SMV:"Lightning Strikes Volume 1: The Mike Quackenbush Story" Disc Twoの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | IWA王座戦、3ウェイ・ダンス:CMパンク(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュvs.コルト・カバナ(IWA 4/5/02) |
@マイク・クァッケンブッシュ、ニック・バークvs.バックシート・ボーイズ(NEPW 4/6/02)
これがデビューのバックシート・ボーイズをひきたてるためのものなので
最初の心理戦といいファン・マッチ気味。
Aライトヘビー級王座戦:エース・スティール(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュ(IWA-MS 2/9/02)
可もなく不可もなく。
Bライト級王座戦:マイク・クァッケンブッシュ(ch)vs.クワイエット・ストームvs.アメージング・レッド(Hardway Wrestling TV#40)
ストームとレッドはライト級の更に下なので
クァックを中心にしたらいいのだが、
そうするわけでもなく、また練りこまれているわけでもなく
ちょっと無理がある試合内容。
CFWA王座戦:ロウ・キー(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュ(FWA 11/20/99)
素晴らしいカードなのですが
今回の中で一番古いカードのようで
両者一流レスラーになるという将来を予測させるものもほとんどなく・・・
駄作でした。
今改めてこのカードを組んで欲しいなぁ。
Dマイク・クァッケンブッシュvs.クリス・ハムリック(NEW 4/6/02)
相手がハムリックなので凝った事もできないし軽めに。
気になったのはハムリックが、
ペンデュラム等のサブミッション、
クァックが現在定番技にしているもの、を使っていたこと。
ハムリックの技を見て自分も使おうと考えたのだったりするのか?
EIWA 王座戦、3ウェイ・ダンス:CMパンク(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュvs.コルト・カバナ(IWA 4/5/02)
3人同時に組んだり3人同時に交差ロープ・ワークを行なったりとユーモア溢れる動きを見せます。
少々無茶があり緩んだ空気になりますが
だからこそそこに織り交ぜる真剣な動きが緩急を生んでいる。
しばしば動きが崩れることもありますが
動揺せずに流れを作る動きを積極的に重ねて行きました。
3人目が遊んでいる形ですが、
それがかえって試合の自由度の高さに貢献しています。
一つ一つの技が生み出すインパクト、性質が見事につながっていきましたね。
終盤はやや技優先でしたがセンスある緩急を残しつつ
ドゥームス・デイ・ミサイル・キックを受けてハリケーン・ラナに返す、といった
斬新なスポットが連発しました。
文句なしに好勝負。
(執筆日:2/25/12)
Fマイク・クァッケンブッシュvs.レックレス・ユース(LAW 7/10/99)
8試合目と同じコスチュームですが
かなり成長しています。
相手がChikaraにも所属することになるユースということで
ルチャらしい見事なチェーン・レスリング、素早い攻防を見せてくれます。
自身の技、スタイルに出会えてないので
中盤以降は特別良くはないのですけれども。
Gマイク・クァッケンブッシュvs.エル・イホ・デル・サント(FWA 4/15/00)
サントが強烈なジャベを見せます。
一方のクァックは色々変化させていますが
今と比べるとインパクトに欠け、
レスリングに関しては経験量の差が出た形です。
1本勝負の中でしっかり色々なアクションを行なって流れを作れていますが
いまいち意思疎通ができていないが故に飛ばせないようにも見える。
実際、終盤には場外に落ちたサントが少しリングから離れたのに
クァックがダイブできると思って普通に墜落事故起こしていますからね。
直後に予告なしに15分時間切れという結末を迎えたので中途半端な印象を残しました。
実時間のようだし、元々予定されていたのかもしれないけど
ミスを取り戻してから終わらないといけませんでした。
サントがクァックの回復を待って敬意を示していたところでしたしね。
まあまあ良い試合。
Hマイク・クァッケンブッシュvs.レックレス・ユースvs.ドン・モントーヤ(FNW 10/25/00)
総評。
今までの2倍の量があり
3つの好勝負他CCとの試合、BOB優勝と
最近のクァックのベスト版に入るべき試合を一通り押さえており
見ていない試合が多いならお手ごろに手に入るのでお勧め。
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
CFWA王座戦:ロウ・キー(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュ(FWA)素早い攻防からロウ・キーがアーム・バーに捕らえる。
クァックは肩に乗ったロウ・キーにフェイス・バスターから
ロメロ・スペシャル、そしてドラゴン・スリーパーへ。
ロウ・キーは脚に狙いをつける。
同時にドラゴン・スリーパー。
ロウ・キーは450°スプラッシュを狙う。
避けられるも着地しクローズラインで相打ち。
クァックはトルネードDDTを狙う。
ロウ・キーはアトミック・ドロップに返すとトルネードDDTを狙う。
クァックはスタンガンに返すとジャーマン。カウント2。
ロウ・キーはロウ・ブローを決めテキサス・クローバー・リーフ。
諦めてスプリングボード式の技へ。
クァックはアトミック・ドロップで迎え撃つとフィッシャーマンズ・バスター。
スプリングボード式ボディ・プレスはカウント2。
クァックはコーナー上のロウ・キーの体勢を崩し雪崩式リバース・ハリケーン・ラナ。
QDへ!
ロウ・キーの仲間が現れレフェリーの注意を引くと同時に
もう1人がクァックにロー・ブローにDDT。
ロウ・キーがダイビング・エルボー・ドロップを決め1,2,3!
別のレフェリーが不正を指摘し試合再開となる。
クァックが猛攻撃。
QDを決めるもレフェリーは気をそらされている。
クァックはロウ・キーの仲間を蹴散らすと
コーナー上のロウ・キーを捕まえ雪崩式バタフライ・スープレックスで1,2,3!
クァックが新FWAチャンピオンに!
EIWA王座戦、3ウェイ・ダンス:CMパンク(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュvs.コルト・カバナ(IWA)
3人で組み合い離れる。
組み合い腕を取り合って離れる。
パンクはまずお前らが戦えという。
クァックとカバナが基本の攻防。
パンクが急に入ってくる。
それぞれがロープに走っている。
これはおかしいぞとクァックとパンクは止まるがカバナは走り続ける。
カバナが疲れ止まった所にダブル・スーパー・キック。
パンクとクァックのグラウンドの攻防。
カバナが戻って来てクァックを追い出す。
クァックが場外で休んでいる間にリングではカバナが優位に試合を進める。
力比べでパンクがカバナの肩に乗ったところにクァックのダイビング・クローズライン。
ジャイアント・スイング+ドロップ・キックの合体技をパンクに決める。
パンクはダブル・ショルダー・スルーを防ぐと両者をコーナーにおいてチョップ。
クァックとカバナは後ろの相手と入れ替わって防ごうとする。
これで仲たがいしさせパンクは高みの見物。
それがばれて再び2人の的に。
クァックが掌底でカバナを落とすとダイブを狙う。
パンクはバック・ブリーカーで妨害すると場外でカバナにロシアン・レッグ・スイープ。
更に場外へのヒーロ。
クァックがフェイク・ダイブからパンクに場外でのトルネードDDT。
パンクがカバナに首4の字。
そこをクァックがカバナにボストン・クラブ。
パンクはロープを掴む。
パンクがクァックに低空ドロップ・キックからシャイニング・ウィザード。
カバナは決めた直後のパンクをキャッチするとクレイドルDDT。
カバナはパンクにペンデュラム。
クァックが両者に蹴りを入れダブル・ドラゴン・スリーパー。
カバナ、パンクは協力してツームストンに返す。
カバナがクァックをカバーするもパンクにカットされる。
カバナがパンクにスーパープレックスを狙う。
パンクは殴り落とすとクァックを捕らえペプシ・プランジを狙う。
クァックは逃れると掌底で落とす。
クァックは2人にスプリングボード式トペ・コンヒーロ。
IWA!IWA!
クァックは2人にミチノク・ドライバーを決めると両者まとめてのムーンサルトを狙う。
パンクがクァックを捕まえ雪崩式ジャーマンを狙う。
カバナがパンクのバックを取り連鎖ジャーマン!
カバナはまずパンクを倒そうとクァックとドゥームズ・デイ・ミサイル・キックに。
パンクはクァックはミサイル・キックを食らった反動を利用し
カバナにリバース・ハリケーン・ラナ!カウントは2!
クァックはパンクを落とすとBTSで1,2,3!
カバナが脱落!
パンクがクァックに襲い掛かりブレーン・バスター。
クァックはSTOからフロッグ・スプラッシュ!カウントは2!
パンクはブレーン・バスターを防ぐとロープの上に落とす、
そこにダイビング・ニー・ドロップ。
カバーするもカウント2。
ならばと雪崩式スプラッシュ・マウンテンへ!
クァックがハリケーン・ラナに切り返しカバーするもカウントは2!
クァックが雪崩式の技を狙う!
パンクが防いで雪崩式ツームストン!カバーし1,2,3!
パンクの防衛!
試合結果
@マイク・クァッケンブッシュ、ニック・バークvs.バックシート・ボーイズ(NEPW 4/6/02)Aライトヘビー級王座戦:エース・スティール(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュ(IWA-MS 2/9/02)
Bライト級王座戦:マイク・クァッケンブッシュ(ch)vs.クワイエット・ストーム(新チャンピオン!)vs.アメージング・レッド(Hardway Wrestling TV#40)
CFWA王座戦:ロウ・キー(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュ(新チャンピオン!)(FWA 11/20/99)
Dマイク・クァッケンブッシュvs.クリス・ハムリック(NEW 4/6/02)
EIWA 王座戦、3ウェイ・ダンス:CMパンク(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュvs.コルト・カバナ(IWA 4/5/02)
Fマイク・クァッケンブッシュvs.レックレス・ユース(LAW 7/10/99)
Gマイク・クァッケンブッシュvs.エル・イホ・デル・サント(15分時間切れ)(FWA 4/15/00)
H王座戦:マイク・クァッケンブッシュvs.レックレス・ユースvs.ドン・モントーヤ(新チャンピオン!)(FNW 10/25/00)