TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2005年 →PWG:Straight to DVD 10/14/05

PWG:Straight to DVD 10/14/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

◆ディノがアロギャンスが好き勝手に乱入している状況を何とかすると約束。

@クイックシルバーvs.ディスコ・マシーン
Aジョーイ・ライアンvs.エル・ジェネリコ
Bイリミネーション・マッチ:フランキー・カザリアンvs.ホック・ボンバリーvs.ロニンvs.TJパーキンス
Cスコット・ロストvs.クリス・ヒーロー

Dクリストファー・ダニエルズvs.スコーピオ・スカイ
 試合後アロギャンスがスカイを襲撃。
 ディノと椅子を持ったクイックシルバーが追い払う。
 ディノがアロギャンスに対してお前らは解雇だ、と叫ぶ。
 アロギャンスを追い出した後、スカイの勝利を称え、好きな試合を組むという。
 スカイはアロギャンスを再雇用してくれ、
 それで次回ディノも含めて6マン・エニシング・ゴーズ・マッチをやろう、と提案。
 ディノが了承する。

Eタッグ王座戦:スーパー・ドラゴン、デイビー・リチャーズ(ch)vs.クリス・セイビン、ピティ・ウィリアムス
 カナディアン・デストロイヤーは危険技だけに一人歩きしますね。
 スパドラのサイコ・ドライバーと同格扱いした序盤のセット・アップは不要です。
 それよりも試合が始まってすぐに試合をスティールしたのはスパドラとセイビンの絡み。
 デイビーを若造扱いするのも納得の素晴らしい動きを見せるセイビンに対し、
 まったく揺らがず圧倒的上から目線でドミネイトしようとするスパドラ。
 立ち位置だけでなく攻防も優れていましたね。
 クレイドル・ショックはサイコ・ドライバーと同じく担ぐ技で相性も良いですし、
 セイビンがTNAの制約を受けていなかったら
 スパドラとセイビンの対決を大々的に打ち上げても良かっただろうと感じる程でした。
 中盤以降においてもピティがいまいち貢献しきれていないのが目につくものの
 その分他3人は魅力を発揮していて28分もの長丁場をやりきりました。
 最後がサイコ・ドライバーではなく
 スーパーナチュラル・ドライバーであったことの意味合いを
 もう少し印象付けれていたらより良かったですけどね。
 中々良い試合。

 試合後セイビンがまだカナディアン・デストロイヤーを見せてないよな、と
 ピティにスパドラを押しやるもそれでピティは股間を打ってしまう。
 ピティは何するんだ、とセイビンを攻撃。
 わざとカナディアン・デストロイヤーではなくスタナーを決め去っていく。
 セイビンは次回ピティと対決するとアピール。

FPWG王座戦:ケビン・スティーン(ch)vs.AJスタイルズvs.クリス・ボッシュ
 セミに比べると微妙なカードに見えることは否めません。
 しかし試合が始まるやAJが腰にのってからのヘッド・シザースなどユニークな技を披露。
 ボッシュはスポットでは劣るも試合を3ウェイらしくする機能で貢献し、
 スティーンはパワフルな技と間でムーブばかりが前面に出てしまわないようにしている。
 細かい完成度は劣るもスティーンがジョー、ボッシュがダニエルズになって
 PWG版黄金の3ウェイを行なったといっても過言ではない内容でした。
 試合時間はセミの半分もありませんでしたが、予想以上で満足です。
 好勝負に少し届かず。

総評
 セミ、メインが充実して良好な大会。
 (執筆日:2/4/12) 
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@クイックシルバーvs.ディスコ・マシーン
Aジョーイ・ライアンvs.エル・ジェネリコ
Bイリミネーション・マッチ:フランキー・カザリアンvs.ホック・ボンバリーvs.ロニンvs.TJパーキンス
Cスコット・ロストvs.クリス・ヒーロー
Dクリストファー・ダニエルズvs.スコーピオ・スカイ
Eタッグ王座戦:スーパー・ドラゴン、デイビー・リチャーズ(ch)vs.クリス・セイビン、ピティ・ウィリアムス
FPWG王座戦:ケビン・スティーン(ch)vs.AJスタイルズvs.クリス・ボッシュ