TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2013年 →PWG:Matt Rushmore 10/19/13

PWG:Matt Rushmore 10/19/13の分析


名勝負 なし
好勝負 ジョニー・ガルガーノvs.ロデリック・ストロング

タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.ジョーイ・ライアン、キャンディス・ラレー

@ウィリー・マック、B-Boy vs.PPレイ
Aケビン・スティーンvs.ACH
Bベスト・フレンド(チャック・テイラー、トレント?)vs.ARフォックス、リッチ・スワン
Cドレイク・ヤンガーvs.ブライアン・ケイジvs.トマッソ・チャンパvs.トニー・ニース

Dジョニー・ガルガーノvs.ロデリック・ストロング
 ガルガーノがパーカーを使って、まずは盛り上げ。
 ネタと侮るなかれ、観客の感覚を捉えて動いていますね。
 ロデリックがハード・チョップで応じると、
 レスリング・スキルを使って応酬となります。
 ガルガーノはシリアスな試合運びにおいても
 呼吸を掴んで動き、観客を上手くのせながら腕狙い。
 ロデリックゆったりと間を使いながら
 伝統戦略、7色の腰攻めを解禁します。
 自由に攻防を広げつつ腰攻めで一本気も通っている。
 久しぶりにロデリックが色々出来たな、という印象。
 ガルガーノの自由度の広さも爆発したし、素晴らしい試合でした。
 ぎりぎり好勝負。

Eタッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.ジョーイ・ライアン、キャンディス・ラレー
 ヤング・バックスがいつもの奇襲を見せるかと思いきや
 他ならぬキャンディスが股間投げを叩き込みスタート。
 上手く意表をつきましたが普通に落ち着かせており、そこは勿体無かった。
 シナ・チャントを起こさせてはいけませんね。
 しかしキャンディスが魅力的な技を叩き込んでいく。
 女性らしさもあるのに尚且つ力強い。
 ライアンも補助役としての位置づけを強く意識しており、
 それにより技の量を増やすことに成功しています。
 キャンディスの孤立になるとYバックスが煽り全開。
 交代したライアンですが動きの衰えが目立つ。
 しかしライアンのせいでスロー・ペースになろうともYバックスは対応できる。
 むしろスローになったからこそYバックスが
 センスを研ぎ澄ませて最高の選択ができた印象がありますね。
 PWGの歴史に残っているミステリー・パートナー戦と同じくらい
 キャンディスが輝いていたストーリー・テリング・マッチ。
 文句なしに好勝負です。

FPWG王座戦:アダム・コール(ch)vs.カイル・オライリー



総評
 メインがいまいちでしたが、PWGの魅力の一つ、キャンディスの素晴らしい試合が見られます。
 ガルガーノも実績を残し、今後に期待を抱かせます。
 (執筆日:12/?/13)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ウィリー・マック、B-Boy vs.PPレイ
Aケビン・スティーンvs.ACH
Bベスト・フレンド(チャック・テイラー、トレント?)vs.ARフォックス、リッチ・スワン
Cドレイク・ヤンガーvs.ブライアン・ケイジvs.トマッソ・チャンパvs.トニー・ニース
Dジョニー・ガルガーノvs.ロデリック・ストロング
Eタッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.ジョーイ・ライアン、キャンディス・ラレー
FPWG王座戦:アダム・コール(ch)vs.カイル・オライリー