TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2007年 →PWG:70/30 3/24/07

PWG:70/30 3/24/07の分析


名勝負 なし
好勝負 アレックス・シェリーvs.ロッキー・ロメロ

1枚約2時間半。

1試合目−ジョーイ・ライアンvs.TJパーキンス
 キャリアは同じなのだがパーキンスの新人マッチのような形に。
 悪くない試合です。

2試合目−アレックス・シェリーvs.ロッキー・ロメロ
 両者の嗜好通りの偏った試合内容だが
 お互いのグラウンド・レスリング・テクニックを出し切り
 ハード・ヒッティングもできている、ぎりぎりながら好勝負。
 特に終盤の攻防は素晴らしい。

3試合目−#1コンテンダー・マッチ:ケビン・スティーンvs.ロニン
 まだロニンの意味不明なプッシュは続いていたのかと。
 フィニッシュ、内容共に悪い。

4試合目−スコーピオ・スカイvs.トップガン・タルワー
 ひどい試合。

5試合目−スコット・ロストvs.クリス・セイビン
 基本を抑えながら要所で面白い攻防があるのですが
 終盤、特にフィニッシュがあっけない。
 中々良い試合だったのに残念。 
  
6試合目−デイビー・リチャーズvs.Shingo
 まったく噛み合わない低調な試合に。
 特にフィニッシュはひどい。
 シンゴへの指示が長すぎでしらけさせると
 レフェリーの誤3カウントもあり、あっけないフィニッシュ・・・。
 少し悪い試合。

7試合目−ヒューマン・トルネードvs.ディスコ・マシーン
 いつのまにかヒールになっていたトルネード。
 そのためダンス対決はないものの
 ヒール版でコミカル・ムーブは健在で
 求められている通りの軽いファン・マッチ。
 トルネードの女子マネはことごとく巻き込まれた挙句
 試合終了後トルネードにDNDを食らう。
 
8試合目−PWG 王座戦:エル・ジェネリコ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
 ダニエルズは新ギミックになってからやや低調ですね。
 26分という長めの時間を普通にやり通しましたが
 これといって特別良い所はありません。
 平均的な良試合程度です。 
 
総評。
 リチャーズvs.Shingoが外れな他は
 小差はあるものの、ある意味予想通りの出来。
 PWGにしては平均的なレベルの大会です。
 しかしジャケットは思わずジャケ買いさせるほど素晴らしい。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Aアレックス・シェリーvs.ロッキー・ロメロ
  腕、脚の取り合いで始まる。
  グラウンド・レスリングはほぼ互角。
  シェリーがショルダー・タックルを決めるもロメロは倒れない。
  2発目で倒すもロメロは跳び起きてくる。
  睨み合いからロープ・ワークへ。
  ロメロがアーム・ドラッグを決めればシェリーがトルネード・アーム・バー・テイクダウンを決め
  カバーし合った後離れる。
  2人は握手する。
  ロメロがスピン・キックから蹴りを浴びせていく。
  シェリーもサンセット・フリップを防ぐと強烈な蹴りを決める。
  シェリーが緩急をつけて攻めていく。
  雪崩式ジョー・ブリーカーを決めるとエプロンからリングに跳んでのDDTを狙う。
  ロメロはかわして自爆させるとセカンド・ロープから飛びつきDDT。
  シェリーが油断したロメロに蹴りを浴びせていく。
  ロメロはボディ・シザースからアーム・バー!
  シェリーはロープを掴んで逃れるとヘッド・ロックをバック・ドロップに返す。
  ロメロはリープ・フロッグを狙ったシェリーの脚を掴んで引き倒すと両腕へのサブミッション。
  ロメロはブレーン・バスターを狙う。
  シェリーは耐えると逆にブレーン・バスター。  
  両者ダウン。
  シェリーがスパイン・バスターからラ・ケプラーダ。カウント2。
  ダイビング・サイド・キックから側転式ブランチャと攻め立てる。
  リングに戻し飛び技へ。
  ロメロはドロップ・キックで迎撃するとブレーン・バスターを狙う。
  逃れられるも飛びついてのスリーパー。
  シェリーは力技で抱え挙げるとガット・バスター。
  更に複合サブミッション。
  ロメロは逃れると丸め込みからアーム・バー!
  シェリーの脚がロープにかかる。
  シェリーはロメロを倒すと馬乗りになって張り手を打っていく。
  ロメロが隙を突いてアーム・バーに捕らえる。
  シェリーがボーダー・シティ・ストレッチに切り返す!
  ロメロの脚がロープにかかる。
  シェリーはベリー・トゥー・ベリーを決めるとロメロの脚を腕に絡める。
  ロメロが逆にその動きを利用しアンクル・ロック!
  シェリーが丸め込みに返す。カウント2。
  ロメロはシェリーの側頭部に蹴りを入れカバー。
  カウント2で返されるやアーム・バー!
  シェリーの脚がロープにかかる。
  シェリーはコーナーへの攻撃をかわし自爆させるとスライス・ブレッド#2へ。
  ロメロは防ぐと跳びついてアーム・バー!
  シェリーがすぐにカバーの体勢に持っていく!カウント2!
  シェリーはスーパー・キックを決めると
  STOからボーダー・シティ・ストレッチでタップを奪う!
  試合後両者はタッグ・トーナメントで再び戦おうと誓う。

試合結果

@ジョーイ・ライアンvs.TJパーキンス
Aアレックス・シェリーvs.ロッキー・ロメロ
B#1コンテンダー・マッチ:ケビン・スティーンvs.ロニン(DQ)
Cスコーピオ・スカイvs.トップガン・タルワー
Dスコット・ロストvs.クリス・セイビン
Eデイビー・リチャーズvs.Shingo
Fヒューマン・トルネードvs.ディスコ・マシーン
GPWG 王座戦:エル・ジェネリコ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ