TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2003年 →PWG:Untitled(The Debut Show) 7/26/03

PWG:Untitled(The Debut Show) 7/26/03の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約2時間20分です。

@チャールズ・マーキュリー、サラ・デル・レイ、スーパー・バッドvs.トップ・ガン・タルワー、ライアン・ドレイゴ、ゾクレ
 スパドラの教育方針でサラが加わっていますが
 彼女だけの問題ではなく他も能力が足りないために見所のない物をグダグダと。
 悪い試合。

 チーム・チズモ(スパドラ、エクスカリバー、ディスコ・インフェルノ)のアピール。

Aクリス・ボッシュvs.エクスカリバー
 ボッシュが飛び、エクスカリバーが腕攻めですが
 結局エクスカリバーのアピール・マッチに過ぎなかったのかな、という中途半端な内容。
 実況者のテンションが高すぎて引きます。
 悪い試合。 

Bエアリアル・エクスプレスvs.バラード・ブラザーズ
 前半は動きが崩れたり待ちが出たりして
 完成度の低さを露呈しましたがやっている事は悪くないし
 後半もやや羅列気味ながら連携技の応酬で盛り上げました。
 平均より少し上。
 (執筆日:7/1/09)

Cスーパー・ドラゴンvs.M-Dogg 20
 M-Doggは余り考えてはいませんが若いだけあって考えずとも体が動く状態にある。
 スパドラが適度に展開をつけているし良い試合になりそうでした。
 問題は終盤。
 M-Doggが無駄に高度な技を狙いミスを連発。
 更にスパドラが逆にフィニッシュで綺麗なフェニックス・スプラッシュを見せたものだからクライマックスは潰れてしまいます。
 まあスパドラは責めれないですが・・・。
 平均より少し上。

DTAROvs.ベイビー・スリム
 決まりきった構図なのにストーリー・テリングがいまいち。
 相手の自爆から何もしないでカウント3など微妙にコミカルを狙ったのか?という部分がある。
 悪い試合。

Eディスコ・マシーン、ミスター・エキサイトメントvs.ホック・ボンバリー、アポロ・カーン
 客観的な視点に欠けるから技は小さいし、行動に意味もない。
 ただの自己満足です。
 ひどい試合。

FハードコアInc(アダム・ピアース、アルカトラズ、ハードコア・キッド)vs.X-Foundation(ジョーイ・ライアン、ビリー・キム、スコット・ロスト)
 チーム名がついている割に統率されていなかったり
 煽り、観客のせの内容なのに動きがズレズレだったりと
 思わず苦笑してしまうカオスっぷりを誇る、ひどい試合。

 AJの相手を務める予定だったが負傷してしまったジョーが謝罪。

GAJスタイルズvs.フランキー・カザリアン
 AJは1つ1つの技をフューチャー出来ていますね。
 カズは思わぬチャンスを得たという事で相手を良く見ていて、
 その手法を盗んで実践、AJにくっついて試合を運んでいる。
 後半はその適用度を見間違った部分も観られましたが最後は綺麗にフィニッシュまで持って行きました。
 上手くいった事である種の深みが足りない印象は受けますが、
 間違いなくPWG初期のカズの扱いに影響を与えたであろう内容です。
 中々良い試合。

総評。
 薄っぺらい大会ですね。
 メインはPWGなりには大きな意味があったでしょうけれど。
 (執筆日:6/12/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@チャールズ・マーキュリー、サラ・デル・レイ、スーパー・バッドvs.トップ・ガン・タルワー、ライアン・ドレイゴ、ゾクレ
Aクリス・ボッシュvs.エクスカリバー
Bエアリアル・エクスプレスvs.バラード・ブラザーズ
Cスーパー・ドラゴンvs.M-Dogg 20
DTAROvs.ベイビー・スリム
Eディスコ・マシーン、ミスター・エキサイトメントvs.ホック・ボンバリー、アポロ・カーン
FハードコアInc(アダム・ピアース、アルカトラズ、ハードコア・キッド)vs.X-Foundation(ジョーイ・ライアン、ビリー・キム、スコット・ロスト)
GAJスタイルズvs.フランキー・カザリアン