TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2003年 →PWG:Pimpin' in High Places 12/13/03

PWG:Pimpin' in High Places 12/13/03の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約2時間5分です。

@フェニックス・スターvs.ゾクレvs.プーマ
 3人目の、3人目への関わり方は気まぐれだし、
 完成度の高いものを目指す意識はまったくないけれど
 それなりにおぉっ、と思わせる技が出たりして楽しい。
 悪くない試合。

Aハバナ・ピットブルズvs.エアリアル・エクスプレス
 均衡した力の鬩ぎ合いは魅力的だが
 主導権を握る前に同時ダイブを使ってしまったのは問題あり。
 その後もやや地味なだけ、雑な部分も見えます。
 平均レベル。
 (執筆日:7/1/09)

Bカベジェラ・コントラ・カベジェラ:クリス・ボッシュvs.エクスカリバー
 エクスカリバーなのにカベジェラという設定といい
 内容も遺恨戦なのか、と疑問を感じてしまう中途半端なもの。
 エクスカリバーのサブミッションが木偶のサブミッション並みに休むための物になっているのが1つの原因です。
 最後も缶攻撃で反則という馬鹿げたフィニッシュ。
 悪い試合。

 試合後スカイ、シルバーが入ってきてエクスカリバーの髪?を剃りアピール。
 スパドラ、ディスコが入ってくる。
 逃げるボッシュらを追い乱闘になる。

Cバラード・ブラザーズvs.M-Dogg 20、ジャルディ・フランツ
 試合として揺ぎ無い物が1つも無いから
 色んな角度から批判されてもおかしくない内容。
 悪い試合です。

DBJウィットマーvs.サモア・ジョー
 体格のある者同士のぶつかり合いを期待するが
 披露されるのは無愛想で味気のない内容。
 前半は酔っ払いの影響があっただろうが
 後半の盛り上げ方も空々しかったし・・・。
 少し悪い試合。

Eフランキー・カザリアン、CMパンク、ジョーイ・ライアンvs.スーパー・ドラゴン、アダム・ピアース、コルト・カバナ
 6人が非常に優れたレベルで統一的なイメージを共有しています。
 まずは戦わずにタッチして心理戦。
 ベビーフェイスは小気味よく攻め、ヒールはヘタレ受けで、どちらもグラウンドの落としを挟んでいる。
 控えの外からの介入から雰囲気を荒れさすと
 今度はリング内のムーブを引き出すために控えが入る。
 終盤はクロス・ボディ相打ちから、
 3人同時ダイブ、合体技に切り返し、と白熱した攻防を見せています。
 パンクが、カットするために頭を踏み台にする等
 技ではなく動きレベルで独創性を見せていましたね。
 序盤でもう少し個人のキャラ・アピールを、
 終盤に権利を無視しながらもどうカットを防ぐ戦略があるか、を見せれていたら好勝負にいってましたね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 

総評。
 いくら03年とはいえこのメイン・オンリーな内容は情けない。
 そのメインもSells Out Vol.2に収録されちゃったしねぇ。
 (執筆日:6/18/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@フェニックス・スターvs.ゾクレvs.プーマ
Aハバナ・ピットブルズvs.エアリアル・エクスプレス
Bカベジェラ・コントラ・カベジェラ:クリス・ボッシュvs.エクスカリバー(DQ)
Cバラード・ブラザーズvs.M-Dogg 20、ジャルディ・フランツ
DBJウィットマーvs.サモア・ジョー
Eフランキー・カザリアン、CMパンク、ジョーイ・ライアンvs.スーパー・ドラゴン、アダム・ピアース、コルト・カバナ