TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2007年 →PWG:Holy Diver Down 2/24/07

PWG:Holy Diver Down 2/24/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間10分です。

@ジョーイ・ライアンvs.トップ・ガン・タルワー
 次回のタキシード・マッチに発展?する
 この試合は尻にこだわったファン・マッチに。
 相変わらずくだらない。
 ひどい試合。

Aリッキー・レイヤースvs.ロニン
 ロニンが純レスリングができれば見れる物になるんだろうけど
 夢のまた夢の話をしても仕方ない。
 悪い試合。

Bカール・アンダーソンvs.フランキー・カザリアン
 平凡な内容に弱いフィニッシュ。
 少し悪い試合。

Cアロギャンスvs.モーター・シティ・マシンガンズ
 序盤は素晴らしくMOTY級かと期待は高まりましたが
 MCMGが最後まで攻めすぎて、
 MCMGの披露会みたいな、ぐだぐだな展開に。
 ボッシュが消極的という、いらないミニ・ストーリーもありました。
 しかしながらも30分弱の全編面白いのだから唖然呆然脱帽です。
 それ程MCMGは華麗すぎる。
 ボッシュは引退してしまいましたが
 ライアンとのアロギャンスで再戦して欲しいですね。
 期待外れながら満足いく内容で
 中々良い試合。

D3本勝負:ビノ・ガンビーノvs.ディスコ・マシーン
 1,2本目を数秒で終わらせたのは偉い。
 そんな実力ありませんからね。
 それでも少しは見所があったか。
 悪くはない試合。
 
EPACvs.ケビン・スティーン
 スティーンの支配ぶりが凄まじく
 それに対するPACの反撃も素晴らしく見栄えがする。
 ややスポット・フェストの気はありますが
 最初にちゃんとレスリングもしていたし
 全体的にレベルが高くまとまっています。
 只PACは空中技の威力設定を見直すべきかな。
 好勝負に少し届かず。

FPWG王座戦:ヒューマン・トルネード(ch)vs.エル・ジェネリコ
 相手の行動を読んで切り返すとか
 良い攻防もあったのですけれど
 こうムードを作ろうとする意識が希薄で
 見る者が置いてきぼりにされているんですよね。
 13分という試合時間の短さもあって
 終盤掟破りが出た時にようやく
 えっ、これって王座交代劇なの、と気づかされるような感じです。
 まあまあ良い試合ではあるのですけれど
 王座交代劇ならこのレベル、この性質はちょっと許されない・・・。

総評。
 試合の質は高くないが
 トップ王座の交代とMCMG参戦という見所がある。
 そのため最低ランクとは言わないが・・・。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Cアロギャンスvs.モーター・シティ・マシンガンズ
  ロスト対セイビンで試合開始。
  腕に狙いをつけて相手の抵抗を退けながら優位に試合を進める。
  素早い攻防もしっかり対応。
  細かいタッチで腕を攻める。
  ロストはシェリーにサミングを決め交代。
  シェリーがグラウンド・テクを見せつける。
  ボッシュに対しても腕狙い。
  トルネード・アーム・バー・テイクダウンからボーダー・シティ・ストレッチ。
  カットしようとしたロストにはセイビンがボストン・クラブ。
  アロギャンスがロープを掴む。
  捕まえたボッシュに連係攻撃や腕攻撃。
  ダブル・ボストン・クラブを決める。
  ロストが入ってきてダブル・ドロップ・キック。
  アロギャンスはMCMGをロープに振るとロー・ブロー。
  セイビンを捕まえると腹を中心に攻める。
  チェンも攻撃する。
  セイビンは連係攻撃を防ぐと相手を蹴ってのトルネードDDTを狙う。
  防がれるも延髄切りにレッグ・ラリアットを決め交代。
  シェリーは入り際にロストへダイビング・クロス・ボディ。
  ボッシュを落とすとロストを攻め立てる。
  援護を受けタイガー・スープレックス。カウント2。
  飛びかかってきたボッシュに蹴りを入れると
  ロストにインディアン・デス・ロックを決めさせストレッチ。
  チョップで倒すとセイビンがダイビング・レッグ・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  シェリーがロストにスライス・ブレッド#2を狙う。
  防がれ連続攻撃を食らう。
  交代したボッシュがパワー・ボムから変形のシャープ・シューター。
  カットしようと入ってきたセイビンにロストがスピアーからシャープ・シューター。
  MCMGがロープを掴む。
  ロストがシェリーに雪崩式の技を狙う。
  シェリーが雪崩式アトミック・ドロップに切り返し交代。
  セイビンはミサイル・キックで入ってくるとロストを攻め立てる。
  ロストがサンセット・フリップを決めるもそこにシェリーがダイビング・ボディ・プレス。
  ロストがシェリーにダブル・ニー・ガット・バスターを決め交代。
  ボッシュがスタナーを決めアピール。
  その隙を突きシェリーがお返しのスタナー。
  両者交代。
  チョップの打ち合い。
  パンチの相打ちでふらついた所にシェリーとボッシュが背後に迫る。
  セイビンとロストがそれぞれエース・クラッシャー。
  シェリーに連係の連続攻撃を決める。
  ロストがシェリーに場外へのブレーン・バスターを決め自身も転落。
  同じくボッシュも場外への技を狙い自身も転落。
  MCMGがアロギャンスにトペ・スイシーダ。
  ボッシュをリングに入れるとスーパー・キックを決めて行き協力してのスライス・ブレッド#2。
  シェリーがカバーするも、そこにロストがダイビング・エルボー・ドロップ。
  アロギャンスがMCMGを振りショルダー・スルーを狙う。
  MCMGが丸め込んで1,2,3!
  MCMGの勝利!

試合結果

@ジョーイ・ライアンvs.トップ・ガン・タルワー
Aリッキー・レイヤースvs.ロニン
Bカール・アンダーソンvs.フランキー・カザリアン
Cアロギャンスvs.モーター・シティ・マシンガンズ
D3本勝負:ビノ・ガンビーノvs.ディスコ・マシーン(2−1)
EPACvs.ケビン・スティーン
FPWG王座戦:ヒューマン・トルネード(ch)vs.エル・ジェネリコ(新チャンピオン!)