TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2007年 →PWG:Guitarmageddon II Armoryageddon 2/10/07

PWG:Guitarmageddon II Armoryageddon 2/10/07の分析


名勝負 なし
好勝負 タッグ王座戦:エル・ジェネリコ、クイックシルバー(ch)vs.デイビー・リチャーズ、ロデリック・ストロング

1枚約2時間25分。

@ロニンvs.スコット・ロスト
 ハードなチョップしか脳の無いロニン相手に
 スコットは良くやりました。
 平均レベル。

Aカール・アンダーソンvs.ディスコ・マシーン
 腰を振るしか能の無いディスコ相手に
 カールは別段良くも悪くも・・・。
 微妙なファン・マッチで少し悪い試合。

Bフランキー・カザリアンvs.ジョーイ・ライアン
 ライアンが勝利したらPWG王座への再戦が認められるという背景。
 こちらも微妙なファン・マッチ。
 11分なのに、ぐだぐだ感を出してしまうのは
 流石ライアン・プロ。
 少し悪い試合。
 
Cビノ・ガンビーノ、ロッキー・ロメロ、スーパー・ドラゴンvs.TJパーキンス、フェニックス・スター、ゾクレ
 なんでロメロとスパドラがこのクラスと一緒にいるんだ、と。
 カード通り、ごちゃごちゃやっているなという印象。
 しかしフィニッシュはひどい。
 暴虐竜がリバース・ハリケーン・ラナ一発で沈むとかありえん。
 悪くは無いけれど・・・。 

Dクリス・ボッシュvs.クラウディオ・カスタニョーリ
 ボッシュのラスト・シングル・マッチのためか
 (別にそういうアナウンスはありませんが)
 CCがヒールを担当、ボッシュがベビー寄り。 
 両者普段使わないムーブも出して
 ボッシュは持てる力を出し切ったという感じ。
 中々良い試合でした。
 
EPWG王座戦:ヒューマン・トルネード(ch)vs.ケビン・スティーン
 水と油のようなカードだな、と思っていましたが
 意外にスイングしてこれまた熱戦に。
 しかしながらレフェリーが2度もカウントをちゃんと数えなかったり
 ダイナスティ乱入で終了というお粗末ぶりも。
 平均的な良試合。
 連戦でライアン戦となるも
 シンの真似をしたタルワーが出てきて20秒で終了・・・。

Fタッグ王座戦:エル・ジェネリコ、クイックシルバー(ch)vs.デイビー・リチャーズ、ロデリック・ストロング
 シルバーの捕まる時間が長すぎたり
 (それでも結構なカタルシスになってましたけど)
 ストロングが原因不明の事故で
 瞼から大量出血、明らかに動きが鈍っているので
 機械的に見るとそこまで凄くはない物の
 ストロングの大量流血に
 CoFの被虐、NRCのハードな攻め、
 この3つによる密度、熱量の篭り具合は半端なく
 観客との一体感、スペクタクル性が非常に高かったですね。
 また引退につながる、2回の脳震盪を起こしながら
 それを微塵も感じさせない名脇役振りで
 シルバーが試合を支えていた事も付け加えておきます。
 文句なしに好勝負。

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Fタッグ王座戦:エル・ジェネリコ、クイックシルバー(ch)vs.デイビー・リチャーズ、ロデリック・ストロング
  NRCが不意打ちする。
  CFは返り討ちにしドロップ・キックで落とすとダイビング・クロス・ボディ。
  リチャーズが介入を繰り返し3度目で成功。
  ジェネリコを捕まえる。
  ジェネリコはリチャーズの油断を突きジョー・ブリーカーを決めると交代。
  シルバーが勢い良くリチャーズに攻めかかる。
  リチャーズが強烈な膝蹴りを入れて動きを止める。
  シルバーを捕まえると腰を中心にハードな攻めで甚振る。
  シルバーがサンセット・フリップ。
  耐えられるも狙いを変えネック・ブリーカー。
  脚をつかんできたストロングを回転してはじくと股を抜けタッチ。
  ジェネリコがダイビング・クロス・ボディで入る。
  乱入しようとリチャーズにロープを使ってのロー・ブロー。
  更にロープにもたれさせてムーンサルト。
  ストロングが瞼から出血している。
  ストロングがジェネリコに襲い掛かりロープに走る。
  シルバーが入ってきてストロングにスパイン・バスター。
  続けてリチャーズにトペ・スイシーダ。
  ジェネリコがカバーするもカウント2。
  ハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  ストロングは防ぐとガット・レンチ・バック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ジェネリコはリチャーズのブレーン・バスターから逃れるとハーフネルソン・スープレクスを狙う。
  リチャーズがアーム・ドラッグに返し蹴りを放つ。
  ジェネリコが避けてロープに走る。
  リチャーズは打ち上げて蹴り飛ばすとファルコン・アロー。カウント2。
  インバート・テキサス・クローバー・リーフに捕らえる。
  カットしようとしたシルバーにストロングがストロング・ホールド。
  ジェネリコ、シルバー共にロープを掴む。
  シルバーはストロングを引き摺り下ろすと鉄柱にぶつける。
  リチャーズがジェネリコ目掛けシューティングスター・プレスを放つ。
  ジェネリコは膝を立てるとシルバーの援護から丸め込み。カウント2。
  ストロングがジェネリコを落とす。
  シルバーがストロングに雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  リチャーズが駆け上がりシルバーに雪崩式ジャーマン。
  ジェネリコがリチャーズにハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  リチャーズは逃れるとビッグ・ブーツを避けハンド・スプリング・ハイ・キックへ。
  読んでいたジェネリコが受け止めハーフネルソン・スープレックス。
  リチャーズが気合で起き上がりラリアットを狙う。
  ジェネリコはビッグ・ブーツで打ち払うとハーフネルソン・スープレックス。
  コーナー上のストロングの方へ向かう。
  ストロングが飛んでビッグ・ブーツ。
  全員ダウン。
  ストロングがジェネリコにパワー・ボムを狙う。
  ジェネリコはハリケーン・ラナに切り返すとオッレッ!へ。
  ストロングは受け止めるとレッグ・ロック・バック・ブリーカー。
  続けてリチャーズがランニング・フォア・アームズ。
  更にシルバーへのトペ・スイシーダ。
  ストロングがジェネリコにビッグ・ブーツを決めカバー。カウント2。
  ストロングがジェネリコを肩車。
  リチャーズにミサイル・キックを撃たせてカバー。
  シルバーはカットすると突進してきたリチャーズを流して落とす。
  チョップを打ってきたストロングにフォア・アームズ。
  コーナーに振って突進。
  ショルダー・スルーに返されエプロンに着地するも
  ストロングに第ニ撃のオッレッ!がヒット。
  シルバーがストロングにリバース・ヘッド・シザース。
  ジェネリコがブレーン・バスターにつなげ1,2,3!
  CFの防衛!

試合結果

@ロニンvs.スコット・ロスト
Aカール・アンダーソンvs.ディスコ・マシーン
Bフランキー・カザリアンvs.ジョーイ・ライアン
Cビノ・ガンビーノ、ロッキー・ロメロ、スーパー・ドラゴンvs.TJパーキンス、フェニックス・スター、ゾクレ
Dクリス・ボッシュvs.クラウディオ・カスタニョーリ
EPWG王座戦:ヒューマン・トルネード(ch)vs.ケビン・スティーン(ノー・コンテスト)
FPWG王座戦:ヒューマン・トルネード(ch)vs.ジョーイ・ライアン
Gタッグ王座戦:エル・ジェネリコ、クイックシルバー(ch)vs.デイビー・リチャーズ、ロデリック・ストロング