GCW:Best of GCW 2019 part.3の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ドアズ、ラダーズ&チェアーズ:ジミー・ロイドvs.マシュー・ジャスティスvs.コービー・ダストvs.ブレイク・クリスチャンvs.Gレイバーvs.シェイン・マーサーvs.アレックス・ゼインvs.ローガン・スタントvs.トニー・デッペン (8/30/19) |
@クリス・ディキンソンvs.クリス・スタットランダー(8/9/19)
テッサに続けとばかりに
売り出されているスタットランダー。
スピード感、技の切れ味があるので
男女混合マッチで課題となる説得力、手数も問題ありません。
この試合でも良い働きを見せていますね。
ディキンソンも男女混合マッチに限らず
近しい役回りを受けることの多いレスラーですから
良いバランス感覚を見せています。
ここにサミやキングストンみたいな表現が加われば
尚良くなって来るんですけどね。
ドアが2回出てくる等
迫力ある攻防でしっかり17分の試合として成立しています。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:8/?/19)
AGCW世界王座戦:ニック・ゲイジ(ch)vs.ジミー・ハヴォック (8/9/19)
細かく一進一退。
両者通常形式もできるデス・マッチ・ファイターなので
シーン作りは適切ですね。
意図を持った構築から
場外戦に転じればカオスに興じ、
リングに戻ってゲイジが追い込まれる展開で魅せ、と
トータル・パッケージの内容となっています。
蛍光灯を受け合い、
コーナーのドアに投げ合う等
米英のトップ・スター対決に仕上げていますが、
そこで対等に仕上げたが故の頭打ち感もあり、
特別には後一歩なりきれないところがありましたが充実していた。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:9/?/19)
Bロス・サーペンテス(アーレス、ラレド・キッド、オフィディアン)vs.ロス・ビースツ(ブラック・タウルス、グリンゴ・ロコ、KTB)(8/30/19)
チーム名になったタウルスとオフィディアンが
まずはそれぞれパワフル/変幻入れ混ぜたルチャで魅了。
他もルチャ・ルールの基ノン・ストップ・アクションを繰り出し、
続いてビースツが合体技で。
エプロンから2人を踏み台にしてコーナー上の相手に飛び掛りラナを決めたり、
肩車+肩車にダイビング・クロス・ボディ、
肩車された味方にアシストを受けビッグ・フライからヘッド・シザースを決めたりと
なんて技をするんだ、と思わず叫んでしまうようなスポット多数。
後半は少し散漫になっていますが、
そんなことは些細なことに思わせる程ハッチャけていて魅了される。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:10/?/19)
Cドアズ、ラダーズ&チェアーズ:ジミー・ロイドvs.マシュー・ジャスティスvs.コービー・ダストvs.ブレイク・クリスチャンvs.Gレイバーvs.シェイン・マーサーvs.アレックス・ゼインvs.ローガン・スタントvs.トニー・デッペン (8/30/19)
マーサーがスタントを観客席の奥底まで投げ飛ばすと、
ゼインが活きの良いハイ・フライを見せ、
ブレイクとマシューが観客席横の高台へ。
凶器を手にする前から派手なスポットがこれでもかと詰まっていますね。
後半はハードコアですが、
マシューが椅子攻撃を耐えていくECWなシーンに
リングから場外トラップへの自らも犠牲にした身投げシーン。
そして投げ方が悪くGレイヴァー負傷につながってしまったスポットなど
事前に用意された凶器からある程度予想ができるものの
それを超える過激なスポットの数々に驚きしかなかったですね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:10/?/21)
Dトニー・デッペンvs.デイヴィッド・スター(9/30/19)
スターのハイ・テンポにデッペンがついていけるので
アクションを次々とチェーンさせていきます。
デッペンの背面セントーンで観客に火がつくと
そのまま勢いをつけて激しい一進一退。
スターがちゃんと相手に合わせて精度を高めており、
高いクオリティの試合となりました。
GCWはこういう通常形式でも見応えあるものが
ミッドカードにあるのが素晴らしいですね。
好勝負に少し届かず
(執筆日:10/?/19)
Eマンス・ワーナーvs.マシュー・ジャスティス(11/8/19)
スピード感ある試合運びで
観客席に移るとステージに渡したドアにパイル・ドライバー。
双方ハードコアに身捧げるスタンスで
凶器、トラップが入ってきても
まったくテンポが落ちないのが素晴らしいですね。
盛り上がるシバキ合いに
更にファンを招いてホッチキスを打たせたりするので更に熱狂。
最後のフィニッシュも絵になっていて
予想以上にスイングした内容です。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:11/?/19)
Fマシュー・ジャスティスvs.アレックス・コロンvs.SHLAK vs.ジミー・ロイド(12/8/19)
充実の面子。
基本椅子とテーブルだけですが、
それでもここまで狂いっぷりが見せられるというお手本でしたね。
特にジャスティスがステージ上から下の2人めがけ
DVDを放ったりとやりたい放題でした。
SHLAKと頭部に椅子攻撃を叩き込み合ったりと、
最初は相同性の絵を作っていましたが、
終盤でも再び絵作りをして試合の構成を引き締めたかったですね。
コロンもサポート役ながら良い仕事をしていました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:12/?/19)
注目試合の詳細
なし試合結果
@クリス・ディキンソンvs.クリス・スタットランダー(8/9/19)AGCW世界王座戦:ニック・ゲイジ(ch)vs.ジミー・ハヴォック (8/9/19)
Bロス・サーペンテス(アーレス、ラレド・キッド、オフィディアン)vs.ロス・ビースツ(ブラック・タウルス、グリンゴ・ロコ、KTB)(8/30/19)
Cドアズ、ラダーズ&チェアーズ:ジミー・ロイドvs.マシュー・ジャスティスvs.コービー・ダストvs.ブレイク・クリスチャンvs.Gレイバーvs.シェイン・マーサーvs.アレックス・ゼインvs.ローガン・スタントvs.トニー・デッペン(8/30/19)
Dトニー・デッペンvs.デイヴィッド・スター(9/30/19)
Eマンス・ワーナーvs.マシュー・ジャスティス(11/8/19)
Fマシュー・ジャスティスvs.アレックス・コロンvs.SHLAK vs.ジミー・ロイド(12/8/19)