TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2005年 →PWG:Jason takes PWG 5/13/05

PWG:Jason takes PWG 5/13/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

総時間3時間。

1試合目−エル・ジェネリコvs.ヒューマン・トルネード 
 試合として駄目すぎ。
 微妙なお笑い要素があるので盛り上がりはしたけど。
 ひどい試合。

2試合目−リッキー・レイヤースvs.NOSAWA
 散漫な試合内容。
 NOSAWAがパクリムーブでわかしているだけ。
 これも論外のひどい試合。
 
3試合目−ホック・ボンバリー、トップ・ガン・タルワーvs.バラード・ブラザーズvs.スコーピオ・スカイ、クイックシルバー
 各レスラーの実力通りの、
 まったく見所のないこれまたひどい試合。

4試合目−ケビン・スティーンvs.セクシー・エディ
 決して良くは無いけれど
 ようやく見れる試合が来たっていうのが重要です。
 平均レベル。 

5試合目−ゲリラ・ウォーフェア・マッチ:スーパー・ドラゴンvs.エクスカリバー
 椅子やラダーを使って
 いつもの脳天から落ちる技を連発する試合です。
 ハードな試合ながら逆にスパドラの精神的揺さぶりはないし
 やはり乱入で終わるというのは興醒め。
 中々良い試合程度。

6試合目−タッグ王座戦:アロギャンス(スコット・ロスト、クリス・ボッシュ)(ch)vs.ディスコ・マシーン、ミスター・エキサイトメント
 王者組みのアロギャンスがキャリーしているので
 かろうじて見れる少し悪い試合。
 エキサイトメントなんて戻ってこなくて良いのに。

7試合目−クリストファー・ダニエルズvs.AJスタイルズ
 PWG王者対Xディビジョン王者と
 お互い背負うものがある黄金カードで
 1時間時間切れという筋書きが与えられていれば
 名勝負確実とそれはそれは期待していたのですけれど・・・
 まったく良い点、面白い点がないという世紀の凡戦。
 この黄金カード史上最悪、当然長時間マッチとしても最悪のレベル。
 まず最初の30分間で出てきた固有ムーブはAJのドロップ・キックのみ。
 その間何をしていたかというと只ひたすら時間稼ぎ。
 場外で間を置くのもしかり、
 ジャンケンしたりといったほんわかムードしかり
 主のレスリングさえもそれ以外の意図が見えません。
 30分を越えるとダニエルズの首攻め、
 AJの腰攻めが順番に来て50分まで。
 一方的に疲弊しながらの攻めなので
 まったくもってつまらないです。
 最後の10分間でようやく攻防が見られますが
 明らかに過剰すぎる死闘モードで
 回復の兆しが見えないまま時間が過ぎます。
 最後の最後までその調子でジ・エンド。
 一体2人は何を考えていたのか聞いてみたいです。
 ワースト・マッチと言いたいぐらい期待外れな悪い試合。
  
総評。
 PWGの黒歴史として葬るべきメインに尽きる。 
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Fクリストファー・ダニエルズvs.AJスタイルズ
  まずはレスリング。
  お互い仕掛けるも効果は無く膠着状態。
  10分経過。
  ロープ・ワークへ。
  お互いショルダー・タックルを決めるも倒れない。
  どちらが次にロープへ走るか揉めジャンケン。
  負けたダニエルズがロープに走る。
  AJはドロップ・キックを狙うもダニエルズはそのまま場外に出て観客席に陣取る。
  リングに戻る。
  グラウンド・レスリングはAJが優勢。
  ダニエルズはロープ・ブレイクで逃れると場外で間を置く。
  ダニエルズが戻ってくるとAJも外に出て場外で間を置く。
  20分経過。
  レスリングで劣勢のダニエルズはAJをロープに振る。
  ダニエルズが不意をついて殴りつけていくも
  最後はAJのドロップ・キックが炸裂。
  ダニエルズは場外に逃れ間を置く。
  AJが余裕を見せ始める。
  ダニエルズが不意をついて殴りつけていく。
  AJもタックルから殴り返すも頭が痛むのか場外に出て間を置く。
  リングに戻ってきた所にダニエルズが殴り蹴りつける。
  場外に逃れようとしたAJを戻し殴りつけていく。
  30分経過。
  優位に立ったダニエルズはAJの首を攻めていく。
  AJが殴り返す。
  AJはバック・ブリーカーを決めると腰に狙いをつける。
  ダニエルズが場外に逃れるもAJは追撃し休む暇を与えない。
  リングに戻し攻め続ける。
  40分経過。
  場外に逃れたダニエルズをリングに戻すとスプリングボード式の技を狙う。
  ダニエルズはレフェリーを盾にして防ぐとロープを使ってのネック・ブリーカー。
  首を攻めていく。
  AJが殴り返していく。
  ダニエルズがコンプリート・ショットに返しコウジ・クラッチ。
  AJがカバーの体勢に持っていく。カウント2。
  再びダニエルズが首を攻める。
  50分経過。
  AJがハリケーン・ラナをパワー・ボムに返す。
  両者ダウン。
  殴り合いからAJがバック・ドロップを決める。
  アルゼンチン・バック・ブリーカーを狙う。
  逃れられるも1回転してのリバースDDTを決める。
  カバーするもカウント2。
  ならばとスタイルズ・クラッシュを狙う。
  ダニエルズはAJの脚を引いて防ぐ。
  AJが不意をついてのハリケーン・ラナを狙う。
  ダニエルズは防ぐとスリング・ショットに返す。
  ダニエルズが攻めブレーン・バスターを狙う。
  AJが逆に持ち上げネック・ブリーカーの体勢に。
  逃げられるもスピン・キックを決める。
  55分経過。
  場外に逃れたダニエルズにトペ・コンヒーロ。
  AJはダニエルズをリングに戻すとコーナー上へ。
  ダニエルズはAJを捕らえるとスーパープレックスを狙う。
  AJはダニエルズを殴り落とすとダイビング・クロス・ボディへ。
  しかし避けられ自爆。
  残り3分。
  ダニエルズがチョーク・スラムからBME。カウント2。
  残り2分。
  AJがペイレイ・キックを決める。
  両者ダウン。
  殴り合い。
  残り1分。
  残り30秒。
  AJがダニエルズを担ぎ上げる。
  ダニエルズがサンセット・フリップに返そうとする。
  その動きを利用しスタイルズ・クラッシュを狙う。
  結局決められずに崩れ落ち60分時間切れ。
  ダニエルズが5分延長を要求。
  しかしAJが応じると分かるや、今夜はもう、やるつもりはないと去っていく。

試合結果

@エル・ジェネリコvs.ヒューマン・トルネード
Aリッキー・レイヤースvs.NOSAWA
Bホック・ボンバリー、トップ・ガン・タルワーvs.バラード・ブラザーズvs.スコーピオ・スカイ、クイックシルバー
Cケビン・スティーンvs.セクシー・エディ
Dゲリラ・ウォーフェア・マッチ:スーパー・ドラゴンvs.エクスカリバー
Eタッグ王座戦:アロギャンス(スコット・ロスト、クリス・ボッシュ)(ch)vs.ディスコ・マシーン、ミスター・エキサイトメント
Fクリストファー・ダニエルズvs.AJスタイルズ(60分時間切れ)