PWG:The Ernest P. Worrell Memorial 3/12/05の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約2時間10分です。
エクスカリバーがディスコを呼び出しSBSの一員になるのかPWGのコミッショナーでい続けるかどちらかを選べと尋ねる。
横にいた偽スパドラがエクスカリバーを不意に攻撃。
ディスコと本物のスパドラが現われると逃げていく。
ディスコがエクスカリバーと握手を交わす。
@バラード・ブラザーズ、ロニン、チャールズ・マーキュリーvs.トップ・ガン・タルワー、ディスコ・マシーン、エクスカリバー、ホック・ボンバリー
バラーズ、タルワー、ボンバリーが軽く小さな笑いを絡めながらハイ・テンポで。
ロニン、マーキュリーは目だっていなかったですね。
悪くない試合。
最後はタルワーがディスコを裏切る。
タルワー、ボンバリーがディスコ、エクスカリバーをリンチ。
Aクリス・セイビンvs.リッキー・レイヤース
セイビンの動きがキレていますね。
要所で大きなインパクトを生もうと体を大きく見せているのも良い。
レイヤースもエネルギッシュで、双方の避けと止めがばっちりはまっていました。
10分ありませんが良い一進一退が詰まった試合。
平均的な良試合です。
Bゾクレ、フェニックス・スターvs.スコーピオ・スカイ、ヒューマン・トルネード
ゾクレ、スターは普段やらない技を見せるのでおぉ、と思われますがちょっと粗かったり、無理があったりしますね。
スカイ、トルネードも雑気味だったけどムーブ自体は活き活きしていました。
トルネードが平手打ちを自爆して吹っ飛んだシーンがハイライトですね。
ファン・マッチとしては許容レベル。
平均レベルです。
C#1コンテンダーズ4コーナー・マッチ:AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズvs.ケビン・スティーンvs.エル・ジェネリコ
メインの挑戦者を決定する試合。
凄い面子なんですが、中身は期待外れ。
スティーンXジェネリコは途切れる絡みでは関係性を示せず。
というか途中からジェネリコが完全に格下扱いとなって、
他3人がただ技を打つような状況になっています。
一瞬AJ、ジェネリコvs.スティーン、ダニエルズになるかと思ったんですけどね・・・。
後はダニエルズが逃げるためにAJとの絡みは一部だけですし、
最後はスティーンが場外のAJ、ダニエルズにダイブすると見せかけてジェネリコをフォールですが、
ジェネリコがそれまでリングにおらず画面にもほとんど映っていないので訳が分からず困惑するばかりでした。
なんでこんなフィニッシュになってしまった・・・。
平均より少し上。
Dタッグ王座戦:アロギャンス(スコット・ロスト、クリス・ボッシュ)(ch)vs.ジョーイ・ライアン、フランキー・カザリアン
カズがミステリー・パートナーとしてライアンをつれてきますが
カズが1人でアロギャンスを撹乱する攻防なんてやってしまってライアンの存在意義がいきなりなくなります。
一応カズが孤立される事になりますが、
アロギャンスの腰を攻める連携技は防ごうと思えば防げるグダグダっぷり。
ボッシュの馬鹿げたキャラにライアンも後のグダグダっぷりが現われてきていて試合はまったく輝きません。
最後はそれまでの過程を無視する椅子攻撃一発で全てを決めます。
少し悪い試合。
試合後ライアンが謝罪しヒール・ターン、アロギャンスと再合流です。
EPWG王座戦:スーパー・ドラゴン(ch)vs.ケビン・スティーン
全体的に荒波のような制御が余り利いていない状態です。
しかし無茶な技に挑戦して強引に観客の熱気を生み出すと
スティーンがスパドラの技をパクリ、
後半にはスパドラ側もパクリに走る事でストーリーを描き、
スティーンをスパドラのライバルとして設定する事に成功しました。
まあまあ良い試合。
総評
スティーンをトップにプッシュできた事は大きい成果だが
大会自体は後半のクオリティがいまいちで微妙。
(執筆日:9/21/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@バラード・ブラザーズ、ロニン、チャールズ・マーキュリーvs.トップ・ガン・タルワー、ディスコ・マシーン、エクスカリバー、ホック・ボンバリーAクリス・セイビンvs.リッキー・レイヤース
Bゾクレ、フェニックス・スターvs.スコーピオ・スカイ、ヒューマン・トルネード
C#1コンテンダーズ4コーナー・マッチ:AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズvs.ケビン・スティーンvs.エル・ジェネリコ
Dタッグ王座戦:アロギャンス(スコット・ロスト、クリス・ボッシュ)(ch)vs.ジョーイ・ライアン、フランキー・カザリアン
EPWG王座戦:スーパー・ドラゴン(ch)vs.ケビン・スティーン