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SMV:The Very Best of Jerry Lynn Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み総時間は約3時間30分。

入場シーンはカットとなっています。

@ ジェリー・リンvs.コルト・カバナ(IWA-MS 3/2/01)
 期待の新人という事でリン戦が組まれましたが
 攻防重視のリンとやらせるのは無謀過ぎましたね。
 すぐに対応できず間が空くシーンが結構見られました。
 一応形にはなっていますけれども完成度が低すぎます。
 悪い試合。
 この試合でエースがカバナを裏切りました。

Aジェリー・リンvs.レイ・ミステリオ(NWA Tri-State 3/24/02)
 ECWで対戦した事はあるでしょうから6年ぶりのカードですか。
 伸び伸びとした動きで良い攻防を見せていましたが
 7分という試合時間のせいでちょっと粗い構成でしたね。
 最後はなんでダイビング・ヘッド・バッドだったんだろう。
 平均レベル。 

Bジュニア・ヘビー級王座戦:トレント・アシッド(ch)vs.ジェリー・リン(CZW 5/11/02)
 良くも悪くもいつも通り。
 リンの安定したお仕事。
 特別良くも無いがテンポ良く軽めの試合を。
 平均より少し上。

Cジェリー・リンvs.CMパンク(IWA-MS 10/5/02)
 お互い上手いこと自分と相手の
 プロレスの折り合いを見つけましたね。
 リンの攻防もパンクのまったりした試合運びも
 両方良く発揮された試合でした。
 フィニッシュも中々妙が利いている。
 好勝負に届かずも中々良い試合でした。

Dジェリー・リンvs.ジミー・ジェイコブス(IWA-MS 8/1/03)
 スピード感ある攻防から
 お互い一貫した攻めを見せて
 コンパクトにまとめてきました。
 オープニングにうってつけの
 平均的な良試合でしたね。

E2回戦:ジェリー・リンvs.AJスタイルズ(IWA-MS 11/8/03)
 初期TNAの黄金カードですね。
 Xディビジョンの代名詞である創意に富んだ攻防はそれ程見られず
 基本的攻防に終始した感じですけれども
 それだけで見応えのある仕上がりになるのは流石この2人といった所。
 短めの試合が多い中15分与えられましたし
 中々良い試合。

Fライト・ヘビー級王座戦:ジェリー・リン(ch)vs.デリリウス(IWA-MS 4/10/04)
 どう考えても相容れないキャラ同士なのに
 23分もやって、ついでに試合後リンが吐露した所によると腰を痛めていたとか・・・。
 少し悪い試合。

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

CCMパンクvs.ジェリー・リン
  腕取りからロープ・ワーク、アーム・ドラッグの打ち合いとスピード・バトル。
  リンがヘッド・ロックでパンクの動きを押さえ、
  逃れられてもヘッド・シザースにフェイス・バスターと優位に立つ。
  コーナーに振られたパンクは跳躍してエプロンへ。
  追ってきたリンにショルダー・ブロックを決めサンセット・フリップへ。
  耐えられるや、すぐ諦めロシアン・レッグ・スイープ。
  ヒーロを狙い避けられるがヒップ・トスを防いでゴーリー・ボム。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターを決めチン・ロック。
  リンが反撃しサンセット・フリップ。
  パンクはカウント2で返すとティルト・スラム。
  再びチン・ロックに捕らえる。
  ウェルカム・トゥー・シカゴを決めカバー。カウント2。
  リンは中々反撃できないでいる。
  エプロンのリンはショルダー・ブロックを狙ったパンクにレッグ・ドロップ。
  リンはハリケーン・ラナを狙ったパンクにパワー・ボム。カウント2。
  パイル・ドライバーの体勢に。
  パンクはコーナーに押し込み逃れるとボディ・スラム。
  コーナーに登ろうとするも油断して時間をかけすぎる。
  リンが起き上がって雪崩式ロシアン・レッグ・スイープ。
  両者ダウン。
  殴り合う。
  パンクが抱え上げファイヤーマンズ・キャリーから開脚式ムーンサルト。カウント2。
  リンはコーナー上のパンクを捕らえると雪崩式ブルドッグ。
  カバーするもカウント2。
  ならばとクレイドル・パイルドライバーを狙う!
  パンクがリバース・スープレックスに返す。
  リンはサンセット・フリップに持ち込もうとする。
  パンクは耐えるとアーム・バー。
  リンはロープに脚をかける。
  リンは突進してきたパンクを打ち上げコーナーにぶつける。
  パンクがコーナーから飛びネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  パンクはコーナー上に登る。
  リンはパンクの体勢を崩すとスーパープレックスを狙う。
  パンクはリンを殴りつけるとペプシ・プランジを狙う!
  リンはリバース・スープレックスに返すと飛びつきフェイス・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  更にTKOを決めカバーするもパンクの脚がロープにかかる。
  パンクがネック・ブリーカーからシャイニング・ウィザード!
  カバーするもカウントは2!
  パンクがゴーリー・ボムを狙う。
  リンがサンセット・フリップに返し丸め込み合戦。
  バックを取り合いパンクがボディ・シザースを狙ったところを
  リンが両脚にレッグ・ドロップを決めカバーの体勢に!1,2,3!
  パンクはリンを認め称えると思いきや、次の瞬間襲い掛かる。
  ヒーローがリンを救い出す。


E2回戦:AJスタイルズvs.ジェリー・リン
  技を返し合う素早い攻防から試合開始。
  一旦仕切り直しになるも両者避けあい決まらない。
  再び仕切り直し。
  リンがヘッド・ロックをバック・ドロップに返し先手を取る。
  AJが不意打ちのヘッド・シザースを決めるも
  リンはすかさずバック・ブリーカーを決め流れを引き渡さない。
  リンはAJの一回転のリバースDDTを防ぎロープ上に落とす。
  スプリングボード式ドロップ・キックで場外に落とすとベースボール・スライドへ。
  AJは受け止めると振り回してエプロンにぶつける。
  AJはエプロンでのレッグ・ドロップを避け自爆させるとトペ・コンヒーロ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  AJがサブミッション中心に攻め立てていく。
  気合をかけて殴り合う展開に。
  リンがクローズラインを決め両者ダウン。
  体力の残るAJが先に起き上がり雪崩式ハリケーン・ラナへ。
  リンはサンセット・フリップに切り返す。カウントは2。
  AJがハリケーン・ラナを狙う。
  リンはランニング・パワー・ボムに返す。カウントは2。
  AJはTKOを逃れると垂直落下式ブレーン・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  ならばとスタイルズ・クラッシュを狙う!
  リンは蹴りつけて逃れるとリバース・クレイドル・パイル・ドライバー!
  カバーするもカウントは2!
  リンはパワー・ボムを狙う。
  AJは逃れると抱えあげてのフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  リンはローリング・フォア・アームズを避けるとバックを取る。
  AJはエルボーを入れて逃れるとコーナー上へ。
  リンが捕らえ雪崩式ジャーマン!
  一回転したAJをカバーするもカウントは2!
  リンがクレイドル・パイル・ドライバーを狙う! 
  AJがリバース・スープレックスに返すや丸め込む。カウントは2!
  AJが一瞬の隙を突き丸め込み1,2,3! 

試合結果

@ジェリー・リンvs.コルト・カバナ(IWA-MS 3/2/01)
Aジェリー・リンvs.レイ・ミステリオ(NWA Tri-State 3/24/02)
Bジュニア・ヘビー級王座戦:トレント・アシッド(ch)vs.ジェリー・リン(CZW 5/11/02)
Cジェリー・リンvs. CMパンク(IWA-MS 10/5/02)
Dジェリー・リンvs.ジミー・ジェイコブス(IWA-MS 8/1/03)
E2回戦:ジェリー・リンvs.AJスタイルズ(IWA-MS 11/8/03)
Fライト・ヘビー級王座戦:ジェリー・リン(ch)vs.デリリウス(IWA -MS 4/10/04)