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SMV:"Lightning" Mike Quackenbush Volume.3 Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 アイアンマン王座戦#1コンテンダー・マッチ:マイク・クァッケンブッシュvs.クリス・セイビン(CZW Night of Infamy 4 11/12/05)

ジュニア・ヘビー級王座戦、4ウェイ・マッチ:アレックス・シェリー(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュvs.アーセナルvs.セクシー・エディ(CZW 2/5/05)

SMV製作のクァックのベスト版第3作。
2枚組み約4時間。
インタビューも収録。

1試合目−マイク・クァケンブッシュvs.クラウディオ・カスタニョーリ(Negative Balance 8/13/05)
 あまりに性急、奇を衒った攻防から入り
 いつものCCが一方的に攻めるシーンを挟んで、
 ダイブからもう終盤へ。
 この黄金カードの中で一番悪く、まあまあ良いレベルの試合。
 とにかく時間が足りない。10分ちょっと。
 序盤、中盤、終盤がごった煮になったような印象も受ける。

2試合目− アイアンマン王座戦#1コンテンダー・マッチ:マイク・クァッケンブッシュvs.クリス・セイビン(CZW Night of Infamy 4 11/12/05)
 カード通りの期待にこたえてくれた試合。
 テクニカルな部分とハイ・フライングへの切り替え
 緩急のつけどころは素晴らしいものがあります。
 クァックには良くあるのだが終盤がやや弱いかな。
 ぎりぎり好勝負。

3試合目−ジュニア・ヘビー級王座戦、4ウェイ・マッチ:アレックス・シェリー(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュvs.アーセナルvs.セクシー・エディ(CZW 2/5/05)
 面白い。
 インディでは珍しい4ウェイ・マッチを上手くこなしてきました。
 4人同時のロック・アップで始めたりと4ウェイ・ムーブを披露。
 粗が出る前に基本1対1へと切り替え、
 コーナーでの2連鎖、3連鎖技や
 共闘、裏切りをポイントにテンポ良く進んで行きます。
 インディでももっと4ウェイが見たいなと思わせる試合でしたよ。
 ぎりぎり好勝負。

4試合目−マイク・クァッケンブッシュvs.スカイデ(IWA-MS 9/24/05)
 予想通りいつもと同じく完全ルチャの試合。
 グラウンドに飛び技で味付けした感じ。
 ルチャが好きでないと少しきつい内容です。

5試合目−マイク・クァッケンブッシュ、イクイノックス、エディ・キングストン、セイビアンvs.クラウディオ・カスタニョーリ、クリス・ヒーロー、エリック・キャノン、グラン・アクマ(Chikara 7/24/05)
 DVDのパッケージにはこう書かれています。
 試合を真っ白なキャンパス、レスラーを色とするなら、
 2色より6、8色の方がより多様なものになると思いませんか。
 これは確かに真ですが
 Chikaraの6,8人タッグには
 それぞれを統率し全体の構図にまとめあげるという事に欠けており
 猥雑に塗りたくられた色は混ざり合っていつも同じ黒っぽい色になります・・・。
 このキャンバスも例に漏れず。
 ベスト版に入ってるだけあって
 まだ絵は描けている方ですけれど。

DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

Aアイアンマン王座戦#1コンテンダー・マッチ:マイク・クァッケンブッシュvs.クリス・セイビン
  握手して試合開始。
  素晴らしいチェーン・レスリングはほぼ互角の様相を呈している。
  それでも熟練した多彩な技を持つクァックが余裕を漂わせ一歩リード。
  クァックはスピードを上げアーム・ドラッグへ。
  場外で間を取ろうとしたセイビンにトペ・コンヒーロ。
  リングに戻し腰、腹を集中攻撃する。
  セイビンが延髄切りを決めカバー。カウント2。
  クァックは逆さ吊りにし頭部へドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  クァックがコーナーを使って背後を取ろうとする。
  セイビンはそこを捕らえクレイドル・ショックを狙う。
  逃れられるもバックを取りジャーマン。
  クァックは気合で立ち上がると掌底を叩き込む。
  両者ダウン。
  打撃を打ち合うも最後はクァックのクローズラインが炸裂。
  クァックはセイビンをコーナーに乗せる。
  落とされるもすかさず駆け上がって雪崩式ハリケーン・ラナ。
  そしてスワントーン・ボム!カウントは2! 
  ならばとQD2へ!
  セイビンは逃れるとヘッド・バッド連発。
  クァックも張り手連発で応じる。
  セイビンはみぞおちに蹴りを叩き込むとミサイル・キックからトルネードDDT。
  カバーするもカウントは2。
  ならばとクレイドル・ショックへ!
  クァックがサンセット・フリップに返そうとする。
  セイビンは防ぐと掌底も防ぎランニング・パワー・ボム。カウントは2。
  再びクレイドル・ショックを狙う!
  クァックはリバース・ブレーン・バスター。カバーするもカウント2。
  もう一発狙う。
  セイビンはブレーン・バスターの要領で抱え上げクレイドル・ショック!
  1,2,3!


Bジュニア・ヘビー級王座戦、4ウェイ・マッチ:アレックス・シェリー(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュvs.アーセナルvs.セクシー・エディ
  4人で組み合い離れる。
  今度は組み合い腕を取り合って離れる。
  再び4人で組み合いクァックが正面のエディにモンキー・フリップを決める。
  連鎖で横の2人も投げ飛ばされる。
  クァックは両手足を絡めてエディを動けなくする。
  アーセナルにインディアン・デス・ロック、
  妨害しに来たシェリーにアブナミドル・ストレッチ。
  エディがスーパー・キックでカット。
  エディがクァックにブランチャ。
  クァックがシェリーにトペ・コンヒーロ。
  エディがアーセナルに開脚式ムーンサルト。
  アーセナルは避けると同時に股間を蹴り上げる。
  エディがコーナー上のクァックを捕まえ雪崩式ジャーマンを狙う。
  アーセナルがエディを捕まえ雪崩式バック・ドロップを狙う。
  クァックはロックを解くとアーセナルにサンセット・フリップ・パワー・ボム。
  シェリーがクァックにシェリー・ショックを決める。
  シェリーはクァックをカバーせずエディを標的に定める。
  ボーダー・シティ・ストレッチを決める。
  シェリーがバック・ブリーカーを決めているエディに
  シェリーと共闘することにしたアーセナルがスプリングボード式セントーン。
  アーセナルはすぐに裏切る。
  アーセナルはエディにエプロンでのフィッシャーマンズ・バスターを決める。
  同時にネック・ブリーカーを決め両者ダウン。
  シェリーがエディに場外へのスーパープレックスを狙う。
  アーセナルが両者を落とす。
  クァックがアーセナルにバックパック・スタナー。
  カバーするもカウント2。
  ペンデュラムを決め手からトルネードDDTを狙う。
  アーセナルは抵抗しクァックを担ぐとマットに叩きつける。カバーするもカウント2。
  エディがアーセナルにセクシープレックス。
  クァックにもトルネード・フェイス・バスターを決めカバー。シェリーがカット。
  シェリーはエディにエンジェルズ・ウィングを狙う。
  エディがバック・スライドに返す。カウント2。
  シェリーはスーパー・キックからエンジェルズ・ウィング。
  更に雪崩式シェリー・ショックを狙う。
  エディがシェリーを殴り落としムーンサルトの体勢に。
  アーセナルがエディを捕まえ雪崩式ジャーマンを狙う。
  更にクァックがアーセナルにジャーマンを狙う。
  そこにシェリーがクァックのバックを取り3連鎖ジャーマン!
  Oh my God!Excuse me!Somebody,Call 911!
  シェリーはアーセナル、エディを場外に落とす。
  クァックがシェリーにQDを狙う!
  シェリーは逃れるとボーダー・シティ・ストレッチ!
  クァックは体勢を起こし逆にボーダー・シティ・ストレッチ!
  シェリーがロープに脚をかける。
  クァックは掌底を決める。リングに戻ろうとしたエディ、アーセナルにも決める。
  シェリーにもう1発狙う。
  シェリーはその動きを利用しボーダー・シティ・ストレッチを狙う!
  クァックは耐えるとQD2で1,2,3!
  クァックが新ジュニア・ヘビー級チャンピオンに!
  エディが握手を求める。
  そこにアーセナルがエディに不意打ち。
  クァックはアーセナルにQD2を決め邪魔者を追い出すと
  大エディ・コールを起こしエディと一緒にダンス。
  握手し抱き合う。

試合結果

@マイク・クァケンブッシュvs.クラウディオ・カスタニョーリ(Negative Balance 8/13/05)
Aアイアンマン王座戦#1コンテンダー・マッチ:マイク・クァッケンブッシュvs.クリス・セイビン(CZW Night of Infamy 4 11/12/05)
Bジュニア・ヘビー級王座戦、4ウェイ・マッチ:アレックス・シェリー(ch)vs.マイク・クァッケンブッシュ(新チャンピオン!)vs.アーセナルvs.セクシー・エディ(CZW 2/5/05)
Cマイク・クァッケンブッシュvs.スカイデ(IWA-MS 9/24/05)
Dマイク・クァッケンブッシュ、イクイノックス、エディ・キングストン、セイビアンvs.クラウディオ・カスタニョーリ、クリス・ヒーロー、エリック・キャノン、グラン・アクマ(Chikara 7/24/05)