SMV:Best of Nick Mondo Forever Unscarred Disc Twoの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約2時間15分。
@バーブド・ワイヤー・ラダー・マッチ:リック・ブレードvs.ニック・モンド(CZW 2/17/01)
まずは軽量級の攻防ですが
モンドが横のロープからスプリングボード式トペ・アトミコを狙って
場外ではなくリングに落ちて自爆・・・。
こんなみっともないミス初めて見ました。
しかし粗いながらも過激なスポットに身を投じていく様に会場は熱狂しています。
スプリングボードに行こうとして椅子をぶつけられて
反対ロープに立てかけられた有刺鉄線ラダーにバンプしたシーンと
ブレードが天辺付近の壁に立ちテーブルへのスワントーン・ボムを決めたシーンが最大の見所。
リングに戻ってからはバックシート・ボーイズの乱入を絡めて締めました。
完成度は低くとも当時のブレードとモンドの魅力が全開の内容。
まあまあ良い試合。
(執筆日:2/22/12)
Aニック・モンド、トレント・アシッドvs.ジャスティス・ペイン、レックレス・ユース(3/17/01)
最初こそ乱戦でしたが
その後はほんとい普通の試合。
凶器も使うし見所が無いとは言いませんが
メインとしては弱すぎるし、長いせいで粗も出る。
悪くない試合。
Bファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:葛西純、ニック・モンドvs.ジャスティス・ペイン、ジョニー・カシュミア(CZW 4/14/01)
初期CZWを代表するデス・マッチと評判の一戦。
どんなものかと見てみると・・・
息もつかせぬ凶器攻撃の連続で混沌地獄と化していますね。
ほとんど葛西、モンドが受けを担当し
正義痛、カシュミアが楽している点は
デス・マッチとしていまいちだと思うのですが
異人、葛西がとんでもない被虐を見せたために
(背中には2本の大きな傷があり肘は抉れた部分が・・・)
衝撃を持って記憶されているんでしょうね。
中々良い試合でした。
C1回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:キャッシュ・フローvs.ニック・モンド(IWA-MS KOTDM 6/1/01)
自ら蛍光灯の破片の上に受身を取ったりとモンドの魅力が出ていますね。
フィニッシュが弱いものの2人とも
軽量級の体を活かしてハードコアに動き回りましたから
こういう力尽きたような見せ方でも十分通用します。
メインに抜擢された期待に応えました。
平均的な良試合。
D2回戦、ライト・チューブ・テーブルズ&ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ニック・モンドvs.イアン・ロッテン(IWA-MS KOTDM 6/2/01)
レスリングから始まり蛍光灯、画鋲バットを挟んで
最後はモンドらしい天晴れな高所落下スポットで締め。
フィニッシュ以外特別な事はしていないんですが
両者の色気が伝わってくる一品で
好勝負に届かずも中々良い試合でありました。
Eアイアン・マン王座戦:ニック・モンド(ch)vs.マッド・マン・ポンドvs.ワイフビーター(CZW 6/9/01)
短めの試合でしたが
ポンド、妻殴りが途中から結託する展開のため
モンドは毎度のごとくの体の張りようを見せました。
平均より少し上。
Fニック・モンドvs.ジョニー・カシュミア(CZW 7/7/01)
GCZW王座戦、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー:ニック・ゲイジ(ch)対ニック・モンド(CZW 8/11/01)
雨が軽く振り出したので巻いてくるのかと思いきや
20分弱、決められた時間をきっちりこなしてきしましたね。
意外に有刺鉄線の使い方が良くて
有刺鉄線ロープへ腹から落とす技で、
落とされた方が場外に着地するという過激なシーンもある。
場外火炎テーブルもあるしこの低レベル大会なら十二分にメインとして足る。
最後にレフェリーがミスして3カウントいれケチがついたけれども。
平均的な良試合。
Hメサイアvs.ニック・モンド(CZW 2/9/02)
モンドの思いっきりの良いテーブルへの自爆が印象に残ります。
一方メサイアは最低限の仕事をしたという所でしょうか。
平均より少し上。
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
Bファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:葛西純、ニック・モンド対ジャスティス・ペイン、ジョニー・カシュミア葛西と正義痛で試合開始。
殴り勝った正義痛がラ・ケプラーダ。
蛍光灯をぶつけクローズラインへ。
葛西が受け止めDDTに切り返す。
正義痛がリープ・フロッグにいった葛西を捕らえそのままエクスプロイダー。
葛西は正義痛のハイ・キックを避けるとロープに振り延髄切りへ。
正義痛は避けてSTF。
モンドがドロップ・キックでカット。
カシュミアがモンドに襲いかかりブルドッグ。
ブリッジで締め上げると正義痛がドロップ・キックで援護。
4人は場外に出ると蛍光灯を持ってリングに入る。
正義痛、カシュミアは相手の蛍光灯を避けると蛍光灯を叩きつける。
相手の蛍光灯を奪い叩きつける。
モンドと葛西を落とすとモンドがトペ・コンヒーロ。
場外戦へ。
モンドが正義痛にラバー・カップを叩きつける。
続いて電球付ステッキ。
正義痛がモンドを観客席に投げつける。
正義痛が葛西の頭部に蛍光灯を押し当てるとカシュミアがドロップ・キックで割る。
モンド、葛西の背中に椅子を叩きつける。
正義痛が葛西に蛍光灯へのブレーン・バスター。
葛西が正義痛に蛍光灯を投げつける。
テーブルにぶつけ合う。
正義痛が葛西の背中に窓ガラスを叩きつける。
立てた椅子へのパワー・ボムを狙う。
葛西がリバース・スープレックスに返す。
カシュミアがモンドの腹に蛍光灯を叩きつける。
モンドがカシュミアの背中に電球付ステッキを叩きつける。
正義痛がモンドの背中に電球付ステッキを叩きつける。
モンドとカシュミアがリングに入る。
モンドがコーナー上から後ろ向きに飛ぶ。
カシュミアはアイロン台を投げつけ迎え撃つ。
モンドがカシュミアに蛍光灯付ぬいぐるみを投げつける。
アイロン台へのブレーン・バスター。
場外では正義痛が葛西に有刺鉄線付角材を押しつけている。
モンドは鉄柱に蛍光灯を設置するとそこにカシュミアを振る。
カシュミアがコーナー上に飛び乗る。
モンドはカシュミアを突き飛ばす。
カシュミアは蛍光灯に頭から突っ込むと同時に落下。
モンドは場外に降りると有刺鉄線付の物をぶつける。
正義痛はリングで葛西に有刺鉄線付バットを押し付ける。
バックの取り合いから正義痛がベリー・トゥー・ベリーを決める。
ハイ・キックへ。
葛西は避けるとジャーマン。
続けてDDT。
正義痛がカウンターでハイ・キックを決める。
葛西は向かってきた正義痛にショルダー・スルーを決め
場外の立てた椅子にのせた有刺鉄線ボードに落とそうとする。
正義痛はエプロンに着地するもモンドのサンセット・フリップ・パワー・ボムを食らいボード上に落下。
正義痛がモンドに立てた椅子の上へのパワー・ボム。
正義痛はリングで葛西に蛍光灯を叩きつける。
カシュミアと協力してスプラッシュ・マウンテンで
場外の立てた椅子にのせた蛍光灯付ボードに落とす。
モンドはカシュミアを落とすと正義痛に蛍光灯を叩きつける。
正義痛をロープの上にもたれさせアイロン台をのせるとスプリングボード式レッグ・ドロップ。
カバーするもカシュミアがカット。
ひどい流血をしている葛西は腕にテーピングを受ける。
カシュミアはモンドを場外に立てた椅子に橋渡しにした有刺鉄線付ボードの上にのせる。
カシュミアはシャツを脱ぐとムーンサルト・セントーンへ。
しかしアシッドがモンドを救い出したようで自爆。
アシッドがカシュミアをリングに戻す。
葛西がカシュミアをカバーし1,2,3!
葛西、モンドの勝利!
アシッドがカシュミアを羽交い絞めにしモンドに電球付ギターを叩きつけるよう指示。
正義痛はモンドからギターを奪い取るとモンドに叩きつける。
葛西の背中に蛍光灯を叩きつけDDT。
更に葛西の尻尾に火をつける。
葛西は慌てて逃げていく。
リングでは正義痛とカシュミアがアピール。
試合結果
@バーブド・ワイヤー・ラダー・マッチ:リック・ブレードvs.ニック・モンド(CZW 2/17/01)Aニック・モンド、トレント・アシッドvs.ジャスティス・ペイン、レックレス・ユース(3/17/01)
Bファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:葛西純、ニック・モンドvs.ジャスティス・ペイン、ジョニー・カシュミア(CZW 4/14/01)
C1回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:キャッシュ・フローvs.ニック・モンド(IWA-MS KOTDM 6/1/01)
D2回戦、ライト・チューブ・テーブルズ&ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ニック・モンドvs.イアン・ロッテン(IWA-MS KOTDM 6/2/01)
Eアイアン・マン王座戦:ニック・モンド(ch)vs.マッド・マン・ポンドvs.ワイフビーター(CZW 6/9/01)
Fニック・モンドvs.ジョニー・カシュミア(CZW 7/7/01)
GCZW王座戦、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー:ニック・ゲイジ(ch)対ニック・モンド(CZW 8/11/01)
Hメサイアvs.ニック・モンド(CZW 2/9/02)