TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2015年 →PWG:From Out of Nowhere 2/27/15

PWG:From Out of Nowhere 2/27/15の分析


名勝負 なし
好勝負 リコシェvs.マット・サイダル

ヤング・バックスvs.モンスター・マフィア(ジョシュ・アレキサンダー、イーサン・ペイジ)

@ビフ・ビューシックvs.マイク・ベイリー
Aセドリック・アレキサンダーvs.トマッソ・チャンパ
Bベスト・フレンズvs.ビーバー・ボーイズ
CACH vs.ARフォックス
Dクリス・ヒーローvs.ドリュー・グラック

Eリコシェvs.マット・サイダル
 リコシェのスピード感が冴えまくっていますね。
 サイダルの空気感の掴み方も素晴らしい。
 どちらもコンディションを仕上げて
 この特別なカードに臨んできたな、という印象です。
 サイダルの足遣いは上手さを感じるし、
 リコシェの伸びやかな動きには1つ1つ注目を奪われます。
 信頼して相手に一つ上のアクションを要求しあい、
 結果として身体能力を最大限に生かした凄い技でのニア・フォール合戦。
 雪崩式ハリケーン・ラナをかわされるも
 アラビアン・プレス的に着地するとか見事でしたね。
 文句なしに好勝負。

Fヤング・バックスvs.モンスター・マフィア(ジョシュ・アレキサンダー、イーサン・ペイジ)
 ヤング・バックスの奇襲からスタート。
 遊び心あるアピールを重ねていきます。
 いつものスタイルではありますが、
 2人で3アミーゴをしたりと
 vs.モンスター・マフィア用に仕様を変えてきています。
 モンスター・マフィアの合体技も
 ピンポイントで織り交ぜていますね。
 ヤング・バックス主体の試合構築ながら
 見事なスピニング・パワー・ボム+トペのシーンから
 マフィアも試合の根幹に絡んできます。
 攻防を加速させて一気に終盤へ。
 最後はスーパー・キックの打ち合いと言った
 いつもの形に落ち着けましたが、
 またもヤング・バックスが素晴らしい試合の一つを作り上げました。
 ぎりぎり好勝負。

GPWG王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.トレヴァー・リー
 ロデリックがヘタレてから
 ラフ・ファイトでリーをダウンさせます。
 トペ絡みから腰攻めに転じます。
 細かくアクションを挟み停滞はさせていませんが
 リーはフェイスだと弱い印象もあります。
 それでも徐々に反撃を出して応援を引き出しました。
 リーがえぐい技を使って一進一退を行うも
 この日のリーは技が不安定。
 ニア・フォールと粘りで
 王座交代劇のような香りも漂ってはいるが
 少し物足りなかったことは否めませんでした。
 好勝負に少し届かず。


 (執筆日:4/?/15)
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ビフ・ビューシックvs.マイク・ベイリー
Aセドリック・アレキサンダーvs.トマッソ・チャンパ
Bベスト・フレンズvs.ビーバー・ボーイズ
CACH vs.ARフォックス
Dクリス・ヒーローvs.ドリュー・グラック
Eリコシェvs.マット・サイダル
Fヤング・バックスvs.モンスター・マフィア(ジョシュ・アレキサンダー、イーサン・ペイジ)
GPWG王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.トレヴァー・リー