TOPアメリカン・プロレスGCW →GCW:Josh Barnett's Bloodsport 4/4/19

GCW:Josh Barnett's Bloodsport 4/4/19の分析


名勝負 なし
好勝負 ノー・ロープス・マッチ:竹田誠志vs.ジョナサン・グレシャム

@ノー・ロープス・マッチ:ドミニク・ギャリーニvs.フィル・バローニ
Aノー・ロープス・マッチ:JRクラトスvs.サイモン・グリム

Bノー・ロープス・マッチ:デイビー・ボーイ・スミスJr. vs.キラー・クロス
 クロスの間合いを適切に処理しながら
 DBSがグラウンドにキャッチ。
 ハート・ダンジョンの血を感じさせるテクですね。
 クロスは押され気味で、意思疎通に若干の時間はかかっていましたが、
 仕掛けに関しては結構この形式にあった映えるものを見せていました。
 他のトップ・マッチに隠れたカードでしたが、
 思いのほか形式を表現できた内容でした。
 好勝負に少し届かず。

Cノー・ロープス・マッチ:竹田誠志vs.ジョナサン・グレシャム
 グラップラーvs.デス・マッチ・ファイターの
 異次元対決の位置付けかと思いきや
 竹田がグレシャムと近しいレベルの、
 細部にまで集中を研ぎ澄ませたレスリングの切り返しを披露。
 こんなレスリング・テクニックもあったの!?と感心させます。
 初っ端の場外での張り手の打ち合いで竹田が流血したので、
 打撃に転じる際の緊張感もあり、
 わずか7分でしたが、それで走り抜けて幕引きしても
 許容できる雰囲気感がありました。
 この大会に期待される特別感を纏っていた。
 ぎりぎり好勝負。

Dノー・ロープス・マッチ:クリス・ディキンソンvs.アンディ・ウィリアムス
Eノー・ロープス・マッチ:フランク・ミールvs.ダン・スヴァーン

Fノー・ロープス・マッチ:鈴木秀樹vs.ティモシー・サッチャー
 粘着質なグラウンド。
 ロープがない中でも位置取りに気を使っているのは良いですね。
 2人らしい丹念さで打撃の削りあいも見応えがあります。
 とはいえベースの揺ぎ無さが逆に変化に乏しい印象も与えてい る。
 なので20分超えの試合時間ながら
 物足りなさもどこか感じてしまいましたね。
 好勝負に少し届かず。

Gノー・ロープス・マッチ:ジョシュ・バーネットvs.鈴木みのる
 みのるがクレイジー表情に積極的な仕掛けでリード。
 UWF等豊富なキャリアがこの形式を上手く読み解かせていますね。
 ジョシュはみのるに比べると
 能動的な構築ができず物足りないものの
 それでもあそこまで体格があると絵になりますね。
 指示を仰ぐ為のヘッド・ロックすら様になる。
 終盤のニール・キックからのラッシュも
 これで決まったかと思わせました。
 ただスポットに向けたテンポ・コントロールは甘いし、
 課題を補って余りあるとまではいえない。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:4/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ノー・ロープス・マッチ:ドミニク・ギャリーニvs.フィル・バローニ
Aノー・ロープス・マッチ:JRクラトスvs.サイモン・グリム
Bノー・ロープス・マッチ:デイビー・ボーイ・スミスJr. vs.キラー・クロス
Cノー・ロープス・マッチ:竹田誠志vs.ジョナサン・グレシャム
Dノー・ロープス・マッチ:クリス・ディキンソンvs.アンディ・ウィリアムス
Eノー・ロープス・マッチ:フランク・ミールvs.ダン・スヴァーン
Fノー・ロープス・マッチ:鈴木秀樹vs.ティモシー・サッチャー
Gノー・ロープス・マッチ:ジョシュ・バーネットvs.鈴木みのる(20分時間切れ⇒延長⇒5分時間切れ)