GCW:Best of GCW 2019 part.2の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | スクランブル・マッチ:ジャングル・ボーイvs.Aキッドvs.オーストラリアン・スーサイドvs.ジェイク・アトラスvs.シェイン・マーサーvs.スリムJ(4/5/19) オライン・ヴェイトvs.エリック・ライアン(5/4/19) |
@スクランブル・マッチ:ジャングル・ボーイvs.Aキッドvs.オーストラリアン・スーサイドvs.ジェイク・アトラスvs.シェイン・マーサーvs.スリムJ(4/5/19)
アトラス良いですね。
ブレイクするレスラーならではの輝きがあり、
その勢い、見栄えのするムーブは必見。
Aキッドに匹敵する逸材の予感で
是非この2人のシングルを見たいと思わせましたね。
他にもマーサーが良かったですね。
ボディ・リフトしながら向かってくる相手を倒したり、
ロープ渡りからDVD、とネタで一言では済ませるには
面白すぎるムーブを見せてくれました。
プッシュ中のジャングル・ボーイも良かったし、
2019年を振り返った時にこの中のメンバーが新人賞候補に名を連ねてもおかしくない。
ぎりぎり好勝負。
Aインビジブル・マンvs.インビジブル・マン(4/5/19)
ジャネラがアメリカに輸入した透明人間ですが、
遂に両者とも透明人間の対決が実現。
つまるところレフェリーのブライス・レンズバーグが演者となる訳ですね。
館内実況がある訳でもないので、
ブライスは大仰な動きでアクションが想像できなくても
なんとなく楽しめるように配慮をしています。
やや混迷を極めながらも終盤は
バルコニー・ダイブとコーナー・テーブルという
ビッグ・スポットを用意した為観客全員が同じ絵図を見て〆。
楽しいファン・マッチでした。
まあまあ良い試合。
Bエニシング・ゴーズ:竹田誠志vs.ジミー・ロイド(4/5/19)
蛍光灯にガセット・プレートで始めるも
早々にロイドが尋常ではない流血に。
それにより明らかに巻きが入って
試合時間9分という結果になったように思えますが、
かえってダラけるシーンなし、
ハイ・テンポなニア・フォール合戦になって良かった。
用意していた各種ボードを省かず、
しっかり受け続けたロイドには拍手。
一方で試合としては竹田がもう少し受けて
一進一退してくれると面白くなりました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Cオライン・ヴェイトvs.エリック・ライアン(5/4/19)
椅子に座っての殴り合いから初めて
そのまま蛍光灯を叩き付け合う熱いスタート。
蛍光灯の束を持った所に椅子をたたきつけたり、
場外戦でもひな壇でファルコン・アローを決めたり
カウンターで椅子を食らうトペもそのまま立てた椅子に墜落したりと
普通ではしない+αの無茶苦茶なスポットが盛りだくさん。
後半技中心になって少し落ちるものの
インパクトは一定量を保っており、
最後は正統にきっちりフィニッシュ。
ヴェイトの登場によりライアン等堅実なデス・マッチ・ファイターと共に
新たなシーンを作っていきそうな期待感がありますね。
文句なしに好勝負。
(執筆日:8/?/19)
Dダン・マフvs.クリス・ディキンソン(5/3/19)
ディキンソンが不意打ちドロップ・キックからトぺ狙い。
これをマフがかわして逆にトぺ。
40代とは思えないスピード感のあるトぺですね。
ディキンソンがマフのTシャツを引き裂きチョップを叩きこんだりと荒々しい攻め合いです。
ディキンソンが攻め疲れを表現するに足るものがマフからちゃんと返ってきます。
マフが頭部への椅子攻撃に対して気合受け。
最高の盛り上がりを生み出しましたね。
ただ、そこからコーナー・テーブルへのバーニング・ハンマーででもフィニッシュすれば良いのに
たくさんの椅子をリングに投げ入れるシーンを入れたりと欲張り過ぎ。
切り返し合いではマフの年齢、下手な部分が出てきて少々見苦しいシーンもありました。
しかし基本的には、こんな試合になるとは、と驚く程
エネルギッシュなつぶし合いで思わぬショー・スティーラーでした。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:1/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@スクランブル・マッチ:ジャングル・ボーイvs.Aキッドvs.オーストラリアン・スーサイドvs.ジェイク・アトラスvs.シェイン・マーサーvs.スリムJ(4/5/19)Aインビジブル・マンvs.インビジブル・マン(4/5/19)
Bエニシング・ゴーズ:竹田誠志vs.ジミー・ロイド(4/5/19)
Cオライン・ヴェイトvs.エリック・ライアン(5/4/19)
Dダン・マフvs.クリス・ディキンソン(5/3/19)