TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2012年 →PWG:World's Finest 3/17/12

PWG:World's Finest 3/17/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

◆スティーンがスパドラの負傷によりタッグ王座戦に挑戦できなくなったとアナウンス。アヴァロンが襲撃しそのまま試合に。

@ケビン・スティーンvs.ピーター・アヴァロン
Aレイ・ローザスvs.ブライアン・ケイジ・テイラー
Bジョーイ・ライアンvs.キャンディス・レラー
CTJパーキンスvs.スコーピオ・スカイ
D4コーナーズ・マッチ:ロックネス・モンスターズvs.ヤング・バックスvs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
 ヒールであるYバックス襲撃からスタート。
 コーナーへの連続攻撃など
 Yバックスがみじめにやられるファン・スポットを続け大きく盛り上げます。
 その流れにのってスポットを続けた後
 中盤はYバックスが鉄板の煽りでつなぎます。
 といってもYバックスがリードした訳ではなく
 終盤もモンスターズ、SSBがYバックスと同等のレベルで派手なスポットを撃ち合っていました。
 PWGらしい内容で、ここでSSB勝利という結果を残すブッキングにも感心する。
 好勝負に少し届かず。

Eアレックス・コズロフvs.カイル・オライリー
Fウィリー・マックvs.ロデリック・ストロング
 マックがまさかの金星。

◆ジェネリコvs.エドワーズだったがゴングが鳴った直後にスティーンが出てきて挑戦権を行使し3ウェイに。

GPWG王座戦:エル・ジェネリコ(ch)vs.エディ・エドワーズvs.ケビン・スティーン
 しゃしゃり出てきたスティーンにジェネリコがスーパー・キック。
 エドワーズが2人にトペ。
 冒頭のこのシーンで一気にスティーンxジェネリコのヒートを生み出すと共に
 そこにエドワーズが同じレベルの位置に入り込みました。
 その後も要所で3人が入り混じり、優位者がしっかりとアピール。
 そこからの1対1も細やかな関係性、鬩ぎ合いで集中させます。
 クオリティの維持という点では感心したものの
 その方法論が一定で後半にかけてもっと遊びや挑戦が欲しかったか。
 終盤は連鎖技などの3ウェイ・スポットで盛り上げ、
 最後はジェネリコがエドワーズにブレーン・バスタァァァーを決めるも
 スティーンに横取りされ、まさかの王座移動です。
 好勝負に少し届かず。

総評
 アンダーカードはいまいちだったものの良質な試合がD、F、Gとあります。
 またクオリティがあると同時にSSB、マックに実績を上げさせ、
 スパドラ負傷というアクシデントを利用してスティーン戴冠という
 まったく予期でないサプライズに持って行くブッキングは感心するしかない。 
 (執筆日:5/2/11)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ケビン・スティーンvs.ピーター・アヴァロン
Aレイ・ローザスvs.ブライアン・ケイジ・テイラー
Bジョーイ・ライアンvs.キャンディス・レラー
CTJパーキンスvs.スコーピオ・スカイ
D4コーナーズ・マッチ:ロックネス・モンスターズvs.ヤング・バックスvs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
Eアレックス・コズロフvs.カイル・オライリー
Fウィリー・マックvs.ロデリック・ストロング
GPWG王座戦:エル・ジェネリコ(ch)vs.エディ・エドワーズvs.ケビン・スティーン(新チャンピオン!)