂々としたヒール・ワークを見せています。
 良い孤立でしたね。
 コングは状態が良くないためでしょう、簡単な役回りでしたがそれでも価値がある程迫力がありますね。
 Shimmerならメインでもおかしくないカードだったが、
 いつものROHの女子マッチを考えるとこの内容で満足しなければいけないのでしょう。
 平均レベル。

Cエディ・エドワーズvs.ソンジェイ・ダット
 ソンジェイがレスリング、スピード・バトルと見せた上で捻ってくる。
 乗りに乗っていますね。
 一方のエドワーズですが元気が無くソンジェイに若干食われ気味。
 終盤の攻防も外してはいないですが、決して一致してもいないですね。
 平均レベル。

Dホミサイドvs.クリストファー・ダニエルズ
 基本的な行動と焦らしなどで様式を作っていますが、
 ホミサイドにはスポットが絶対的に足りません。
 何故かそれに準じて地味になっているダニエルズはペース変化が優れているから良いけれど・・・。
 その後もホミサイドへの不満が募り、
 最後はシャツを投げつけてのエース・クラッシャーという微妙なフィニッシュ。
 ホミサイドをプッシュしないで欲しいと思わされてしまう内容。
 平均レベルです。

Eブリスコ・ブラザーズ、マイク・ブリスコvs.キングス・オブ・レスリング、シェイン・ハガドーン
 よく出来ている事は確かですね。
 KOWvs.ブリスコズが中心で1シーン、1シーン良い物を見せているし、
 パパ、ハガドーンはスポット要員としての起用に限定していますから。
 しかし実現度は高いとはいってもパパ、ハガドーンが最大スポットであり、
 ブリスコズ、KOWがそれを支える縁の下の力持ち的構築のライト・テイストな内容ですからね。
 楽しい以上の感情を持たせる事は難しいでしょう。
 マークの孤立やジェイの爆発力、それを迎え入れるKOWとの素晴らしいテンポと、
 この組み合わせのポテンシャルは大いに感じ取れるので、
 ずるずる引きずって変則マッチを繰り返すよりは
 ちょっと時間を置く事になっても本物の再戦いち早く行って欲しい、というのが正直な希望です。
 平均的な良試合。

FROH王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.デイビー・リチャーズ
 デイビーは来日が多くなってから毒が抜けましたね。
 表情を作って蹴りをベースにしなければならない、という強迫観念が無くなり柔軟性が増している。
 気持ちを調整し、要所で表に出す事が出来るようになりました。
 それに対しストロング。
 行動の緩急が希薄で気持ちを読み取らせる意図に欠けます。
 アメドラをパクってのエルボーも意味不明ですね。
 スタイルにフィットしきれていない上、アメドラがWWEに戻って活躍している現状ではパクる意味合いも良く分かりません・・・。
 相も変わらず完成度に関してはまだまだ不満が残ります。
 しかし試行錯誤が見られたし、後半のにくらしい粘りに
 ストロングでも行える、ストロングならではのヒールとしての姿が見られたという点で
 今年の中では一番評価できるワークでしたね。
 試合は2人の我が弱くなったリチャーズが先導する形。
 ゆったりとした機微で展開し、優れた空間の使い方を見せます。
 ストロングが後追いながらしっかりと反応を返し終盤まで持って行きます。
 SSPや雪崩式ハーフネルソン・バック・ブリーカーなどの
 超大技、それに対する受け手の反応は不十分だが、で盛り上げると、
 ドラマチックなテーブル葬とアンクル・ロックで更なるクライマックスを演出します。
 それまでの腕攻めの延長上にあるキムラ・ロックではなく、
 敢えて異なる部位をターゲットにしたアンクル・ロックをトップに持ってくる事で
 形からもう1段上に入る事が出来ています。
 またデイビーが疲労度によって理以上の物を提供していたからこその部分も大きい。
 ぎりぎり好勝負。

Gファイト・ウィズアウト・オナー、キャリアVSマスク:ケビン・スティーンvs.エル・ジェネリコ
 最終決戦という事で奇襲せず両者ゴングを待ちましたが
 今更レスリングが出来る訳もなくいきなりジェネリコがビッグ・ブーツを決めスタートです。
 スティーンの初手が無いのでジェネリコがヒールのように錯覚しますね。
 ライガーvs.サムライのようにここは改善すべきポイントに思えます。
 しかし攻めるジェネリコ自体は素晴らしい。
 走るという行為に対する力の入れ方は、この一戦の重要度を強く訴えかけているし、
 ルチャでありながらこれまでで一番の拳も見せている。
 
 スティーンがエプロンへのパワー・ボムでようやく反撃。
 茫然とした、飢えた表情、は良い物の、狂気を前面に押し出したタイラー戦の時の表情の方が個人的には好きですね。
 また行動に関しても凶器の種類を変えるだけの
 ゆったりしたスポット重ねな上、スティーンが観客を見すぎなので展開が鈍いです。
 憎しみによる倦怠感のせいもありますけどね。
 空白に表現を入れ子にする構造です。
 しかしこの中盤こそこの試合の欠点でもあり強みの源泉でもあります。

 一切をカバーに絡ませない事で痛めつけるでも勝利を狙うでもない
 半ば無目的、半ば運命的に戦いを作り上げる事で、
 勝利条件が焦点に入った時に最高潮の状態を長い間保って攻防を重ねる事を可能にしている。
 またその間にジェネリコのマスク引き裂きがあった事も忘れてはいません。
 引き裂かれたマスクの間から流血を垣間見せる事で
 マスク・マンの弱さが補われドラマ性を付与します。

 只ジェネリコの困惑からスティーンの煽り、カバナ、コリノとのサイド・ストーリー、ジェネリコの決断、凄惨な乱闘、決闘。
 抗争にかけてきた時間が1年と長すぎる事を考慮しても
 完結すべき1試合の中で抗争の歴史を振り返って欲しかったですね。
 マスクVS.キャリアとはいってもそれは実質的に宣伝文句に過ぎず
 その中身からマスクVS.キャリアに帰納させなくてはならない訳ですからね。

 終盤がインディー史上最大のボリュームで
 一部の改善点を補って余りある、完全燃焼した内容。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:4/1/11)

総評。
 中盤は弱いがオープニング、セミ、メインは必見と言って良い内容。
 これは良い大会でしたね。
  (執筆日:12/29/10)
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

FROH王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.デイビー・リチャーズ
  デイビーが握手を求める。ストロングは応じない。
  組むとストロングがコーナーに押し込む。
  クリーンに離れる。
  デイビーが蹴りで牽制。
  タックルへ。
  ストロングが防ぎフロント・ヘッド・ロック。
  リチャーズが体勢を入れ替える。
  ストロングが起き上がりコーナーに押し込む。
  リチャーズが体勢を入れ替え脚を掴む。
  カウントを数えられ離れる。
  仕切りなおし。
  ストロングが腕を取る。
  前転下デイビーを倒す。
  跳ね起きたデイビーが側転から回ってドロップ・トー・ホールド。
  上にかぶさる。
  ストロングが腕を取る。
  腕折り。
  デイビーが脚を掴んで倒しサーフボード・ストレッチ。
  丸め込もうとする。
  ストロングがサーフボード・ストレッチ。
  デイビーが逃れインディアン・デス・ロック。
  ムタ・ロック。
  ストロングがエルボーを叩き込み外させる。
  デイビーはストロングを起こすとフロント・ヘッド・ロック。
  ストロングが抵抗しロープに逃げる。
  タックルで倒すと両脚を掴む。
  デイビーが脚を掴んで倒しアンクル・ロック。
  倒れたストロングはすぐ傍のロープを掴む。
  起こそうとする。
  ストロングがコーナーに押し込む。
  離れるかと思いきやエルボー。
  コーナーにフル。
  止まったデイビーにクローズラインを狙う。
  デイビーはかわすとクローズラインを受け止めアーム・バーに引きずり込む。
  ロープ・ブレイク。
  蹴り。
  腕を取りけり倒す。
  ロープ際を気にせずレッグ・ロック。
  ロープ・ブレイク。
  起こして後ろ前から蹴り。
  カバー。
  カウント1で返されるやアーム・バーを狙う。
  ストロングがロープに脚をかける。
  デイビーがストンピング。
  ハンマー・ロックから払い蹴り。
  カバー。カウント2。
  脇の下に頭を入れスープレックス。
  カウント2で返されるやハンマー・ロック。
  マルティニが脚を引っ張りロープに乗せる。
  場外に逃れたストロングを追うと柵に振ってぶつける。
  ビッグ・ブーツ。
  柵に振ってぶつける。
  ビッグ・ブーツ。
  リングに戻す。
  ストロングが反対から場外に出る。
  ロープ際に来たデイビーの脚を取り場外に引きずり出そうとする。
  蹴り飛ばされるもエプロンに座ったデイビーにジャンピング・キック。
  柵に振ってぶつけビッグ・ブーツ。
  リングに戻す。
  スナップ・メアからアメドラ的エルボー連打。
  アーム・ロック。
  デイビーが蹴り上げ逃れる。
  ストロングがストンピング。
  デイビーが起き上がり張り手。
  ロープに走る。
  ストロングがレッグ・ラリアット。
  カバー。カウント2。
  口を掴み引っ張りながらアーム・ロック。
  変形バタフライ・ロック。
  移行しようとするもロープに逃げられる。
  起こしてチョップ。
  デイビーがチョップ。
  ストロングがチョップ。
  デイビーがチョップ。
  ストロングが殴り倒しカバー。カウント2。
  ボディ・シザース。
  エルボー。
  デイビーが後ろに押し込む。
  ストロングはカウント2で返しボディ・シザースは解かない。
  チン・ロック。
  デイビーが脚にエルボーを打ち込み逃れる。
  エルボーの打ち合い。
  ストロングが連打しロープに振る。
  ハンドスプリングにいったデイビーにドロップ・キック。
  エプロンに出たデイビーを追いバック・ドロップを狙う。
  抵抗するデイビーを殴りつけバック・ドロップを狙う。
  デイビーはリング内に着地するとドロップ・キックを決め落とす。
  ベースボール・スライドを狙う。
  ストロングがかわすと同時にリングに入りロープに走る。
  デイビーはロープを下げてかわし落とそうとする。
  エプロンに留まったストロングの背中に蹴り。
  トペ・コンヒーロ。
  リングに戻すとコーナーに上る。
  アピール。
  ミサイル・キック。
  コーナーのストロングに突進。
  ストロングがカウンターで蹴り。
  デイビーがカウンターで蹴り。
  エルボーの打ち合い。
  ストロングが連打しロープに振る。
  デイビーはかわすと蹴りへ。
  受け止められるも張り手にジャンピング・キック。
  バック・ドロップにつなげカバー。
  カウント2で返されるやハンマー・ロック。
  起こすとブレーン・バスターを狙う。
  耐えられたので脇固めを狙う。
  耐えられたので蹴り。
  ストロングがエルボー。
  ロープに走る。
  デイビーが追いビッグ・ブーツ。
  ロープに走る。
  ストロングが追い低空ドロップ・キック。
  ロープに走る。
  デイビーが打ち上げ蹴り上げる。
  ランニング・エルボー。
  ロープに走りフライング・ニー。
  ダイビング・ヘッド・バッドでカバー。カウント2。
  持ち上げると反転して落としアーム・バー。
  ストロングがロープに脚をかける。
  デイビーが腕に蹴り。
  コーナーのストロングに突進。
  ストロングがカウンターの蹴りから延髄切り。
  ファルコン・アローにつなげカバー。カウント2。
  ロープに走りエルボー。
  左右のエルボーにローリング・エルボー。
  持ち上げファイナル・カット。
  カウント2で返されるやボストン・クラブ。
  デイビーがロープを掴む。
  ギブソン・ドライバーを狙う。
  デイビーが腰を落として耐える。
  逃れてエルボー。
  エルボーの打ち合い。
  額を突き合わせる。
  張り手の打ち合い
  デイビーがコーナーに押し込み蹴りを連打。
  ストロングが体勢を入れ替えチョップを連打。
  デイビーが体勢を入れ替え蹴りを連打。
  ストロングが体勢を入れ替えチョップを連打。
  デイビーが体勢を入れ替え蹴りを連打。
  コーナーにいく。
  追ってきたストロングの攻撃をかわすと蹴り。
  スナップ・メア。
  ロープに走り前から蹴り飛ばす。
  ジャーマン。カウントは2。
  ストロングをつれセカンド・ロープに乗る。
  ストロングがエルボー。
  雪崩式技を狙う。
  デイビーがバック・エルボーを叩き込んでエプロンに下りる。
  ジャンピング・キック。
  リングに入る。
  トップ・ロープに立ち雪崩式バック・ドロップ。
  起こすと張り手。
  ロープに走る。
  カウンターで蹴りを食らうもローリング・ラリアット。
  カバー。カウント2。
  胸に蹴り。
  側頭部を蹴り飛ばす。
  カバー。
  カウント2で返されるやアンクル・ロック。
  ストロングがタップするもマルティニがレフェリーの注意を逸らしている。
  それを見たデイビーはエプロンに出るとランニング・ニーをマルティニに叩き込む。
  コーナーに上りシューティングスター・プレス。カウントは2。
  持ち上げコーナーの上にのせる。
  ストロングがエルボーを連打し落とす。
  デイビーが蹴りつけるとストロングがエプロンに下りる。
  デイビーがコーナーに上ろうとする。
  ストロングがジャンピング・キック。
  コーナー上でバックに周り雪崩式ハーフネルソン・バック・ブリーカー。
  カバーするもカウントは2。
  エプロンに転がり出たデイビーを起こしギブソン・ドライバーを狙う。
  デイビーが跳ね除けジャンピング・キック。
  ストロングがジャンピング・キック。
  持ち上げると横のテーブルに落とす。
  場外でのギブソン・ドライバー。
  柵の外に出すとリングに入り場外カウントを数えさせる。
  ファンがデイビーを柵の中に戻るのを手伝う。
  デイビーが何とかカウント19で戻る。
  ストロングがすぐに掴みかかり雪崩式ガット・バスター。
  ギブソン・ドライバー。
  カウント2で返されるなりボストン・クラブ。
  ロープに手を伸ばすデイビーを中央に戻す。
  デイビーが丸め込みアンクル・ロック。
  ストロングが体勢を入れ替えアンクル・ロック。
  デイビーが起き上がりテキサス・クローバー・リーフまで持っていく。
  体勢を変えようとする。
  ストロングが引きずり込みレベル・ロック。
  引っ張り上げる所をデイビーが丸め込む。カウントは2。
  デイビーがふらつきながらクローズライン。
  ストロングがローリング・エルボー。
  デイビーがソバット。
  回ったストロングにハイ・キック。
  ラリアットにつなげカバーするもカウント2。
  ギブソン・ドライバー。
  カウント2で返されるやアンクル・ロック。
  ロープに手を伸ばすストロングを中央に引っ張る。
  蹴られるも耐えてアンクル・ロックを決める。
  締め続ける力が無くすっぽ抜ける。
  ストロングが起き上がると同時にハイ・ニー。
  担ぐとダブル・ニー・バック・ブリーカー。
  ロープに走りジャンピング・ビッグ・ブーツ。
  カバーするもカウント2。
  持ち上げるとダブル・ニー・バック・ブリーカー。
  頭部にスーパー・キック。
  ロープに走り頭部にジャンピング・ビッグ・ブーツ。
  カバー。
  カウント2で返されるやストロング・ホールド。
  デイビーが意識を失いレフェリーがゴングを鳴らす!
  ストロングが防衛!


Gファイト・ウィズアウト・オナー、キャリアVSマスク:ケビン・スティーンvs.エル・ジェネリコ
  スティーンはマスクを持って登場。
  ジェネリコは黒いマスクに学ランで登場。
  スティーンは両者が書かれたTシャツを見せ握手を求める。
  ジェネリコが唾を吐く。
  スティーンがはき返す。
  ジェネリコがビッグ・ブーツ。
  ロープに走りビッグ・ブーツで落とす。
  トペ・コンヒーロで追撃。
  椅子を持って腹を突く。
  リング下を探る。
  スティーンが殴りかかりエルボー。
  ジェネリコが打ち返しフェンスに振ってぶつける。
  ジェネリコが鎖を取り出す。
  スティーンに叩きつけ首を絞める。
  その状態でヘッド・バッド。
  鎖で殴りつける。
  リングに戻す。
  リング下を探っている。
  鎖を持ちリングに戻る。
  こぶしに巻いて殴りつけていく。
  コーナーのスティーンの顔に鎖を巻く。
  ビッグ・ブーツ。
  スティーンが場外に転がり落ちる。
  スティーンは流血。
  ジェネリコはテーブルを取り出すとスティーンに叩きつける。
  スティーンが蹴りでチョップ。
  ジェネリコが殴りつけて黙らせる。
  リング下からラダーを取り出す。
  ラダーで突く。
  角の椅子に座り込んだスティーンは近づいてきたジェネリコに蹴り。
  エプロンへのパワー・ボム。
  コーナーに上ると血で腕に何かを書きなめ取る。
  柵からフェンスを剥ぎ取るとジェネリコに叩きつける。
  もう1発。
  フェンスを2枚ほど上にのせるとエプロンからボディ・プレス。
  カメラに血を塗りつけようとする。
  柵を持ち上げるとそれを投げつけようとする。
  ジェネリコが何とかかわす。
  スティーンがエルボー。
  蹴り。
  パワー・ボムを狙う。
  ジェネリコがリバース・スープレックスに切り返す。
  リングに戻す。
  ラダーを投げつける。
  ラダーをロープに立てかける。
  そこへのハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  スティーンがバックを取り返す。
  ジェネリコがバック・エルボーで解きロープに走る。
  スティーンがカウンターでショルダー・スルーを決めラダーの上に落とす。
  頭を踏みつける。
  マスクに手をかける。
  抵抗するジェネリコにエルボー。
  ジェネリコが弱々しい張り手。
  スティーンが側頭部を蹴り飛ばす。
  アピール。
  頭部を蹴り飛ばす。
  頭部を蹴り飛ばして倒す。
  股間を踏みつける。
  殴りつける。
  ジェネリコが殴り返す。
  ジェネリコが連打しロープに走る。
  スティーンが打ち上げパワー・ボム。
  コーナー上でアピール。
  椅子を2、3脚持ってリングに戻る。
  椅子を投げつける。
  コーナーで崩れたジェネリコの頭部に椅子を押し付ける。
  ロープに走りキャノン・ボール。
  椅子を手にすると背中にたたきつける。
  椅子を壊し捨てる。
  別の椅子をテにしておく。
  ジェネリコのマスクを引っ張り裂く。
  椅子を振りかぶる。
  ジェネリコが蹴り。
  椅子をたたきつけようとする。
  スティーンは掴んで防ぐと椅子越しにコード・ブリーカー。
  ロープに走ると椅子が載ったジェネリコにレッグ・ドロップ。
  マスクを持ってきて手に被せる。
  それで殴りつける。
  自らの股間にマスクを押し込む。
  ジェネリコも流血した様子。
  その血をなめ取る。
  腕に血を満遍なく塗りたくる。
  ジェネリコが顔に張り手。
  スティーンが鎖をこぶしに巻いて殴り倒す。
  ロープに押し付け観客を煽る。
  ラダーを縦に置く。
  ジェネリコを持ち上げようとする。
  ジェネリコは後ろに逃れると蹴りをいれラダーへのファルコン・アロー。
  ラダーをコーナーに立てかける。
  ラダーへのエクスプロイダー。
  ラダーへのハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  スティーンがバック・エルボー。
  ロープに走ろうとする。
  ジェネリコがシャツを掴んで防ぎラダーへのハーフネルソン・スープレックス。
  カバー。カウントは2。
  スティーンがたまらず場外へ。
  ジェネリコがコーナーを横切るトペを狙おうとする。
  スティーンがカウンターでフェンスをぶつける。
  エプロンとフェンスの上にラダーを橋渡しにする。
  フェンスへのパワー・ボム。
  テーブルを取り出すと橋渡しにしたラダーの上に立てる。  
  ジェネリコはテーブルとラダーの間を取って飛びつきトルネードDDT。
  リングに戻すとコーナーのスティーンに突進。
  スティーンがカウンターでスーパー・キック。
  椅子を立てるとパッケージ・パイル・ドライバーを狙う。
  ジェネリコは後ろに逃れるとラリアットを受け止めたてた椅子へのハーフネルソン・スープレックス。
  ブレーン・バスターにつなげるもカウントは2。  
  コーナーのスティーンにビッグブーツを狙う。
  スティーンはかわすと同時に下に入りエプロンに押しのける。
  テーブルにもたれさせコーナー上へ。
  ジェネリコが捕まえラダー+テーブルの上にデッドリー・ドライブ。
  リングに戻す。
  ブレーン・バスターかと思いきや狙いを変えパッケージ・パイル・ドライバー。カウントは2。
  エプロンに転がり出たスティーンを追うとエプロンへのブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2でコリノがレフェリーの脚を引っ張る。
  コリノがリングに入りクローズラインへ。
  避けられるも返し刀でクローズライン。
  注意するレフェリーを殴り倒す。
  椅子を持って戻ってくる。
  振りかぶる。
  カバナが現われコリノを引き摺り下ろす。
  椅子を持ってリングに入る。
  スティーンの顔に椅子をたたきつける。
  ジェネリコがカバーするもカウントは2。
  スティーンが起き上がり唾を吐く。
  ジェネリコが蹴りビッグ・ブーツ。
  ビッグ・ブーツ。
  スティーンが中指を立てつばを吐く。
  もっと打ってみろ、と挑発。
  ジェネリコがロープに走りビッグ・ブーツへ。
  スティーンがかわすとエプロンのレフェリーに誤爆。
  スティーンが股間を蹴り上げる。
  パッケージ・パイル・ドライバー。
  カバー。
  セカンド・レフェリーが滑り込んでくるもカウントは2。
  スティーンはセカンド・レフェリーにパッケージ・パイル・ドライバー。
  椅子を立てる。
  ジェネリコにそこへのパッケージ・パイル・ドライバー。
  サード・レフェリーが滑り込んできてカウントするもカウント2。
  ふらふらのジェネリコを引っ張りコーナーへ。
  持ち上げてコーナー上に載せる。
  張り手。
  雪崩式ブレーン・バスターを狙う。
  ジェネリコは後ろに着地すると払ってターン・バックルにぶつける。
  コーナーのスティーンにビッグ・ブーツ。
  ブレーン・バスタァァァァァーを決める。
  すぐにリングに戻しカバーするもカウントは2。
  椅子を手にする。
  振りかぶる。
  スティーンがびびりジェネリコのマスクを差し出す。
  ジェネリコは受け取るとそのマスクをみつめる。
  下に落とすとスティーンに椅子をたたきつける。
  カバーし1,2,3!
  ジェネリコの勝利!

試合結果

@オールナイト・エクスプレスvs.カイル・オライリー、アダム・コール
Aコルト・カバナvs.TJパーキンス
Bデイジー・ヘイズ、オーサム・コングvs.サラ・デル・レイ、セレナ・ディーブ
Cエディ・エドワーズvs.ソンジェイ・ダット
Dホミサイドvs.クリストファー・ダニエルズ
Eブリスコ・ブラザーズ、マイク・ブリスコvs.キングス・オブ・レスリング、シェイン・ハガドーン
FROH王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.デイビー・リチャーズ
Gファイト・ウィズアウト・オナー、キャリアVSマスク:ケビン・スティーンvs.エル・ジェネリコ