TOPアメリカン・プロレスIWA-MS →IWA-MS:Legacy of Violence IWA-Mid South Wrestling Est.MCMXCVI Disc One

IWA-MS:Legacy of Violence IWA-Mid South Wrestling Est.MCMXCVI Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

試合開始直前から決着後までの収録で、試合後のマイクなどはなし。

@ミーン・ミッチ・ペイジvs.マッド・マン・ポンド(6/24/00)
 ペイジが側頭部からしゃれにならない流血し、
 早々に試合は続行不可能となりました。

Aフレーミング・テーブル・マッチ:イアン・ロッテン、スーサイド・キッド、アメリカン・キックボクサーvs.ハイ・ザイヤ、リチャードX、アンクル・ホンキー(8/5/00)
 炸裂後火が消えない危険な火炎テーブル葬2つだけ。
 何故決着したのか良く分からない内容ですが
 それはどうでも良いのでしょう。
 面子からしてやる気ないし。
 悪い試合。 

Bシガレッツ&ホット・コールズ:コーポラル・ロビンソンvs.ミーン・ミッチ・ペイジ(8/11/01)
 カメラが近すぎ、間を空けすぎ。
 形式も個人的には伝わってこない、という事で
 混迷を極めているだけな内容です。
 悪い試合。

Cエクスプローディング・マッチ:イアン・ロッテン、コーポラル・ロビンソン、ブレント・ブレーズvs.マッド・マン・ポンド、ミーン・ミッチ・ペイジ、ジョン・ハワード(9/1/01)
 IWAでも爆破マッチが!?と思いましたが
 想像を裏切らずエプロン端の筒が爆発するだけで
 威力云々の前に影響を与えていないのが丸わかりです。
 6人マッチという時点で爆破を引き立てる事もできず。
 やっている事は6人の乱戦なのに
 自らの手で茶番な風景にしている。
 ひどい試合。
 
Dベアフット・サムタック:イアン・ロッテンvs.マッド・マン・ポンド(9/7/01)
 ポンドなのでお膳立てなんて意識はありませんが、
 早々から飛ばして、顔を踏みつけて画鋲ボードに突っ込ませたり、
 画鋲を口に含ませたりと狂乱のスポットを見せます。
 そして蛍光灯を足に押し当てている際、額からポタポタと血が滴り落ちて
 その手足から血がにじり出ているのではないかと、
 イアンの流血具合が目を潰され血が涙のように落ちている、と擬似感覚を得るような象徴性にも富んでいる。
 しかしこの内容にとってクライマックスの女性の胸見せ、ICP乱入は余りに俗物的過ぎる。
 台無しです。
 中々良い試合。

Eプール・オブ・リーチズ:コーポラル・ロビンソンvs.ミーン・ミッチ・ペイジ(9/8/01)
 プールに触れたからといって蛭が必ずしもつく訳じゃないし、
 蛭も吸われた事でどのくらいダメージがあるのかは疑問。
 生物系は馬鹿な事やってるな、の一言で片付いてしまう所がありますね。
 只評価したいのは2人は蛭を最大凶器と位置づけ
 それを食らわせるために蛍光灯で体力を削り合い、
 蛭を使ったスポットを幾つも用意していたって事。
 真面目で好感が持てますね。
 平均レベル。

F500本蛍光灯マッチ:コーポラル・ロビンソンvs.ミーン・ミッチ・ペイジ(10/6/01)
 この2人はあくまで比較論ながら思いっきりが悪く、
 一発で割れない場面が目立ちますね。
 また蛍光灯ばかりだからとはいえ
 場外戦やラダーを挟むのは不必要です。
 変に試合を作ろうとしたり休みを入れるよりは
 突っ走って燃え尽きて倒れて欲しいですね。
 500本という通常の200本の2.5倍という印象は受けませんでした。
 両者シャツを脱いでハードに蛍光灯を打ち合っていて
 良い試合ではありますが相応の成果は得られておらず勿体無いです。
 まあまあ良い試合。

Gハウス・オブ・ホラーズ:コーポラル・ロビンソンvs.ミーン・ミッチ・ペイジ(10/27/01)
 ロープに有刺鉄線+大量の蛍光灯を吊るした形式。
 本当なら突進したりして蛍光灯が割れたりするはずだったんでしょうが割れずに困ったりしてますね。
 そういう点で前の試合と似たような状況ではあるけど
 間延びではなくデス・マッチ・ファイターとしての使命感を感じさせます。
 蛍光灯カーテンが異常な絵を生み、
 それが為すはずだった過激な部分は他のトラップによって補われている。
 フィニッシュにダブル・10カウントにするなら
 自爆ではなく相打ちの結果にして欲しいがそれでも通用する過激さでした。
 中々良い試合。

DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:9/21/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ミーン・ミッチ・ペイジvs.マッド・マン・ポンド(ノー・コンテスト)(6/24/00)
Aフレーミング・テーブル・マッチ:イアン・ロッテン、スーサイド・キッド、アメリカン・キックボクサーvs.ハイ・ザイヤ、リチャードX、アンクル・ホンキー(8/5/00)
Bシガレッツ&ホット・コールズ:コーポラル・ロビンソンvs.ミーン・ミッチ・ペイジ(8/11/01)
Cエクスプローディング・マッチ:イアン・ロッテン、コーポラル・ロビンソン、ブレント・ブレーズvs.マッド・マン・ポンド、ミーン・ミッチ・ペイジ、ジョン・ハワード(9/1/01)
Dベアフット・サムタック:イアン・ロッテンvs.マッド・マン・ポンド(9/7/01)
Eプール・オブ・リーチズ:コーポラル・ロビンソンvs.ミーン・ミッチ・ペイジ(9/8/01)
F500本蛍光灯マッチ:コーポラル・ロビンソンvs.ミーン・ミッチ・ペイジ(ダブル・10カウント)(10/6/01)
Gハウス・オブ・ホラーズ:コーポラル・ロビンソンvs.ミーン・ミッチ・ペイジ(ダブル・10カウント)(10/27/01)