TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2006年 →PWG:Battle of Los Angels Night Two 9/2/06

PWG:Battle of Los Angels Night Two 9/2/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

総時間は約2時間15分です。

1試合目−1回戦:オースチン・エリーズvs.ディスコ・マシーン
 オープニングとしては合格点を与えられるものの
 明らかに格が違う。 

2試合目−1回戦:デイビー・リチャーズvs.ロニン
 予定ではロニンではなくピューマが試合をする予定でした。
 We want TJ,Fuck You Roninという辛辣な反応も見られます。
 予想通りリチャーズとは格が違いすぎた。

3試合目−1回戦:ジャック・エバンスvs.クラウディオ・カスタニョーリ
 まったく異なるスタイルが両者の魅力を際立たせた良い試合なのだが・・・
 エヴァンスの高難度の技は諸刃の剣で
 CCのサポートが見え見えで失笑を買っています。
 それが度々起こるのが残念です。
 面白い攻防が結構あっただけに。 

4試合目−1回戦:堀口元気vs.クリス・ヒーロー
 HAGEネタに時間を割かないといけないので
 11分ではあっさりめにならざるを得なかったが十分良い試合です。 

5試合目−イリミネーション・マッチ:ジョーイ・ライアンvs.ピティ・ウィリアムスvs.ヒューマン・トルネードvs.エクスカリバー
 どうにも盛り上がりに欠けチープ・フィニッシュで悪いとしか言いようがない。

6試合目−タッグ王座戦、4コーナーズ・マッチ:スコット・ロスト、クリス・ボッシュ(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズvs.ホミサイド、B-Boy
 終盤とか、かなり良いものがあるのですが
 この試合形式の難しいところでそれまでがいまいちです。
 カメラ・ワークも悪かったですしね。 

7試合目−1回戦:フランキー・カザリアンvs.スコーピオ・スカイ
 見所は終盤に見せた、場外の一段上から立てた椅子へのパワー・ボムという無茶苦茶な技だけに尽きる。
 悪い試合。

8試合目−1回戦:ノーDQマッチ:スーパー・ドラゴンvs.ネクロ・ブッチャー
 ほとんどパンチと椅子攻撃で構成された泥臭いプロレス。
 メインに値する熱い試合で中々良い試合です。
 只スパドラ・ファンとしては惜しむべくは
 このような試合だとネクロが大先輩であり
 貫禄負けして、その魅力である非情ぶりを発揮するにはいたらなかったところですね。
  
総評。
 たいして良い試合がなく
 正直期待外れですね。
 スパドラvs.ネクロもカードとしては貴重だが
 それだけで大会の価値をあげる内容ではなく・・・。
 Night 3で何とか挽回して欲しいところ。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

G1回戦:ノーDQマッチ:スーパー・ドラゴンvs.ネクロ・ブッチャー
  両者殴りあう。
  殴り勝ったネクロは場外に逃げたスパドラを追っかけ
  椅子へのアトミック・ドロップ、ボディ・スラムを決める。
  椅子をスパドラの喉に挟むと椅子を振りかぶる。
  スパドラは間一髪逃れると椅子を叩きつけていく。
  更に手を椅子で破壊する。
  椅子の上へのブレーン・バスターを決めるとリングに戻しカバー。カウント1。
  椅子を脳天に叩き込みカバーするがカウントは1。
  ならばと首4の字でネクロを弱らせようとする。
  ネクロは逃れるとカウンターで拳を叩き込む。
  しかし自身の手を更に痛める結果となる。
  場外に逃れたスパドラを追うと椅子を叩き込みテーブルを取り出す。
  頭突きを打ち合う。
  スパドラは張り手を食らわせると
  観客席の一段上からテーブルへのパワー・ボムを狙う!
  ネクロはショルダー・スルーに返す。
  スパドラはテーブルには落下しなかったものの脚を打って痛めた様子。
  ネクロはテーブル上でダブル・アームDDTを狙うも
  決まる直前でテーブルが割れる。
  ネクロが場外でダブル・アーム・パワー・ボムを決めカバー。カウント2。
  なんとかリングに戻ってきたスパドラに容赦なく椅子を叩きつける。
  カバーするもカウント2。
  スパドラがお返しとばかりに椅子を投げつける。
  ネクロにパワー・ボムを決め更にテーブルへのエクスプロイダー!
  カバーするもカウントは2。
  ネクロの首を立てた椅子に挟むとコーナー上へ。
  ネクロが逃れて追いつく。
  殴りまくってコーナー上からのハリケーン・ラナ!
  カバーに行くがカウントは2。
  ネクロが顎にパンチをいれる。
  スパドラは耐えると逆に顎にパンチを入れ返しクローズライン。
  ネクロが反撃し殴りつけていく。
  スパドラはネクロを倒すと頭部にダブル・ストンプ!
  カバーするもカウント2。
  ネクロの首に椅子を挟み椅子を叩きつける! 
  カバーするもカウントは2。
  スパドラは椅子の上へのクラブ・ストンプを決める!
  カバーするもカウント3ならず。
  ならばとネクロをコーナーに乗せて担ぎ上げると
  立てた椅子の上にサイコ・ドライバー!
  カバーし1,2,3!

試合結果

@1回戦:オースチン・エリーズvs.ディスコ・マシーン
A1回戦:デイビー・リチャーズvs.ロニン
B1回戦:ジャック・エバンスvs.クラウディオ・カスタニョーリ
C1回戦:堀口元気vs.クリス・ヒーロー
Dイリミネーション・マッチ:ジョーイ・ライアンvs.ピティ・ウィリアムスvs.ヒューマン・トルネードvs.エクスカリバー(カウントアウト)
Eタッグ王座戦、4コーナーズ・マッチ:スコット・ロスト、クリス・ボッシュ(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズvs.ホミサイド、B-Boy
F1回戦:フランキー・カザリアンvs.スコーピオ・スカイ(DQ)
G1回戦、ノー DQマッチ:スーパー・ドラゴンvs.ネクロ・ブッチャー