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Rf Video:Best of the Independents 2002 Vol.2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

Rf Videoのオリジナル作品。
DVD版がないのでVHSにて購入しました。
総時間は約3時間55分です。

@ロウ・キーvs.ブライアン・ダニエルソンvs.ホミサイド(JAPW 4/5/02)
 ROHの旗揚げ戦と時期、面子が近いという事で
 どれだけ期待していたことか。
 見事に打ち砕いてくれましたねぇ・・・。
 試合はヒールのアメドラvs.ベビーのどちらか、が1対1で戦うのが基本。
 もう1人はアメドラの手下、クルーエルに場外で殴られたりしています。
 それがほとんど続くのでつまらないのですよ。
 最後までこの面子とは思えない内容でしたね。
 試合時間は14分でした。
 悪くない試合。

Aインセイン・ドラゴンvs.スリック・ワグナー・ブラウン(JAPW 4/5/02)
 ドラゴンが飛びすぎでうんざりしますね。
 悪い試合。
 エイプリル・ハンターvs.ドラゴンの方がましになったのでは。
 相手が女性だと加減するでしょうし。

BB-Boy vs.スーパー・ドラゴン(CZW 6/8/02)
 この後何度か手を合わせる両者ですけれども
 これが初顔合わせでしょうか。
 一定のレベルを満たしているものの
 この時点では危険な投げありきな試合ですね。
 まあまあ良い試合。

Cクワイエット・ストームvs.クリス・ディバイン(ECWA 5/4/02)
 とにかく飛んで投げて、というしょうもない内容。
 悪い試合。 

Dジェームス・マリタトvs.クルーエル(USA-Pro 5/18/02)
 クルーエルもグイドーに似たようなタイプなので
 ある時はスピード、またある時はサブミッションを使って、と
 良い感じに試合を構築していますね。
 まあまあ良い試合です。

Eジョディ・フレッシュvs.ジョニー・ストーム(PWF 6/9/02)
 英国飛び技師協会認定の黄金カード。
 予想していてもあれだけ素早い攻防、ハイ・フライングをされると驚いてしまいますね。
 最後は若干飽きが来ますけれども
 飛び技師にしては試合構築もある程度できているし
 中々良い試合でした。 

Fレックレス・ユースvs.CMパンク(JCW 6/15/02)
 めまぐるしく展開していき面白いですね。
 特別悪い点もなく平均的な良試合。

GSATvs.ウェイステッド・ユースvs.ジェイ・リーサル、レインチャイルド(JAPW 6/7/02)
 後にROHでスクランブル・タッグと名づけられる試合のように
 とにかくスピードと連携で押していく、はちゃめちゃな試合。
 ファン・マッチとしては優れていますね。
 平均的な良試合です。

Hスティーブ・コリノvs.ホミサイド
 執拗な腕攻め等丁寧な試合作りで
 尚かつ抗争しているだけの激しさを
 長くない時間に詰め込みました。
 平均的な良試合。

Iジェリー・リンvs.ジェームス・マリタト(PCW 5/17/02)
 攻防にしろ観客へのアピールにしろもう堂々としたものですね。
 ECWで培った経験をしっかり活かして試合をしています。
 こういうカードのロング・マッチを見てみたいですね。
 平均的な良試合。

JCZW王座戦:ジャスティス・ペイン(ch)vs.ニック・モンド(CZW 4/13/02)
 基本的に正義痛主導で普通のプロレスをしていきますが
 スポット、スポットではリングから場外へのベリー・トゥー・ベリーとか
 画鋲への投げといったとんでもない受けを披露します。
 画鋲入ってからのクライマックスが結構長かったのには驚きましたが
 逆に画鋲という凶器の効果が引き下げられた感じは否めないですね。
 平均より少し上。

Kニュージャージー・ステイト王座戦:デランジド(ch)vs.デランジド(JAPW 5/3/02)
 尻丸出し等ファン・マッチをしたいのは分かるのだが
 もう少し、いやかなり頑張りましょう。
 悪い試合。

Lタッグ王座戦、4コーナー・エリミネーション・マッチ:ダ・ヒット・スクワッド(ch)vs.ロウ・キー、エグゼヴィアーvs.ナチュラル・ボーン・シナーズ(USA-Pro 6/8/02)
 半分が殴るしかできない人達ですからねぇ。
 ロウ・キーとホミサイドの絡みが少し見れるというのが唯一の魅力かな。
 少し悪い試合。

Mブライアン・ダニエルソンvs.レックレス・ユース(JCW 6/15/02)
 実力の高いゲストに試合をキャリーしてもらいながら
 土をつけるために一極攻めを使用する。
 まあ定番ですね。
 悪くはないものの脚攻めをもう少し上手く使えたんじゃないかな、と思います。
 平均より少し上。

総評
 良い試合も幾つかあるのですけれども
 @が外れたし、ベスト版としては弱いですね。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

@ロウ・キーvs.ブライアン・ダニエルソンvs.ホミサイド(JAPW 4/5/02)
  ロウ・キーが入るなりアメドラに殴りかかる。
  ホミサイドもアメドラを殴りつける。
  カバー時にはカットされるがアメドラ狙いで一致している。
  アメドラをロープの上に落としダブル・ビッグ・ブーツで蹴り落とす。
  ホミサイド、ロウ・キーはダイブを狙う。
  アメドラの手下、クルーエルがホミサイドを場外に引き摺り下ろす。
  一方ロウ・キーはトペ・スイシーダにいくもアメドラがカウンターで殴りつける。
  クルーエルにロウ・キーを襲われている隙に
  アメドラはリングに戻りホミサイドに襲いかかる。
  雪崩式エース・クラッシャーを防ぐとミサイル・キック。
  カバーするもロウ・キーがカット。
  アメドラとロウ・キーのチョップの打ち合い。
  アメドラが打ち勝ちスナップ・スープレックスでカバー。カウント2。
  ロウ・キーがアメドラの胸に蹴りを打ち込み気合の一発。
  カバーするもカウント2。
  ホミサイドはリングに戻るとロウ・キーの蹴りを受け止めドラゴン・スクリュー。
  続いてSTF。
  アメドラがドロップ・キックでカット。
  ホミサイドは場外に逃れるもクルーエルにクローズラインを食らう。
  アメドラがロウ・キーの脚を攻める。
  戻ってきたホミサイドとアメドラがチョップの打ち合い。
  アメドラがホミサイドの背中を蹴りつける。
  ホミサイドもやり返す。
  アメドラはサミングを決めるとスナップ・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  鉄柱にぶつけて排除するとクルーエルにロウ・キーを戻させ狙いを変える。
  ロウ・キーが振り返しスペース・ローリング・ハイ・キック。
  脚が痛むので遅れてカバー。カウント2。
  コーナーを使ってのドラゴン・スリーパー。
  そこにホミサイドがドロップ・キック。
  ロウ・キーを捕らえてコップ・キラーを狙う。
  アメドラがロウ・キーをキャッチし肩車する。
  ロウ・キーはコーナー上のホミサイドを捕らえバック・ドロップの体勢に。
  アメドラのエレクトリック・チェアーで連鎖。
  全員ダウン。
  アメドラがとロウ・キーが這ってホミサイドをカバーするもカウント2。
  アメドラとロウ・キーの打撃の打ち合い。
  アメドラがローリング・フォア・アームズを決めキャト・ミューティレーションを狙う。
  耐えるロウ・キーにローリング・フォア・アームズをもう1発。
  クルーエルがエプロンに上がりロウ・キーの邪魔をしようとするも延髄切りを食らう。
  ホミサイドがアメドラにアッパーカートを叩き込む。
  続けてクルーエルにトペ・コンヒーロ。
  邪魔者を排除するとロウ・キーに延髄ラリアット。
  更にラリアットでカバー。
  アメドラがカット。
  ホミサイドがアメドラにラリアットを決める。
  もう1発狙う。
  アメドラが受け止めドラゴン・スープレックスで1,2,3!

試合結果

@ロウ・キーvs.ブライアン・ダニエルソンvs.ホミサイド(JAPW 4/5/02)
Aインセイン・ドラゴンvs.スリック・ワグナー・ブラウン(JAPW 4/5/02)
BB-Boy vs.スーパー・ドラゴン(CZW 6/8/02)
Cクワイエット・ストームvs.クリス・ディバイン(ECWA 5/4/02)
Dジェームス・マリタトvs.クルーエル(USA-Pro 5/18/02)
Eジョディ・フレッシュvs.ジョニー・ストーム(PWF 6/9/02)
Fレックレス・ユースvs.CMパンク(JCW 6/15/02)
GSAT vs.ウェイステッド・ユースvs.ジェイ・リーサル、レインチャイルド(JAPW 6/7/02)
Hスティーブ・コリノvs.ホミサイド
Iジェリー・リンvs.ジェームス・マリタト(PCW 5/17/02)
JCZW 王座戦:ジャスティス・ペイン(ch)vs.ニック・モンド(CZW 4/13/02)
Kニュージャージー・ステイト王座戦:デランジド(ch)vs.ディクシー(JAPW 5/3/02)
Lタッグ王座戦、4コーナー・エリミネーション・マッチ:ダ・ヒット・スクワッド(ch)vs.ロウ・キー、エグゼヴィアー(新チャンピオン!)vs.ナチュラル・ボーン・シナーズ(USA-Pro 6/8/02)
Mブライアン・ダニエルソンvs. レックレス・ユース(JCW 6/15/02)