TOPアメリカン・プロレスどインディー →GCW:GCW in Japan 2020

GCW:GCW in Japan 2020の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@マシュー・ジャスティスvs.シュラック(2/3/20)
 マシューの速攻スピアーにジュラックもエクスプロイダー。 
 ノー・セルのガツガツとした攻めあいになっています。

 椅子をやたらぶつけ合ったり、
 観客席の目の前で戦うので
 他と違った暴れっぷりが堪能できたのではないでしょうか。

 シュラックの定番、ビニール袋が見れたのも良かった。
 ただ定番だからこそ、これで決まっちゃうの?感もありましたね。

 まあまあ良い試合。

Aアレックス・コロンvs.ビオレント・ジャック(2/3/20)
 ジャック優勢のバランス組む中で
 コロンは連続トペなどアピールできるムーブを上手く利かせている。

 ジャックが少しムラがあって
 立ち塞がる壁として中途半端でしたが、
 コロンが良い仕事をして引っ張りました。

 平均より少し上。

Bマット・トレモント、ダニー・ハヴォック、木高イサミvs.ジミー・ロイド、ドリュー・パーカー、佐久田俊行(2/3/20)
 凶器を一つ一つ行い、
 ポイントにはトリオっぽいことをアクセントで。
 アンダーカードとして
 それ以上のものは狙っていない内容でしたね。

 佐久田がエンタメ意識で頭一つ抜けていたか。

 平均レベル。

C竹田誠志vs.オライン・ヴェイト(2/3/20)
 蛍光灯で定番の形を踏まえながらのスタート。
 ヴェイトの調子が良くなく、
 思ったようにギアがかかりませんね。

 騙し騙しやっていましたが、
 カミソリボードへのスラムの当たり所が悪く、
 竹田側が続行不能になり不完全燃焼で終了。

 特別なカードでしたが、再戦に持ち越しですね。

 平均レベル。

Dダニー・ハヴォック、アレックス・コロンvs.木高イサミ、佐久田俊行(2/4/20)
 コロンは日本人好みな見せ方が分かっている。

 佐久田は様々な技を試して愉しませてくれる。

 木高は元々癖も強くないので
 こういう日米対決も問題なく行えていますね。

 ハヴォックはコンディションこそ落ちてきています。
 ただ当時は感じませんでしたが、
 今の世代と比べると体大きいんですね。
 その存在感だけで多少のことはカバーできます。

 しっかり通常タッグ的見せ場的も織り込まれているのはポイント。

 平均的な良試合。

Eマット・トレモントvs.伊東竜二(2/4/20)
 下手な演武はせずに真っ向からの受け合い。

 トレモントが良く観客を見た試合運びを見せましたね。
 受けも道化が半分入っていますが良い感じです。

 伊東もベテランとして間違いない働き。

 王座戦クラスのスポットこそないですが、
 メインとしてしっかり中身のある内容に仕上げました。

 中々良い試合。
 (執筆日:3/?/20)

Fデス・マッチ:佐々木貴、木高イサミ、吹本賢児vs.マット・トレモント、ダニー・ハボック、アレックス・コロン(2/5/20)
 それぞれが自分の個性を適度に出すこと。

 決して高望みをしている内容ではなく、
 アンダーカードとしての仕事をそつなくこなしていますね。
 
 持ちネタという点ではGCW側に少し不利な取り組みでしたが、
 出だしのダイブ・シーン等でGCWチャントを起こすことに成功しています。
 
 平均レベル。 

G蛍光灯デス・マッチ:アブドーラ小林vs.SHLAK(2/5/20)
 SHLAKが自ら額で蛍光灯を割り、
 蛍光灯をかみ砕き、と日本リスペクト全開。

 その上で観客の目の前でハイ・テンションに殴り合います。

 お題目のロープに設置された蛍光灯は終盤まで結構残っており、
 言うほどの受けは見せていないのですが、
 これはライブの観客からすると嬉しい試合でしたね。

 終盤の残った蛍光灯の処理も雑でしたが、
 その割にエネルギー量は高く、
 SHLAKのパワフルな魅力に酔いしれるので
 クオリティの割に、何か良いものを見れた感が強い。

 まあまあ良い試合。
 (執筆日:8/?/20)




注目試合の詳細

なし

試合結果

@マシュー・ジャスティスvs.シュラック(2/3/20)
Aアレックス・コロンvs.ビオレント・ジャック(2/3/20)
Bマット・トレモント、ダニー・ハヴォック、木高イサミvs.ジミー・ロイド、ドリュー・パーカー、佐久田俊行(2/3/20)
C竹田誠志vs.オライン・ヴェイト(2/3/20)
Dダニー・ハヴォック、アレックス・コロンvs.木高イサミ、佐久田俊行(2/4/20)
Eマット・トレモントvs.伊東竜二(2/4/20)
Fデス・マッチ:佐々木貴、木高イサミ、吹本賢児vs.マット・トレモント、ダニー・ハボック、アレックス・コロン(2/5/20)
G蛍光灯デス・マッチ:アブドーラ小林vs.SHLAK(2/5/20)