TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2022年 →PWG:Battle of the Los Angels Night Two 1/8/23

PWG:Battle of the Los Angels Night Two 1/8/23の分析


名勝負 なし
好勝負 BoLA2回戦:マイク・ベイリーvs.シュン・スカイウォーカー(1/8/23)

BoLA準決勝:マイク・ベイリーvs.ブライアン・キース(1/8/23)

BoLA決勝:竹下幸之助vs.マイク・ベイリー(1/8/23)

@BoLA2回戦:マイク・ベイリーvs.シュン・スカイウォーカー(1/8/23)
 シュンは知らない人からすると分かりにくさはあるかもしれませんが、
 シュンは揺るぐことなく自分はこういうキャラ、こういうスタイルだ、と示し、
 ヒールとしての評価を試合の中で得ていましたね。

 ベイリーはいつもより相手に任せての試合運びですが
 スタンディング・ムーンサルト・ダブル・ニーをフェイント入れたり
 細かなチューニングして精度で勝負していました。

 手探りしつつ良い落とし所を見つけて綺麗に幕引きとしました。

 この日一番好きな試合でした。

 ぎりぎり好勝負。

Aブラック・タウルス、ラティゴvs.アラミス、レイ・ホルス(1/8/23)
 ラティゴは他より知名度で劣りますが、
 この日も良い仕事をしましたね。

 大熱狂とはいかなくても
 上質なルチャ・アクションが連鎖していきます。

 ただ楽しみに浸ってたらそのまま終わったかのような10分試合。

 大会的には添え物のカードですが、
 折角なのでもっと見たかった。

 好勝負に少し届かず。

BBoLA準決勝:マイク・ベイリーvs.ブライアン・キース(1/8/23)
 キース抜擢する上で昨年実績のあるベイリーを当てる
 ブッカーの腕の良さが光るマッチメイクですね。

 気持ちをぶつけ合う張り合いの間に
 インパクトあるスポット挟む分かりやすい構築論が成功。
 
 序盤、中盤、終盤、安定してクオリティを担保できていますね。

 キースの勝利の可能性も十分に見える攻防で盛り上がりました。

 ぎりぎり好勝負。

CBoLA決勝:竹下幸之助vs.マイク・ベイリー(1/8/23)
 火花を散らすとショート・カット気味に打ち合います。
 3戦目なので仕方ないかと思わせつつ、
 一度落ち着いた展開に戻します。

 間でスケールを感じさせたり、
 サブミッションをかけたままエプロン横の椅子に落ちたりと
 丁寧に積み重ねて決勝らしさを作っていきました。

 大技でのニアフォール合戦。
 スローに落とし切った中でも
 途切らせずに注目を集めました。
 特に竹下がブレーン・バスターァァァァァーを放った時は大いに盛り上がりました。

 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:6/?/22)
Rating:★★★★☆