TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2015年 →PWG:Mystery Vortex III Rock and Shock The Nation 6/26/15

PWG:Mystery Vortex III Rock and Shock The Nation 6/26/15の分析


名勝負 なし
好勝負 PWG王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.マイク・ベイリー

クリス・ヒーローvs.ザック・セイバーJr.

@トマッソ・チャンパvs.ジョニー・ガルガーノ
Aワールズ・キューテスト・タッグ・チーム(ジョーイ・ライアン、キャンディス・ラレー)vs.モンスター・マフィア(ジョシュ・アレキサンダー、イーサン・ペイジ)
Bビフ・ビューシックvs.ティモシー・サッチャー

CPWG王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.マイク・ベイリー
 ベイリーから仕掛けて試合をスタート。
 普段よりも打撃が冴えわたっていて、
 いきなり熱狂の雰囲気を作り出しました。
 まだ青い部分もある中で
 ファンが手助けしてくれる環境が作れると楽ですね。
 ロデリックもハードな攻めで
 痛めがいのある挑戦者を迎え入れます。
 ロデリック自身、不遜な王者として
 雰囲気にしっかりのれていますね。
 一昔前のキャラ性の弱さはもうない。
 実攻撃とアピールのバランス感、
 細かな表情付による勢いが衰えないストーリー・テリング。
 ロデリックの独自性をベイリーが理解しきれていない部分も最後出ましたが、
 ベイリーのフロックを信じて観客も大盛り上がりでした。
 ぎりぎり好勝負。

Dブライアン・ケイジvs.ジョン・シルヴァー

Eクリス・ヒーローvs.ザック・セイバーJr.
 オーソドックスなレスリングかと思いきや
 セイバーの腕ならぬ手攻めをクローズ・アップして
 序盤から痛みが伝わってくるシリアスな内容。
 ヒーローが打撃スタイルで返しつつも
 セイバーのアピールを挟む隙間は残している。
 その中でセイバーが蹴りを放つと
 ヒーローの手の皮がむけ流血するアクシデント。
 これを試合のストーリーに落とし込んで見せるヒーローに対し、
 セイバーも躊躇せず本気の蹴り上げで応じます。
 中盤、主導権を握り返したヒーローが手攻めをやり返して
 ドラマ性が高い試合を更に強化してみせます。
 ヒーローの構築の枠にセイバーが収まってしまった感はあるも
 切り返しサブミッションの妙を遺憾なく発揮しましたね。
 ヒーローが左手の血をダウンするセイバーにしたたらせて
 指の関節を戻す仕草をしてみせたりと
 太ってもヒーローという抜群のセンスを披露し、
 最後は完璧な手攻めの完結。
 後半可能性の幅が絞られたが見事な試合。
 ぎりぎり好勝負。

Fタッグ王座戦:トレヴァー・リー、アンドリュー・エヴァレット(ch)vs.ヤング・バックス


 (執筆日:6/?/15)
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@トマッソ・チャンパvs.ジョニー・ガルガーノ
Aワールズ・キューテスト・タッグ・チーム(ジョーイ・ライアン、キャンディス・ラレー)vs.モンスター・マフィア(ジョシュ・アレキサンダー、イーサン・ペイジ)
Bビフ・ビューシックvs.ティモシー・サッチャー
CPWG王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.マイク・ベイリー
Dブライアン・ケイジvs.ジョン・シルヴァー
Eクリス・ヒーローvs.ザック・セイバーJr.
Fタッグ王座戦:トレヴァー・リー、アンドリュー・エヴァレット(ch)vs.ヤング・バックス(新チャンピオン!)