GCW:Best of GCW 2021 part.5の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | デス・マッチ:ジミー・ロイドvs.アレックス・コロン(10/10/21) |
@デス・マッチ:ジミー・ロイドvs.アレックス・コロン(10/10/21)
昨夜の試合はカリスマ性を前面に押し出した一戦でしたが、
こちらはコツコツと丁寧に一つ一つ積み重ねたデス・マッチでしたね。
蛍光灯を中心にまったり進めていきますが、
ロープに蛍光灯がびっしり設置された所に向かって
椅子でガードしながらロイドがトペを放つ等
創意工夫を凝らしたスポットも織り交ぜます。
勢いだけで誤魔化す所がなし
しっかり実体でもって観客と勝負できています。
コロンのリード・ラインも光りましたが、
ロイドも得意のタフな攻防に落とし込んで魅力的でしたね。
最後はコロンがしっかり締めくくって〆。
ぎりぎり好勝負です。
A鈴木みのるvs.クリス・ディキンソン(10/22/21)
よく分かっている新日的グラウンド。
みのるが観客とハイ・タッチしたかと思うと代わりに出ろ、と無茶ぶり。
このみのる劇場にもディキンソンは飲まれず
負けじと挑発し返して、しっかり求められるラインをどストレートに。
やりたいことを実行する。
そこにはハードルがありますが、乗り越えることが出来ています。
ディキンソンらしい硬派さを押し出した内容。
一方でこういう内容はみのるが日本の相手でも出来る内容でもありますね。
中々良い試合。
(執筆日:8/?/21)
Bデス・マッチ:山下りなvs.チャーリー・エヴァンス(11/12/21)
蛍光灯をたれた時の身振りはカリスマ感ばっちり。
打たせ合いで早くも熱狂させます。
やっていることは単純だけど
ただ行動をマネしても同じものは出来上がらないでしょう。
デス・マッチに対する考え方とか
気概とか積み重ねてきた道があって、
初めてこの試合になっています。
鏡合わせベースの分かりやすい攻防でクライマックス。
この2人ならもっといけるとは思いますが、合格点は満たしました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:11/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@デス・マッチ:ジミー・ロイドvs.アレックス・コロン(10/10/21)A鈴木みのるvs.クリス・ディキンソン(10/22/21)
Bデス・マッチ:山下りなvs.チャーリー・エヴァンス(11/12/21)