TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2018年 →PWG:Mystery Vortex V 1/12/18

PWG:Mystery Vortex V 1/12/18の分析


名勝負 なし
好勝負 タッグ王座戦:チョーズン・ブラザーズ(マット・リドル、ジェフ・コブ)(ch)vs.リング・カンプ(ウォルター、ティモシー・サッチャー)

@デイヴィッド・スターvs.フレッド・イーハイ
Aジョーイ・ジャネラvs.モーガン・ウェブスター
Bサミー・ゲヴァラvs.レイ・フェニックス
Cキース・リーvs.ザック・セイバーJr.
Dトレントvs.マーティ・スクール

Eタッグ王座戦:チョーズン・ブラザーズ(マット・リドル、ジェフ・コブ)(ch)vs.リング・カンプ(ウォルター、ティモシー・サッチャー)
 リドルxウォルターが昨年のトップ・カードですが、
 敢えてリドルxティモシー、コブxウォルターの組み合わせをメインに。
 前者は独自の世界観でのレスリングの可能性を示したり、
 激しい打撃戦で熱風を巻き起こしたり。
 後者は真っ向からのショルダー・タックルの耐えあいや
 コブが背丈が小さいからこそ本来のアマレスで対抗したり。
 それぞれワンシーンの時間はそんなに長くないのですが
 飛び切りの物を見せてくれます。
 逆に連携シーンが少し形骸的な所がありますね。
 試合運びの点では不十分。
 ただ連携技は迫力があるので、
 それを補って余りある熱量を生み出しています。
 期待通り他にない魅力を持った内容。
 ぎりぎり好勝負です。

FPWG王座戦、ゲリラ・ウォーフェア:リコシェ(ch)vs.チャック・テイラー
 リコシェの奇襲ベルト攻撃から始まると
 序盤からゴミ箱、ラダーと凶器が投入されていきます。
 ただ飛ばす割りにラダーの最初のスポットの時に
 かわしあいを入れたりする律儀さが
 悪い意味で攻防を作る演じ手という立場を前面に出してしまう。
 それよりも昨年の王座交代劇のリマッチという
 グラッジ色を表現して欲しかった。
 実況席から椅子トラップへのブレーンバスターなど
 過酷なスポットもありますが、
 基本的にはファンなハードコア・マッチのジャンルを抜けてこない。
 クライマックスはテーブルと画鋲で再度王座が移動するだけの演出を付与。
 中々良い試合。
 (執筆日:1/?/18)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@デイヴィッド・スターvs.フレッド・イーハイ
Aジョーイ・ジャネラvs.モーガン・ウェブスター
Bサミー・ゲヴァラvs.レイ・フェニックス
Cキース・リーvs.ザック・セイバーJr.
Dトレントvs.マーティ・スクール
Eタッグ王座戦:チョーズン・ブラザーズ(マット・リドル、ジェフ・コブ)(ch)vs.リング・カンプ(ウォルター、ティモシー・サッチャー)
FPWG王座戦、ゲリラ・ウォーフェア:リコシェ(ch)vs.チャック・テイラー(新チャンピオン!)