TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2007年 →PWG:The High Cost of Doing Business 11/11/07

PWG:The High Cost of Doing Business 11/11/07の分析


名勝負 なし
好勝負 ミステリー・パートナー・マッチ:クリス・ヒーロー、?vs.ヒューマン・トルネード、?

総時間2時間です。

今夜はエクスカリバーではなくコミッショナーのウィンウッドがアナウンスする事に。

@カール・アンダーソンvs.ロニン
 6分程でしたが早いテンポで入れ替わっていく内容で
 悪くは無かったですね。

Aクラウディオ・カスタニョーリvs.TJパーキンス
 CCがTJに付き合うような形で
 試合してましたがTJがCCの長身を持て余している感じもあって
 余りスイングしませんでした。
 少し悪い試合。

Bダイナスティ(スコット・ロスト、ジョーイ・ライアン)vs.ヤング・バックス
 試合前に飛行機の着陸音が鳴り響くという珍事が起こり
 変に盛り上がったこの試合。
 08年のタッグ・シーンを担う事を期待される
 好タッグ同士が実力をいかんなく発揮し完成度の高い一品となりました。
 それにしてもスコットの充実振りは特筆物。
 このタッグも良いけどTOP所とシングルで当ててみたい。
 ジャクソン兄弟はリスト・ロック+ムーンサルトなんかは斬新なので
 一極攻めとまではいかなくても腕狙いの技増やしたら面白そう。
 中々良い試合でした。

Cエル・ジェネリコvs.ロデリック・ストロング
 ストロングが天晴れな腰攻めを披露。
 格の差があるかのごとく
 ストロングが攻めすぎではありますが
 息の合った良い攻防も結構あって
 これも中々良い試合でした。

Dロッキー・ロメロvs.スコーピオ・スカイ
 雰囲気、スタイル共に似ているので
 両者分かった物で手の合う攻防を披露。
 短めでしたが、まあまあ良い試合でしたね。
 この2人で新生ハバナ・ピットブルズでも作ってみては。

Eミステリー・パートナー:クリス・ヒーロー、?vs.ヒューマン・トルネード、?
 愛されていると信じてた。
 けど彼は暴力を振るってきたの・・・

 1つの別れが新たな戦いを呼ぶ。

 PWG監督作品
 文句なしに好勝負受賞
 
 暴力を振るう元恋人

 助けに来てくれた英雄

 1人の女を巡る終わりなき抗争劇は
 新たなステージに突入する。

 別れた時は最高のギミックが終わったと
 がっかりしたが大きな間違いだった。
 〜PWGタイムズ〜

 緻密に組まれたストーリー。見逃せない衝撃シーンの連続。
 〜PWGデイリーニュース〜

 キャンディスは現代に甦ったミス・エリザベスだ。
 〜PWGジャーナル〜

 ミステリー・パートナー・マッチ:ヒーロー、?vs.トルネード、?

 11/11公開。

FPWG王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.ジャック・エヴァンス
 予想はしてましたが
 やはりエヴァンスにメイン・イベントは重たすぎた。
 最初にエヴァンスがチョーク・スラムを決めたりする
 ほのぼのシーンを除けば実試合時間10分程。
 動きも精彩を欠きアメドラは余裕の防衛といった様相。
 平均より少し上程度。

総評。
 悪くない。
 悪くないけれども試合順が駄目。
 メインを4試合目に移して
 Bがセミ・メイン、Eがメインというのが理想的。

DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Eミステリー・パートナー・マッチ:クリス・ヒーロー、?vs.ヒューマン・トルネード、?
  ヒーローは「ライバルだからこそ頼りになる事を知っている」と
  パートナーにキングストンを指名。
  これに対しトルネードのパートナーはというと・・・他ならぬキングストン。
  キングストンがヒーローに襲いかかる。
  という事でミステリー・パートナーはハンデ戦に早変わり。
  ヒーローを甚振り連係攻撃を狙う。
  ヒーローは避けるとトルネードのミサイル・キックを誤爆させる。
  優位に立ったヒーローだったが
  トルネードにコーナーへぶつけられると連続攻撃を受けてしまう。
  トルネードにジョー・ブリーカーを決めるも
  すぐに交代されては攻め手に回れない。  
  ヒーローは防戦一方。
  キングストンがキャンディスをリングに入れ羽交い絞めにする。
  そこにトルネードが裏平手打ちを狙うも誤爆。
  キャンディスが2人まとめてロー・ブロー。
  トルネードには利いていないが、その隙に回復したヒーローが襲い掛かる。
  ヒーローがキングストンを、キャンディスがトルネードを振ってぶつけようとする。
  トルネードが振り返すとキングストンがキャッチ。
  ヒーローはキャンディス越しにキングストンへビッグ・ブーツ。
  トルネードにもビッグ・ブーツ。
  トルネードはヒーローを落とすと
  キャンディスをキングストンの腰に押し当てたり足蹴りにしたり。
  ヒーローが戻ってくるも2人が相手では分が悪い。
  ヒーローはキングストンにチョップを打ち返すとローリング・フォア・アームズ。
  トルネードにもローリング・フォア・アームズ。
  ヒーローはトルネードにキングストンの頭部を抱え込ませるとロシアン・レッグ・スイープで連鎖。
  ヒーローはフェイク・ダイブからトルネードにロープ越しのドロップ・キック。
  キャンディスはエプロンから飛んでキングストンにヘッド・シザース。
  ヒーローは2人をリングに戻すとキャンディスとの合体セントーン。
  カバーするもカウント2。
  キングストンにクラバート・スープレックスでダイビング・ダブル・ストンプ。
  カバーするもカウント2。
  トルネードとキングストンがヒーローにダブル延髄切り。
  トルネードに気を取られたヒーローにキングストンがバック・ドロップ。
  トルネードがスワントーン・ボムでつなげるもカウント2。
  ダブル・バック・ドロップを狙う。
  ヒーローは逃れるとトルネードにビッグ・ブーツ。
  キングストンにもビッグ・ブーツを放つ。
  キングストンは受け止めるとバック・ドロップ。
  ヒーローが気合で起き上がりビッグ・ブーツ。
  両者ダウン。
  CCが現れヒーローのコーナーへ!
  交代したCCはトルネードに襲い掛かると思いきやヒーローにローリング・アッパーカート!
  CCがヒール・ターン!
  3人で滅多打ちにする。
  ノー・コンテストかゴングが鳴らされる。
  キャンディスが止めてとヒーローの上に覆いかぶさる。
  蹴りつけようとするCC、キングストンをトルネードは止めるが
  キャンディスを引き剥がすとヒーローの上にDND。

試合結果

@カール・アンダーソンvs.ロニン
Aクラウディオ・カスタニョーリvs.TJパーキンス
Bダイナスティ(スコット・ロスト、ジョーイ・ライアン)vs.ヤング・バックス
Cエル・ジェネリコvs.ロデリック・ストロング
Dロッキー・ロメロvs.スコーピオ・スカイ
Eミステリー・パートナー・マッチ:クリス・ヒーローvs.ヒューマン・トルネード、エディ・キングストン(ノー・コンテスト)
FPWG王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.ジャック・エヴァンス