TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2017年 →PWG:Battle of Los Angeles Night One 9/1/17

PWG:Battle of Los Angeles Night One 9/1/17の分析


名勝負 なし
好勝負 チョーズン・ブラザーズ(マット・リドル、ジェフ・コブ)vs.ドノヴァン・ダイジャック、キース・リー

@BoLA1回戦:デズモンド・エグゼヴィアーvs.ブライアン・ケイジ
ABoLA1回戦:マーティ・スクールvs.モーガン・ウェブスター

BBoLA1回戦:レイ・フェニックスvs.レイ・ホーラス
 出だしの演舞は少しリズムが悪かったものの
 ロープから横のロープに飛び乗ってムーンサルトしたりなど
 ルチャドールならではのスプリングボード使いで
 とんでもないものを見せてくれそうだという
 期待感を十分に起こすことができています。
 ロープ・ワークに頼らない意表を突いたゼロ線ムーブもありますし、
 投げでも魅せれるので豊かなニア・フォールを演出。
 サブミッションを最後こそ使っていましたが
 クライマックス直前から布石を置くと
 よりクライマックスが魅力的に見えたのでは。
 中々良い試合。

Cチョーズン・ブラザーズ(マット・リドル、ジェフ・コブ)vs.ドノヴァン・ダイジャック、キース・リー
 インディーの中で圧倒的な身体的個性を持つ4人。 
 それぞれのタッグの連携技はシンプルながら
 観ていて楽しくなってしまいます。
 GTSでダイジャックが場外まで落ちたりする
 受身の気前の良過ぎる所はプロレス・ゲームみたいで
 プロレスの魅せ方としてどうかと思うところはありますけどね。
 しかしキース、ダイジャックの最後の連劇は相当に迫力があり、
 それまでの不満を吹き飛ばすクレイジーなクライマックスでした。
 ぎりぎり好勝負。

DBoLA1回戦:ペンタ・エル・ゼロM vs.マーティ・スクール
EBoLA1回戦:ザック・セイバーJr. vs.ジョナ・ロック
FBoLA1回戦:リコシェvs.フラミータ
 流れで押せるところで落としたり切ったりするのは
 試合時間の水増しのためでしょう。
 リコシェがラインを下に超さないように
 観客の雰囲気を察知してコンスタントには盛り上げますが
 如何せんフラミータの試合運びが雑で流れのない点。
 試合時間も長く観ていて疲れますね。
 残念ながらこの試合のフラミータは
 メイン抜擢の期待に応えられていません。
 平均より少し上。

 (執筆日:11/?/17)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@BoLA1回戦:デズモンド・エグゼヴィアーvs.ブライアン・ケイジ
ABoLA1回戦:マーティ・スクールvs.モーガン・ウェブスター
BBoLA1回戦:レイ・フェニックスvs.レイ・ホーラス
Cチョーズン・ブラザーズ(マット・リドル、ジェフ・コブ)vs.ドノヴァン・ダイジャック、キース・リー
DBoLA1回戦:ペンタ・エル・ゼロM vs.マーティ・スクール
EBoLA1回戦:ザック・セイバーJr. vs.ジョナ・ロック
FBoLA1回戦:リコシェvs.フラミータ