TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2007年 →PWG:Roger Dorn Night 6/10/07

PWG:Roger Dorn Night 6/10/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約2時間。

リチャーズが現れアメドラは怪我したんだから俺に出させろと要求。
アメドラが呑むと、スティーンも現れて同じく要求。
結果メインはジェネリコvs.アメドラから4ウェイい変更となる。

1試合目−ビノ・ガンビーノvs.トップ・ガン・タルワー
 コメディーがかったオープニング。
 短いので、この程度のレベルだと悪い試合になりますが
 動きは思ったより良かったです。

2試合目−トニー・コジナvs.TJパーキンス
 やけにクイック満載なのが目に付く
 テクニカルな試合で良い感じだったのですが
 終盤場外のパーキンスに椅子を山盛りにして
 リングからヒーロという馬鹿技の自爆から
 一気に動きが鈍りフィニッシュも微妙。
 平均より少し上程度。

3試合目−ヒューマン・トルネードvs.ロニン
 元々はロニンvs.スパドラでしたが急遽変更。
 ロニンにしてはましな少し悪い試合。
 この試合で今までトルネードに虐げられてきたキャンディスが
 ようやく反抗しトルネードと決別しました。

4試合目−タッグ王座戦:PAC、ロデリック・ストロング(ch)vs.ハバナ・ピットブルズ
 ピットブルズがPACを脚攻めで
 捕らえる展開のおかげで
 PACの飛び度が抑えられ
 予想以上の中々良い試合に。 

5試合目−タイラー・ブラックvs.ジョーイ・ライアン
 普通に試合したら良い試合になるはずなのに
 コメディーを取り入れたために崩れました。
 少し悪い試合。
 敗者追放マッチで敗れたスコーピオ・スカイが現れ
 次回引退をかけてライアンとストリート・ファイトを行うことに。

6試合目−アロギャンスvs.ヤング・バックス
 ヤング・バックスことジャクソン兄弟は
 PWGのアイリッシュ・エアボーンズといった所。
 攻めは非常に見事ながら
 守りに入ったら駄目なんだろうなという具合。
 今回はデビュー戦ということで短かく欠点は目立ちませんでした。
 まあまあ良い試合です。

7試合目−PWG王座戦、4コーナー・サバイバル:エル・ジェネリコ(ch)vs.デイビー・リチャーズvs.ブライアン・ダニエルソンvs.ケビン・スティーン
 4ウェイと書いてありますが、やはり4コーナー・サバイバルです。
 それぞれの組み合わせでまず見せ場を作ると
 介入からジェネリコのローン・バトル、
 3人が揉めて戦い始め
 全員ダウンからクライマックスへ・・・
 というのが大筋。
 序盤は基本に沿いながら工夫に富んだ攻防で
 魅了してくれるのですが
 ローン・バトルで溜めを作っておきながら
 結局反撃せぬまま試合が進んでしまったのが象徴するように
 PWG王座戦にしては盛り上がりに欠けてしまい好勝負には少し届かず。 

総評
 後の形式と同じく時間を絞って大会としての完成度を高めた形になっています。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

FPWG王座戦、4コーナー・サバイバル:エル・ジェネリコ(ch)vs.デイビー・リチャーズvs.ブライアン・ダニエルソンvs.ケビン・スティーン
  握手を求めたアメドラにリチャーズは唾を吐きかける。
  アメドラがお返しに唾を吐きかける。
  腕を取られたリチャーズが逆立ちから蹴りを放つも読まれている。
  アメドラが腕の取り合いからドロップ・キックを狙うも読まれている。
  力比べの攻防からグラウンド・レスリング。
  仕切り直し。
  リチャーズはコーナーに押し込むとはたくようにしてジェネリコにタッチ。
  アメドラがサーフボード・ストレッチを決める。
  素早い攻防から睨み合う。
  アメドラはジェネリコと握手するとスティーンに交代。
  スティーンが勢い良くジェネリコに襲い掛かる。
  ジェネリコは上手くいなして腕を取る。
  リチャーズはスティーンにブラインド・タッチすると
  ジェネリコを落とし打撃を浴びせる。
  場外でのボディ・スラムを決めリングに戻す。
  3人はお互い相手の脚を引っ張りながら
  ジェネリコを集中攻撃することで一致している。
  邪魔されたのが気に障り3人が戦い始める。
  アメドラがスティーンにクロス・フェイス・チキン・ウィングを狙う。
  スティーンは防ぐと変形パワー・ボム。カウント2。
  アメドラはコーナー上のスティーンを捕らえ雪崩式バック・ドロップ。
  アメドラ自身もダメージが大きく両者ダウンでダブル・タッチ。
  ジェネリコが入るなりリチャーズにダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  腕を取ってトルネードDDTを狙う。
  防がれるもファルコン・アロー。カウント2。
  リチャーズがベリー・トゥー・ベリーからハリケーン・ラナ。
  スプリングボード式ドロップ・キックと続けカバー。カウント2。
  連続攻撃からジャーマン。
  アメドラがダイビング・ヘッド・バッドでカット。
  スティーンがリチャーズにスワントーン・ボムを決める。
  カバーしようとするもリチャーズが場外に転がり落ちる。
  技を打ち合い全員ダウン。
  ジェネリコがスティーンに腕を取ってのトルネードDDT。
  リチャーズがジェネリコにツームストンを狙う。
  ジェネリコは逃れるとタイガー・スープレックスの体勢に。
  リチャーズは逃れるとハンドスプリングの技へ。 
  ジェネリコは受け止めるとハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  リチャーズはアーム・ドラッグに切り返すと
  打ち上げて蹴り飛ばす。
  そしてツームストン。
  カバーするもアメドラがカット。
  アメドラとリチャーズがフォア・アームズを打ち合う。
  リチャーズはサミングを決めるとアメドラの攻撃を避けジェネリコにトペ・スイシーダ。
  アメドラは反対側のスティーンにトペ・スイシーダ。
  アメドラがスティーンをリングに戻す。
  リチャーズはリングに戻ろうとしたアメドラを蹴落とすと
  スティーンにシューティングスター・プレス!
  ジェネリコがリチャーズにオッレッ!からブレーン・バスタァァァァァー!
  カバーし1,2,3!
  ジェネリコの防衛!

試合結果

@ビノ・ガンビーノvs.トップ・ガン・タルワー
Aトニー・コジナvs.TJ パーキンス
Bヒューマン・トルネードvs.ロニン
Cタッグ王座戦:PAC、ロデリック・ストロング(ch)vs.ハバナ・ピットブルズ
Dタイラー・ブラックvs.ジョーイ・ライアン
Eアロギャンスvs.ヤング・バックス
FPWG王座戦:エル・ジェネリコ(ch)vs.デイビー・リチャーズvs.ブライアン・ダニエルソンvs.ケビン・スティーン