TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2007年 →PWG:Battle of Los Angels Night Two 9/1/07

PWG:Battle of Los Angels Night Two 9/1/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約1時間45分。

1試合目−カール・アンダーソン、ビノ・ガンビーノvs.TJパーキンス、ロニン
 何度でも言いますぜ。
 ロニンとガンビーノはいらん。
 悪い試合。

2試合目−1回戦:CIMAvs.ヒューマン・トルネード
 いつも通りDVギミックは絶好調。
 身体能力を活かしたビッグ・ムーブも効果的に使っていました。
 CIMAもまた安定していて
 初めてなのに意思疎通ができていないなんてシーンは見せません。
 流石です。
 欠点のない完成度の高い試合でしたが
 惜しむべくは12分という試合時間。
 是非とも後5分長いのを見たかった。
 グッド・マッチには届かない物の中々良い試合でした。
 予想以上の出来。
 この試合があったからこそトルネードもドラゲーに呼ばれたのでしょう。

3試合目−1回戦:スコット・ロストvs.Shingo
 これといって書くこともないのですが
 Shingoはまず外れ試合がない程安定していますね。
 フィニッシュがあっさり決まって弱いですが、
 まあまあ良い試合でした。

4試合目−1回戦:ネクロ・ブッチャーvs.ケビン・スティーン
 ネクロがデス・マッチの喧嘩ファイトを求めるのに対し
 スティーンはピュア・レスリングに終始すると書くと
 2つのスタイルがぶつかりあって面白そうに見えるかも知れませんが
 これがまったくの駄作で噛み合わない。
 最後は丸め込みで・・・
 期待外れの悪い試合。

5試合目−1回戦:ナイジェル・マッギネスvs.デイビー・リチャーズ 
 今回はナイジェルの恋人?が絡んだりリチャーズが尻見せしたりと
 ファン・マッチ要素が多分に含まれた、まったりとした内容。
 リチャーズもあんまりヒール・プレイを見せませんでしたね。
 そのためリチャーズの試合運びはいつもより今一歩劣るような印象。
 まあまあ良い試合でしたけど物足りなさも残ります。

6試合目−1回戦:エル・ジェネリコvs.トニー・コジナ
 勝敗が分かっているので盛り上がらずBoringコールも起きるほど。
 しかし内容は決して悪くありませんでした。
 ジェネリコがちゃんと見せ場を与えてましたからね。
 只フィニッシュが必殺技なのに隙を突いてっていう感じで微妙・・・。
 平均より少し上。

7試合目−1回戦:ドラゴン・キッドvs.横須賀享
 メインをまかせれましたが
 中身は想像の範囲内に収まってしまいました。
 ドラゲーならではっていうのが見れなかった気がします。
 またドラゲーの選手は基本的に
 タッグ向きなので、必然的に2.9プロレスに陥りやすいですね。
 しかし観客には凄い受けてましたし一応合格点か。
 平均的な良試合。

総評。
 @は論外として・・・
 Cを除けば一定水準を満たしたトーナメントでしたが
 2時間を切るとかありえませんぜ。
 後もう1試合前夜みたいに何らかのメイン・イベントが欲しい。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@カール・アンダーソン、ビノ・ガンビーノvs.TJパーキンス、ロニン
A1回戦:CIMAvs.ヒューマン・トルネード
B1回戦:スコット・ロストvs.Shingo
C1回戦:ネクロ・ブッチャーvs.ケビン・スティーン
D1回戦:ナイジェル・マッギネスvs.デイビー・リチャーズ
E1回戦:エル・ジェネリコvs.トニー・コジナ
F1回戦:ドラゴン・キッドvs.横須賀享